今秋は16日に初めてヒヨドリの渡り(西行)に気づいてからは、毎朝30分ほどですが自宅ベランダに椅子を出して座り虚空を見上げています。

 

動くものを探して動体視力 & ピント合わせの鍛錬といったところですが、飛行機、ヘリコプター、赤とんぼ(グーグルレンズによるとウスバキトンボ)、キイロスズメバチ、様々な蝶、そして様々な鳥が行き交っているのを見るたびにレンズを向け、シャッターを押してうまくいったり下手したりでひとり楽しんでいます。

 

中でも嬉しいのは鳥の仲間の猛禽で、こちらも様々な種が高い空から低い空まで現れる先から去っていきます。

 

きょうは最近ベランダで見かけた猛禽類を少しだけ載せてみたいと思います。

 

カラスにモビングされるトビ(2026.9.20撮影)

ほぼ毎日見られる風景です。カラスはゴミを道路に散らかすので前々から好きではありませんでしたが、トビも今夏コアジサシの雛を攫っては貪り喰うのを何度も見かけてからは嫌いな鳥になりました。

 

風に乗って帆翔するミサゴ(2026.9.20撮影)

ミサゴは複数いて、いつも川(太田川放水路)の上空でエサとなる魚を探しながら飛び回っています。眼下に魚がいないと判断するとくるくる旋回して高度を上げ、素晴らしいスピードで帆翔し場所を変えていくのですが、その姿は流れていくハチクマに似ているので時おり見間違えてハチクマか!とハッとさせられてしまいます。

 

渡りのハチクマ(2026.9.22撮影)

一見ミサゴと見間違えるような頭と胸が真っ白のきれいなハチクマ。羽もきれいでおそらくは若鳥でしょうが、こんなきれいな個体には山の上で逢いたいもので、シーズンが来るたびにいそいそと山に上がる理由のひとつと言ってよいでしょうか。

 

西行するハチクマ(2026.9.23撮影)

こちらもきれいなハチクマ若鳥、おそらく♂個体。朝広島市街地上空を飛ぶ個体群は近場に塒を取っていたのが、目覚めた後飛び立って西を目指している姿と想像しています。彼らはたいてい低い空を喘ぎ喘ぎ羽ばたきながら西へ向かっていきますが、太田川放水路上空に差し掛かると一度か二度クル~ッと旋回するのです。それで色んな角度から撮影できるのですが、おそらくはそこに上昇気流が湧いているのでしょう。その旋回場所がawakinの自宅からすぐの目に見えるところにあるというのは幸運なことだと思うところです。

ハチクマが渡るよい季節になりました。

 

毎朝広島市街地の上空を、塒立ちしたばかりの個体が比較的低い空を息も絶え絶え一生懸命羽ばたいて西進している姿が見られます。

 

高台に上がって彼らをより近い所で観たいものですが、最近は曇り空だと白抜けは面白くないとか、良い天気でも前日の全国の状況を見て今日は飛びゃあせん、と勝手な理由をつけ動かずにいることが多くなりました。

 

膝、腰、肩と痛いところだらけなのも理由の一つですが、そんな横着をしていても最高の条件で最高のハチクマを撮影したいと欲深いことを思ってしまうのは我ながら勝手なもので、awakin自身歳を拾い心の中に澱が溜まっているのを感じるところです。

 

ハチクマのお山の串刺しエゾビタキ

 

この日は1日に数百羽のハチクマが渡っていった所謂ピークの日だったのですが、山に上がると空は真っ白、時おりガスがふわ~っと漂ってきて寒々としていました。これまでよい日には駐車場についたときにすぐ頭の上をハチクマがぼんぼん飛んで行ったものですが鳥影はありません。

 

『ダメダメ!、こりゃ白抜けじゃ!』と踵を返し、近くを散策して小鳥を探すことにしました。

 

探鳥ポイントでは何人かの鳥友さんに出会うことが出来、コサメビタキとキビタキ、エゾビタキにオオルリがいますよ~と教えてもらって実際鳥はたくさん見えるのですがピントが全然合わない!のです。

 

ここ数年、冬になると膝の半月板を痛めたり、病気して入院したりして冬場(小鳥の季節)に山の中を歩いて小鳥にレンズを全く向けていなかったのでした。

 

やっと見つけたエゾビタキもこれが精一杯、あとは空抜けや枝被りばかりです。(正直ハチクマを撮るよりこっちんがだいぶん難しいです。)

 

これでは白抜けのハチクマを嫌ってこちらに来た意味がないと自嘲しつつも、やはり健康でいることが一番なのだなあと思うところです。

季節の移ろいの中で秋を感じる対象は人それぞれでしょうか。

 

鳥を見て回る人はシギチやハチクマの渡りを見て秋を感じるでしょうし、花を愛でて歩く人は芸北で咲いているアケボノソウやムラサキセンブリを見て秋を感じるかもしれません。

 

多趣味で無趣味、結局何もやっていないawakinですが、自宅の豆庭に咲いている彼岸花を目にするとやはり秋を感じます。

 

朝方めっきり涼しさを感じるようになり、そろそろ咲くかな?と思いながら今朝新聞を取りに出てみると、すでに花芽が何本も出ていて、気の早いのは1~2輪花をつけていたのでスマホを向けてみました。

 

豆庭に咲く。

 

亡き父が田舎の家から四半世紀前に持ち帰ったのが根づいていて、今ではフジバカマの群生を滅ぼすまでに陣地を広げてしまいました。

 

遠い昔、まだ小学生でしたが家の近くにいくらか残っていた竹藪の中に墓所があり、その周りにこの真っ赤な花がたくさん咲いていて、気味が悪くて足早に通り過ぎていたのが思い出されます。

鉄道写真のプロフェッショナルである中井精也さんが、広島に出店を出されたのは今月初めでありました。

 

多少のご縁を感じている方なので二度訪れ、わずかですが交流して楽しませていただいたのですが、会場がJR広島駅近くでしたから前後して何度か広電や新幹線など鉄道の写真を撮りに行っておりました。

 

きょうはその時撮ったドクターイエローの写真です。みんな大好きドクターイエローはawakinも大好きで、以前は偶然見かけて大喜びしたものですが、最近はSNSが発達して走行予想が出されたり、走行状況が実況されたりして出会いがより簡単になっています。

 

少し前ですが、そんな情報を頼りに広島駅界隈でドクターイエローを待ち受けてみました。

 

 

広島駅を発車したばかりの上りのぞみ検測。

 

たまたまクルマを停めた駐車場から新幹線の高架が見えたので、網越しに絞りを開放にして撮ってみた写真です。

 

目線より少し上の立ち位置から撮れたのですが、望外の車輪が写りました。

 

高いところからの俯瞰や通過駅を高速で通り過ぎるドクターイエローをホームから撮ったりするのはいつものことですが、近すぎたり高すぎたりで車輪が見える状況を記録に残せたことはこれまで一度もなかったのです。

 

ただこの撮影場所と高架の間には今ホテルが建設中で、今となっては発車してすぐのところは鉄骨が邪魔をして、思うような写真に撮り直すことが出来なくなってしまったのは残念に思うところです。

季節がよくなったので、朝ほんの少しの時間ですがベランダに出て鳥見しています。

 

ヒヨドリの声が響いて彼らを襲う猛禽の出現を心待ちにしているのです。

 

きのう19日の広島はハチクマ西行の当たり日だったようですが、10時過ぎに30分ほど家内殿が洗濯物を干すのを手伝いながら空を窺っていると、立て続けにハチクマが頭上を飛んでいくのが見えました。

 

自宅は太田川デルタのゼロメートル地帯にへばりついて建っている木造家屋です。

 

2階のベランダからでは見上げるばかりですが、レンズを向けてみました。

 

 

 

南アジアの越冬地目指して西行するハチクマ。(2026.9.19 9:45~10:15 )

 

30分間で7羽頭の上を通過しました。

 

どこかで上昇気流を捕まえて高いところを流れていく個体は肉眼では豆粒大ですが、中には必死に羽ばたきながら上昇気流を捕まえようとしている個体もいて、彼らは比較的低いところを飛ぶので写真に撮ってみると雌雄の判別ができそうです。

 

いずれにしても距離があり記録写真に過ぎませんが、毎年春の秋の恒例行事です。

 

続けることに意義があると思って、これからもしっかり観察していきたいと思うところです。