みなさま
御機嫌如何ですか
私はあい変わらずです
泣いてる日もあります 笑う日だってあります
三寒四温という言葉は冬だけでなく、春の今頃にも使われるそうです。
ここんとこ、初夏を思わせる暖かさになったかと思えば、また冬の寒さに戻ったりと…
外出時の服装に悩む季節です。
上の写真は天皇誕生日&中島みゆきの誕生日だった23日のスズメたちの様子です。
この日は先日までの汗ばむ暖かさとは打って変わってとても寒かったです。
私がアルトの練習中、ずっとスズメたちは餌を待っていて一向に帰ってくれず…
風もあったので、ついに寒そうに目をつむって自身のフカフカの羽毛に顔をうずめていました。
ここ最近、Unlucky Morpheusのブルーレイばかり見ています。
前回記事で書いた通り、Unlucky Morpheusにはまりつつあります。
まず最初にこの『CHANGE OF GENERATION TOUR FINAL』のブルーレイを購入。
次にアルバム『CHANGE OF GENERATION』を買って、CDは毎日そればかり聴いてます。
この日はめっちゃ暑かったー!
あとは『LIVE 2017』というライブDVDを買いましたが、先に買ったブルーレイがまだ楽しめてるので…
飽きてから見ることにします。そうします。(←勝手にしなさいっ!)
今日は、物凄く久々にディスクユニオンへ行ってきました。
散財を避けるためのユニオン断ちにつき、去年10月11日を最後に行ってないので、実に4ヵ半振りです。
というのも、今日から始まる廃盤レコードセールのリストに載っていた中島みゆきの希少盤2タイトル…
『中島みゆき』(1988)と『私の子供になりなさい』(1998)をどうしても欲しくて、これは行かねば!と。
『私の子供になりなさい』のアナログ盤は3枚も持ってたんですよ。
発売当時に2枚は自分で買って、もう1枚はメーカーのセールスさんからサンプル盤をもらったんです。
しかし10年前のリフォーム時の事故で多くのレコードと一緒に失ってしまいました。
今、ヤフオクの平均落札価格を見たら、なんと、2万3000円!
23000円×3枚=69000円ではありませんか!
1年前にチェックした時の平均落札価格は18000円だったのに、どんどん高騰しています。
業者に誤って捨てられた時は、断捨離のつもりで諦められるだろうと思っていたのですが…
全くそんなことはなく、悔いは年々高まる一方です。過ぎてしまったこととはいえ本当に悔しい。
さて、買い物の結果ですが…
今朝二度寝してしまい起きたのが昼前だったので、12時の開店には間に合わず。
もう半分諦めモードでゆっくり行って、ユニオン到着が午後3時でした。
『中島みゆき』と『私の子供になりなさい』の2枚のうち、『私の子供になりなさい』は既に売れてました。
『中島みゆき』の方は、無事にまだ売れずにありました。
シュリンクは残ってないけどタイトルステッカーが直接ジャケに貼付、状態も美品。
モッチロ~ン!喜んで購入。
久々のユニオンだったので買いたいものがいっぱいで、結局LPを5枚買ってしまいました。
けどアナログ盤だけにとどめ、CDは一切見ませんでした。見たらまた激しく散財してしまうので…
帰りしな中之島通沿い、中央公会堂近くで記念撮影↓
●中島みゆき 『中島みゆき』 3500円
1987年リリース、中島さん“ご乱心の時代”最後のアルバム。
中島さんのアルバムでは1番好きかも知れない。(1番はなかなか決められないけど…)
●ワム! 『ザ・ファイナル』 480円
2枚組ベスト。なぜか歌詞カードが2冊も入ってた。
●パブリック・イメージ・リミテッド 『アルバム』 1500円
ずっとオビ付き美品を探してた1枚。CDが『コンパクト・ディスク』で、LPは『アルバム』というタイトル。
パンクもニューウェイヴも知らない高1の時、このビデオでライドンの容姿を見て衝撃を受けました。
以来、私は髪を逆立てるようになりました。(当時、学校で髪を逆立ててる者は1人もいなかった…)
●ゲイリー・ムーア 『ラン・フォー・カヴァー』 880円
「ポスター付き」と書いてたけど付いてなくて、代わりに関係ないものが色々付いてた…
『大いなる野望』と『炎の舞』の歌詞カードと、ワイルド・ホーシズのライナーが。
ポスター付きを探してたので返品したい気持ちでいっぱいだが、もうええわ。
●サード・ステージ・アラート 『サード・ステージ・アラート』 880円
イングヴェイがプロデュースした1984年のミニ・アルバム。
アポロンの国内盤CDが法外なプレミア価格でずっと買えず、だったらこの際なのでアナログ盤を。
●「フリー&バッド・カンパニー大全」
ついでに本も買ったので載せます。これはユニオンではなく堂島のジュンク堂で購入。
去年12月発売。ポール・ロジャース好きなのでこれは持っておかねばなりませんのだ。
これまた高1の時、このビデオのギター・ソロで初めてエレキ・ギターに興味を持ちました。
そう、ギターに憧れたきっかけは、ゲイリー・ムーアだったのでした。
レコードの買い物は以上です。
このあと、日本橋へ行って千石電商でナット材を購入。
ここ3日ほどかけて、私のフェンダージャパン“詐欺ジャズベ”のナット交換をしたのですが…
1弦の溝を深く削りすぎて開放でビリつくので、またやり直しです。
@日本橋公園
久々にカーボンで作るとしよう。
※後日追記:カーボンではなく、ジュラコンやデルリンといった樹脂製かも知れません。
ギター・パーツの宝庫、非リア充のパラダイスの千石電商はいつ行っても最高です◎
楽器屋ではパーツなんて申し訳程度しか置いてませんからね。
ギター・パーツ買うなら
楽器屋なんかじゃなくて千石電商で!!
モンキーポッド製のテレキャスタイプのボディーとか置いてるんですよ!
これがジャズベタイプだったら絶対買うのになぁ…
日が傾き、赤く染まる通天閣のネオン。
大阪では3月1日に緊急事態宣言が解除されます。
解除のタイミングには賛否あると思いますが、私は何ともよう言いませんわ。
そもそも緊急事態宣言を出してもらわないと、自分らでよう制御できないのですから…
では、ディスク・レビューの時間です。
ナット交換の記事にしようと思ってましたが、やっぱり次回にします。
今日買ったレコードの中から、モッチロ~ン!これを取り上げます↓
レコードプレーヤーを持ってないのでCDで聴きながら書いていきまー。
中島みゆき 『中島みゆき』
1988年3月リリース、15作目のオリジナル・アルバムです。アナログLP(限定プレス盤は除く)としての最後のリリースとなったのが同年11月の16作目『グッバイガール』。よって本作は最後から2番目のアナログLPとなります。『グッバイガール』ほどのプレミアは付いてませんが間違いなく希少盤で、中古屋では滅多に見掛けません。ダブルジャケットなのでシュリンクが残っていないのは仕方ないですが、タイトルのステッカーがジャケットに直接貼ってあるのは元々なのか、それともシュリンクの上に貼ってあったのを貼り直したのかは分かりませんが、残してくれているのは非常に有り難いです。
本作は中島さんの“御乱心の時代”の最後となるアルバムです。“御乱心の時代”とは中島さん本人がのちに当時を振り返って称したもので、アレンジ、プロデュースなどのサウンド面で行き詰まり、さらに80年代に入り一気に普及し始めたシンセや打ち込み等の慣れないデジタル技術に奮闘し、ひたすら模索する時代がしばらく続きました。その期間を“御乱心の時代”と呼んでおり、アルバムで言えば11作目『はじめまして』(1984)から15作目の本作までを指します。そして次作『グッバイガール』(1988)のプロデュースを担当した瀬尾一三と出会うことで、約5年間も続いた御乱心の時代にピリオドを打つこととなりました。
『中島みゆき』というセルフタイトルからは並々ならぬ意気込みを感じます。本作リリース前にはしばらくコンサート活動を休止し、8年間務めたオールナイトニッポンも降板した中島さん。その理由が“出産活動”、すなわちアルバム制作に専念するためでした。ここのところはコンスタントに年に1枚はリリースしていたアルバムでしたが、本作では制作に専念したにもかかわらず1年4ヵ月振りという難産ぶり。“中島みゆきが産んだのは中島みゆきだった”というのが発売時のキャッチコピーでした。また前作から本作までの間には、ライブ盤『歌暦』(1987.2)とコレクション・アルバム『Singles』(1987.8)のリリース、書籍「中島みゆき全歌集」(1986.12)の出版があり、中島さん本人としてもここらで区切りを付けたいとの思いがあったのも確かだと思います。
前作『36.5℃』では当時の最先端だったNYのスタジオ、パワー・ステーションでミキシング。プロデュースには甲斐バンドのNY三部作でパワー・ステーションのノウハウを体得していた甲斐よしひろが当たっています。結果、中島さんのアルバムの中でも最もデジタル臭の強いバシバシしたサウンドに仕上がりました。そして本作では、プロデュースを椎名和夫が担当、マスタリングとミキシングは前作同様パワー・ステーションで行われました。前作と同様に打ち込みを多用していますが、ずっと角が取れてデジタル臭さは随分と和らぎました。
収録曲全9曲中、他人の作曲が2曲もあります。椎名和夫作曲の1曲目「湾岸24時」と、甲斐よしひろ作曲の7曲目「仮面」がそうです。「湾岸24時」は元々中島本人が作詞・作曲したものの、椎名が作曲し直しています。シンガーソングライターである中島さんは基本的に自作自演なので、2曲も他人の作曲を取り入れるのは異例なことです。それまでのアルバムで他人の作曲を収録したのは、セルフカヴァー・アルバムの12th.『御色なおし』(1984)収録の筒美京平作曲「美貌の都」ぐらいで、しかしこれは郷ひろみへの提供曲で職業作家としての仕事ですから。他人の作曲を採用した意図については分かりませんが、御乱心時代の模索の様子がここでも窺えます。
オープニングの「湾岸24時」から、シンセと打ち込みの音に時代を感じます。この曲のオケはほぼ椎名が一人でシンセとギターで作り、あとは打ち込みで都丸雄一の名がクレジットされています。今聴くと何ともショボい「これぞ80年代」といったサウンドですが、私はこの曲が大好きです。イントロからシンセが印象的で、渡辺美里『tokyo』(1990)の1曲目「Power -明日の子供-」という小室哲哉が作・編曲とシンセを担当している曲があり、それに似た感触があります。私にとってはバブル全盛期の大学時代を思い出してしまうサウンドです。
2曲目「御機嫌如何」になるとギターすら入っておらず、シンセと打ち込みのみ。オケは無機質ですがメロディーはポップで親しみやすく、しかし歌詞はドロドロしておりこれぞ中島さんの真骨頂と言うべき名曲に仕上がっています。「あなたを忘れました」「あなたも 私を もう気づかわないでいいわ」と強がっているものの、歌詞の最後の1行で「涙で濡らした切手を最後に貼ります」とつい本心がポロリ。「悪女」の主人公のその後を描いたかのような内容です。90年代半ばに本人が出演した「かもめーる」のCMソングに使われたので、サビに聴き覚えのある方も少なくない筈。
頭の2曲を過ぎると、ドラム(パーカッション)を人が叩いている曲が大半を占めていることもあり比較的バンドっぽいサウンドになるのですが…2曲だけ、アルバムの中でも雰囲気の異なる、異様な浮遊感の漂う曲があります。その2曲以外は全て椎名がアレンジを行っているのですが、4曲目の「泥は降りしきる」と8曲目「クレンジング クリーム」の2曲のみ、久石譲が担当しています。「クレンジング クリーム」ではダルシマーやケーナといったフォークロアな楽器を取り入れた見事なアレンジで、独特な雰囲気を醸し出しています。70年代から数々の編曲を手掛け、同時代だとアニメ「天空の城ラピュタ」(1986)の音楽でアイルランド、スコットランドの民謡をベースに楽曲を制作した久石としてはお手の物なのかも知れません。歌詞は2曲とも演劇性の色濃い、のちの夜会の中島さんを連想させる一人芝居的な内容で、御乱心の時代の中でも特に大きな成果と言える2曲です。
このおいちゃん、ええ味してるねー。
人が通るたびに声が小さくなったり歌詞が止まったりと羞恥心が見え隠れしてるのがいいね。
まだまだ書き足りませんが、長くなりましたのでこの辺で終わります。
次回はベースのナット交換の記事を書きまー。
まー。
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