若い頃は一日で全部を回り、昨年までの数年間は二日かけて回っていたお盆の墓参りですが、炎暑が続き歳も拾ったことから今年は一日一か所に限定し、ゆっくり時間をかけてお参りさせてもらうことにしました。

 

きのうは安佐南区のお墓にお参りさせてもらいましたが、親戚との待ち合わせは夕方4時で時間があります。それまでミナモアで時間をつぶすことにしました。

 

何しろ今は夏休み、広電が各種イベントをやっていて、広島駅には10時半に料金3,500円の被爆電車653号車が発車し、続く11時には循環線1周年を記念する花電車(江波車庫発)が到着する予定になっていたのです。

 

昨年のきょう、2025年8月9日には被爆電車156号車を5年ぶりに走らせるイベントがあってawakinはマイカーの車窓から撮影したものですが、今年は涼しい建屋内から撮影できるミナモアでのんびりと撮影することにしたのです。

 

 

広島駅に入線する被爆電車653号車。(2026.8.8撮影)

 

最初は涼しい喫茶店の中から写る範囲で撮影するつもりでしたが、到着ホームはAホームと踏んで移動し、渡り廊下から撮影してみました。

 

アイホンと標準ズームしか持参していなかったので、次の機会があれば是非望遠レンズを持ち込んでみようと思うところです。

8月6日はドクターイエローの検測日(上り)でした。

 

もうすぐ去り行く鉄道風景ですからなるたけ記録に残しておきたいのですがこの頃は連日熱中症アラートです。カンカン照りの下で電車を待つのは健康上控、ドクターイエローが広島駅を発車する時間に合わせて高架が見える駐車場から撮影することにしました。

 

上手い具合に広島駅がよく見える場所に駐車できたので、しばらくは階下の喫茶店で時間をつぶしオンタイムで撮影に臨みました。

 

広島駅を定刻に発車するドクターイエロー

 

手前のホテル建設現場を敢えて入れてみました。

 

と言うのもこの場所にはこれから高さ110m、32階建てのホテルが建つことになっているのです。

 

5月に来たときにはまだ基礎を打っていたのが、2か月経つともう高架の高さまで鉄骨が組み上がっていました。

 

直に鉄骨で覆われた風景だけが見える場所となり、新幹線が発車する風景は見られなくなってしまうでしょう。

20年ほど昔のawakinも家内殿もまだ足腰が丈夫だった頃、炎天下の芸北・雲月山の登山道を歩いていて、お花畑の中で一匹の蒼い蜂に出会ったことがあります。

 

輝きはないものの縞模様ときれいな青色が目立つ蜂で、逢えると幸せを呼ぶルリモンハナバチという蜂でした。

 

写真を撮って記録に残してやろうと追いかけてみたものの、当時使っていた写真機は小さなコンデジでしたから素早く飛び回る蜂を上手く撮れず、悔しい思いをしたことを覚えています。

 

その蒼い蜂を目にすることは長い間なかったのですが、最近になって鳥先輩から様々な種がいることと、身近なところにも花にやって来る個体がいることを教えてもらう機会を得たので、こちらから積極的に逢いに行ってみることにしました。

 

オミナエシ(女郎花)にオオセイボウ(大青蜂)

 

キバナコスモス(黄花秋桜)にナミルリモンハナバチ(並瑠璃紋花蜂)

 

ニンジンボク(人参木)にはウスルリモンハナバチ(薄瑠璃紋花蜂)

 

鳥先輩であり蜂先生でもある方からナミ(並)とウス(薄)の違いを教えて頂きました。それは背中の模様を見ればわかるそうで、色が濃くてただの縞模様なのが並、色が薄く背中の模様が円マーク(¥)になっているのが薄だそうで、これを知ってからひと目で判別がつくようになり先生に感謝!です。

 

図鑑を見るとセイボウ科には1属6種、ルリモンハナバチ属は日本に4種生息しているとあり、写真を見るとみな青色や緑色に輝く美しい蜂でした。

 

広島と山口の生息地を駆け足で巡り出逢えたのは3種でした。その中でウスルリモンハナバチはとても珍しい蜂だそうで、ネットで検索してみると隣県島根では2024年に初採集されたとの論文が発表されていて、本当に稀少な蜂に出逢えたんだと驚いている次第です。

きょうは広島原爆忌。

 

広島では8月6日が先祖の命日である家が数多くあるため、お盆の墓参りを原爆忌に行う人がたくさんおられます。

 

我が家の墓所にも毎年原爆忌にお参りされる親戚があるので、前日は何を差し置いても墓所を掃うというのが毎年恒例となっています。

 

きのうも朝一番でお墓を掃うとすぐに汗みどろになりましたが、せっかく早くに家を出たので、そのまま親戚のお墓を数か所お参りすることにしました。

 

 

 

 

お参りをすませ、墓所がある高台から降りると新幹線の車両所があります。

 

車両所に隣接するパワーセンターで昼食を摂ることにし、チラッと横目で覗くと500系が停まっていました。

 

10年ほど前には車両所でよく見かけていた500系ですが、最近は引退が進み編成数が減っているせいか出会いがまったくありませんでした。

 

これは千載一遇のチャンスなり!と、外周を一眼レフ片手に歩いてみました。

 

側面に「引退記念ロゴ」が描かれており、間近で見れたのは嬉しかったものの、ちょっぴり哀しい気がしたのも事実です。

5月の上旬に飛来し、広島市内の海端の空き地でコロニーを形成して繁殖に入り、約2か月滞在してくれた今夏のコアジサシですが、その間さまざまな態様を見せてくれて楽しませてくれました。

 

個体ごとには海での狩りに続く求愛給餌、ペアの形成、抱卵、雛への給餌から巣立ちまでの一連の繁殖行動を観察させてもらいましたが、集団で外敵を追い出しにかかるモビングは絵的にとても興味深く、行動が見られた際には必ずレンズを向けて記録に努めました。

 

きょうは彼らの滞在期間中途切れることなくほぼ毎日見られたモビング行動を、様々な外敵に対して行っているところをそれぞれ一枚ずつ載せてみたいと思います。

 

VS   トビ

トビは彼らコアジサシにとって最も警戒すべき相手だったでしょうか。

何しろ雛を攫って食べるのを何度も見たのです(他種では皆無でした)。個体数も多くてほぼ毎日現れ、そのたびにコアジサシたちは総出でモビングしていましたが、子育ての段階に入ると親鳥が狩りに出る頻度が増えて防御力が下がるのか、悲惨なシーンを幾度も目撃する羽目となりました。

 

VS カラス

カラスは群れがコロニーの外周に植えてある背の高い棕櫚の木にいつも居て、雛が殺られるとすればカラスが下手人になるだろうと思っておりましたが、予想に反しカラスが雛を直接襲うところは一度も目撃することはありませんでした。

 

VS ミサゴ

コロニーが海端にあるため魚食性のミサゴはよく姿を現していました。雨水が溜まったた水溜まりで水浴びすることもありましたが、そのたびに糞かけ攻撃を受けて迷惑そうな顔をしていたのが印象に残っています。

 

VS アオサギ

魚だけでなく、蛇でも平気で狩るアオサギですから、目の前に雛がいれば当然食べられてしまうでしょうから、コアジサシたちはやはり総出でモビングしていました。ただ抱卵時にコロニー内の水溜まりでしばらく滞在するアオサギが1羽いましたが、その個体に対してはモビングしていなかったは少々不思議でありました。

 

VS ウミネコ

絶滅危惧種同士の争いということになります。

身体の大きいウミネコは雛を襲うことがあるのでしょうか。もしかするとコアジサシが獲った獲物を空中で横取りすることがあるのかもしれません。いずれにしてもウミネコを外敵と判断しているのは間違いなく、同じように上空を飛ぶカワウやキジバトには全く反応しないのとは対照的で判断基準が何なのか興味深いところです。

 

VS クロハラアジサシ

クロハラアジサシは期間中入り変わり立ち代わり数個体がコロニー内で行動しておりました。モビングされているのを目撃したのはこのとき一度だけでしたが、追われているのには何か理由があるのでしょう。時期は雛が孵ってから10日程ですから親鳥は給餌に追われている頃です。もしかすると追われている個体は、直前に親鳥が雛に与えた餌を横取りしたのかもしれません。

 

VS シロチドリ

広いコロニー内で繁殖しているのはコアジサシだけではありません。

コチドリやシロチドリも散らばってあちこちで営巣し雛を育てていました。それぞれが抱卵している間はバッティングすることは殆どありませんでしたが、雛が孵るとすぐにあちこち歩き回り始めるので、雛を護ろうとする親鳥たちは気が立ってきます。このときはシロチドリの雛がよちよち歩いているすぐそばに着地しようとしたコアジサシに対し、憤怒の表情で追い立てる親鳥の必死さが伝わって来て、子に対する愛情(本能?)はヒトも鳥もそれほど変わらないものだと感心した次第です。