広島でお好み焼きといえば、ご当地の宝もののひとつですが
awakinも子供のころから大好きです。
特に、4月に転勤になり
事務仕事をするようになってからは
月曜から金曜まで、5日連続で
お昼にお好み焼きを食べにいったこともあるくらいです。
お好み焼きの店は、昔からお店が出来ては消え、出来ては消えしています。
私が子供のころ食べにいっていたお店(そのほとんどは普通の家の普通のおばちゃんが焼いていた)は三篠から楠木にかけて10軒はくだりませんが、今はもう1軒も残っていません。
それもそのはずで、今私が思いだしているのは、30~40年くらい前のことですので、もし今もやっているとしても、当然代が変わって、別の場所でやっているのでしょう。
お好み焼きの値段を、一番最初に意識したときは野菜入り(そば、うどん、肉、卵いっさいなし)が60円でした。
もっとも、そのころバスは5円(子供)で乗れましたし、タクシーの初乗りは80円、食べ物では、永井の食パン1斤(いっきんと読みます)が35円だったでしょうか。(永井パンの工場は確か温品にあり、小学生のころ工場見学に行った記憶があります。)
当時のお好み焼きは、オタフクソースさんが広めた現在主流のレシピとは違って、どこのお店でも生地のすぐ上に麺を置いて、それからもやしやキャベツなどの野菜を置き、ひっくり返して、麺を蒸し焼きにする方法で焼いていました。
麺を別に焼いて、後から生地の上に乗せる現在主流の方法とは、やはり味が違います。
どちらが美味しいか? こればかりは食べる人の好みとそのときの体調、腹の減り具合などにも影響されますので、一概には比べられません。
awakinの個人的感想を述べれば、現在の方法で焼いたお好み焼きは、麺がカリッとよく焼けたお菓子風、昔の方法は、少し水分は多いですが、独特の風味がありどちらも美味しいです。
昔の方法と書きましたが、もちろん今でも麺を先に生地の上に置く焼き方をしているお店はあります。
祇園の「きさや」や沼田の「風々」などですね。
くらべてみるのも面白いと思います。
今風の焼き方のお店でawakinがよく行くのは、祇園の「Q」、五日市の「八昌」、横川の「得」、白島の「まるめん」くらいでしょうか。(要は、地元か駐車場のあるお店です)
ただ、ほかにもたくさんのお店があり、値段もお店によってずいぶん違います。
どちらにするか?
そのときの気分ですね。
awakinは、お店では必ず鉄板で、ヘラを使って食べます。
ヤケドをすることもしばしばですが
食べ方にも、蘊蓄があります。
機会があれば、語らせていただきたいと思います。