戦争がたいへんなことになっていますが、こちらも我が国の大きな危機です。

 

2回接種率86%、ブースター率61%、ワクチン優等生ともいえる韓国が、なんと、世界最多の感染者数となりました。人口は日本の半分以下の韓国で、です。

 

感染者数は35万人を超えており、これを日本の人口に換算すると85万人超え!
いかに異常な状況かがお分かりかと思います。

しかも、重症者も連日1000人超えです。


ブースター率6割超の韓国やシンガポールでの感染のブーストは今後の接種計画を立てる上で非常に重要なことと思いますが、政府はとにかく打たせたい一心のようでこのようなネガティブ情報は表に上げません。

 

そこで今回は他国との比較が容易にできるよう Our World  in Data のグラフをカスタマイズして、日本、米国、英国、韓国、インドを表示しました。これをみて、ご自身で考えていただければと思います。


まず 2回接種率
 

直近3月13日の2回接種率は、

アメリカは、2020年12月から接種が始まり、ニューヨークやカリフォルニアでワクチンパスポートや、接種していないと就労できないと言ったニュースばかり聞こえてきて、さぞ接種率は高いのだろうと思いきや、昨年5月末には接種スピードは鈍化、現在も65%にすぎません。

日本のように同調圧力や空気を読む国民性ではなく、接種後感染爆発したイスラエルの状況などを懸念し、接種を控える人が増えたのでしょう。
 

次にブースター接種率

直近3月13日のブースター率は、

日本のオミクロン株は2月9日にピークアウトしてずっと減少傾向にあるのに、日本のブースター率はすでにアメリカ超え、あと1カ月もすれば5割を超えそうな勢いです。

 

一方、アメリカのブースターはスピードも遅く、3割で止まっています。ブースターに対して懐疑的な人が多いことが接種率の鈍化で見て取れます。

 

次に100万人あたり感染者数

ワクチンを最も接種している韓国が皮肉なことにダントツの1位で、接種率最低のインドは感染者数最小で、オミクロン株もきれいな山を描き既に収束しました。

 

 

国別のグラフを見てみましょう。

ブースター率3割弱のアメリカは、

きれいに収束しました。

 

 

ブースタ率6割の韓国は、

世界最多の感染者数!
 

以前、韓国は感染を抑え込んでいると日本のマスコミは絶賛していましたが、シンガポールや香港もそうですが、感染をうまく抑え込んでいた国ほど後から酷いことになっています。今は中国も感染急増中で厳しい隔離政策などで抑え込もうとしています。しかし、自然は人の思惑の遥か上をいくもの。風の谷のナウシカを思い起こします。

 

 

さて、日本はどうでしょう。ブースター率が3割を超えてしまいました。
減少傾向にはあるものの速度は遅く、インドやアメリカのようにスッキリさがってはくれません。

第5波まではスッキリ下がっていたのに…

 

 

今、心配なのがイギリスです。

ブースター接種率6割で、4回目も実施していますが、

ここに来てまた増加に転じてしまいました。
 

接種率の低い国々はみなきれいに収束しており、このようなリバウンドはみられません。

他にもフランスやドイツなどリバウンドを起こしてる国はみなブースター率5割を超えた国ばかりです。

 

今回のタイトルには「⁉️」をつけました。

これら複数の事実をみて、❗️か❓か、ご自身で考えていただければ幸いです。

 

 

 

<参考>

同テーマで以前まとめたものを以下に貼っておきますが、決して都合の良い国のデータだけを拾ったわけではありません。


他国の事例から、ブースター5割に届いてしまうであろう日本の既に起こった未来が見えますか。