ついにOSAKA POWER LOOPの103系も廃車! (テスラ『メカニカル・レゾナンス』) | 愛しのジャンポール

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元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
12月10日(日)晴れくもり


みなさま
ごまークマ


昨日の買い物↓

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またヘンな写真だっ @日本橋公園

ノヴェラ 『魅惑劇』
デヴィッド・マシューズ 『シューギー・ワナ・ブギー』
アンソニー・ブラクストン・カルテット 『イン・ザ・トラディション Vol.2』

ディスクピアで購入。
またリラックマの景品をもらったけど、私リラックマにはあまり興味ありませんのだ。
これがピングー(厳密にいうとピンガ)だったらどれだけ嬉しいことか…

ノヴェラはアルハンブラのJUNKO様がロックを聴くきっかけとなったバンドとのことなので購入。
デヴィッド・マシューズはジェフ・バーリン大先生が参加しており、ずっと再発を待ち望んでました。
そしてアンソニー・ブラクストンのスティープルチェイス盤のVol.2。






さて、先週の日曜日(3日)ですが、
1ヶ月ぶりにJRの宮原支所へ行ってきました。


そう、元大阪環状線103系のOSAKA POWER LOOPラッピング車を再び見に行きました。


【過去記事】
宮原支所へ引退した103系を見に行ってきた&日本一低いガード下へ行ってきた。 2017-11-05



9月に引退し、ここ宮原支所に疎開留置されているOSAKA POWER LOOPラッピング車。
前にいたのと同じ場所へ行ってみたら、なんと…


 ↓↓↓



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OSAKA POWER LOOPは
いませんでした!


一時的にどこかへ移動していただけなのか?
それとも本当にいなくなったのか?

フェンス越しにあちこち何度も行ったり来たりして探しましたが、その姿は見当たりませんでした。
まぁ、いつまでもここにいる訳がないのは確かなのですが…

因みにオレンジとスカイブルーの103系はまだ無事だったので、少しほっとしました。
オレンジは今年1月に引退した大阪環状線のLA5編成でしょうか?

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行きしなディスクユニオンで買ったCD↓
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スカイブルーの103系をバックに記念撮影。


また、向かいにある公園でパンを食べました。
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103系を眺めながらのパンは格別の味です。






そんな訳で心の晴れないまま1週間を過ごし…
今日また宮原支所へ行ってみました。

本当にOSAKA POWER LOOPはいなくなったのでしょうか?
今日いなければ、もうそれは確実だと考えるしかありません。



宮原に到着してまずはオレンジの103系の無事を確認。

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手前のスカイブルー103系はベンチレーター残存の懐かしい姿を留めています。




そして、先週居なかったOSAKA POWER LOOPの場所へ行ってみると…


 ↓↓↓



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やっぱりOSAKA POWER LOOPは
いませんでした。



もう廃車になってしまったのでしょうか?
公園でパンを食べながら、ガラケーの貧弱なネットで調べてみました。

それで判明しました!



OSAKA POWER LOOPは11月16日、
吹田の工場へ廃車回送されてました!



【参考サイト】
https://lineblog.me/jrwestrapid/archives/747830.html
https://www.imgrum.one/post/Bbk9bRJBK6Q
https://www.picstoc.com/media/1621724749132853053_828820987



こんな動画もアップしてくれています↓

[大阪環状線の103系、遂に消える]吹田総合車両所で解体待ちの103系LA03編成(11月18日)





ショックです。
ここに留置されてるのもそう長くはないと分かっていたにしても、やはりショックは大きいです。


せめてもの慰みに、残った103系たちをじっくりと愛でて帰りたいと思います。

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今日のパンは何とも切ない味がしました。



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ガラケー内蔵のカメラでは粗い写真しか撮れなくて残念です。

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先ほどのベンチレーター有りのスカイブルー。もっと別の角度からも見てみたい。



今はまだ居るこれら残りの103系たちも、解体のためにいつ廃車回送されるか分かりません。
無くなる前に、行ける限りまた見に行きたいものです。


さようなら&ありがとう、
OSAKA POWER LOOP!









帰りに日本橋と難波に寄ってCDと鉄道雑誌を購入。
もちろんディスクピアと旭屋書店です。

んで、日本橋公園でいつものやつを…↓

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ジェラルドのCD2枚と鉄道ピクトリアル1月号。

ジェラルドは永井敏己が参加してる2タイトルを購入。
永井氏は私が日本で最も崇拝するフレットレスベース奏者です。

鉄道ピクトリアルは103系特集なので購入。
103系に関するデータが満載で、これは永久保存版ですよ!







さて、長くなってすみませんが、
ここからはCDレビューのお時間ですのだ。


先週買ったテスラを紹介します。



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CDテスラ 『メカニカル・レゾナンス』



カリフォルニア出身のハードロック・バンド、テスラのファースト・アルバムです。1986年12月(国内盤は1987年1月)発売。私が高2の時で、朝日放送のMTVで新着ビデオで流れた「モダン・デイ・カウボーイ」のビデオクリップにノックアウトされたのをよく覚えています。ハードロック・サウンドの中でのアコースティックギターの使われ方が効果的で格好良く、凄く印象に残っています。


Tesla - Modern Day Cowboy



バンドはツインギター編成で、時にはツインリードでハモり、時には1人がアコギに持ち替えたりとツインギターの利点が最大限に活かされています。本アルバム収録の「リトル・スージー」もエレキとアコギの両方が使われ見事なアンサンブルを聴かせてくれています。因みにこの曲はトニー・ハイマス、サイモン・フィリップスらによるバンド、Ph.Dの曲「可愛いスージー(Little Suzi's on the Up)」のカヴァーです。


Tesla - Little Suzi (with intro)



テスラがデビューした当時といえば、そろそろ落ち着きを見せ始めていたとはいえ華やかなりしLAメタル・ブーム。ラット、モトリー・クルー、W.A.S.P.、ポイズンなどのきらびやかなバンドがシーンを席巻していました。そんな中からウォーレン・デ・マルティーニやジョージ・リンチといった華麗な速弾きを売りにした新世代スタイルのギタリストも続々と誕生しました。

しかし、時代錯誤とは言わないまでも、実に渋いルックスと音楽性を携えて登場したテスラ。バンドの顔ともいえるヴォーカルのジェフ・キースはハスキーで泥臭さすら感じられ、ギター(私には2人の区別は付かないのだが)もLAメタル以降のシュレッド・ギタリストとは違い、70年代っぽい古臭い演奏スタイルです。2曲目「カミン・アッチャ・ライヴ」なんてイントロからゲイリー・ムーアみたいなギター・ソロで始まり、何だか好感が持てます。


Tesla - Cumin' Atcha Live



私はアメリカン・ロックは苦手なんですが、テスラの本アルバムは好きです。実はテスラの他のアルバムは全く聴いたことがないのですが、本アルバムを聴くとアメリカンといっても所謂快活で能天気なそれとは違い、ブリティッシュロックにも通ずる哀愁が仄かに感じられます。それもそのはず、2007年の『Real to Reel』と『Real to Reel 2』というカヴァー・アルバムではD・パープル、シン・リジィ、ツェッペリン、UFO、U・ヒープ、B・サバスetc.の曲も取り上げており、彼らのルーツが垣間見られます。


Tesla - Space Truckin'

激シブ!パープル「スペース・トラッキン」のカヴァー。


Tesla - Bad Reputation

同じくツインリードのシン・リジィの「バッド・レピュテイション」のカヴァー。
うん、このアルバムも買わねばっ!



テスラは1989年にセカンド・アルバム『The Great Radio Controversy』をリリース。そこからのシングル「Love Song」が全米トップ10入りの大ヒットとなり、ついにブレイクを果たします。当時の私は、困ったことにもう“今の曲”というものに全く興味を示さなくなり、よって「Love Song」という曲も知りませんでした。今更ながらYouTubeで聴いてみましたが、いかにもヒットしそうな売れ線のバラード曲ですね。こういうの苦手で、私には全く何も響きませんのだ(困)


Tesla - Love Song



翌1990年にはアコースティック・ライヴ・アルバム『Five Man Acoustical Jam』をリリースし、シングルカットされた「Signs」がこれまた大ヒット。これがアンプラグド・ブームのきっかけとなったとの記述をネットのあちこちで見掛けます。本国アメリカではいざ知らず、ここ日本ではクラプトンの『アンプラグド』のヒットこそがきっかけだったとの認識が強いのですが…

私は当時、このアンプラグド・ブームというのが大嫌いでした。誰も彼もが、やらない方がいいのにアコースティックで演奏するのを見てて、本当にウンザリでした。この時に私はアコースティックギター、とりわけスティール弦のアコギの音が嫌いになったほどです(まだガット・ギターの音なら大丈夫なのですが…)。クラプトンのアンプラグドの「レイラ」、あのアレンジ大嫌いです。

その後も順風満帆に思えたテスラですが、90年代に入るとグランジ/オルタナ・ブーム。時代に迎合しない彼らのアメリカン・ロックな音楽性が災いし、4枚目のスタジオ・アルバム『Bust A Nut』(1994)を最後に大手ゲフィンから契約を切られてしまいます。さらにギタリストの1人、トミー・スキーオが薬物中毒により脱退。結局、1995年にバンドは解散してしまいました。

ところが2000年には再結成、現在もマイペースに活動中です。往年のバンドにありがちなパターンです。去年にはデビュー作『メカニカル・レゾナンス』の30周年を記念し、全曲を演奏したライブ盤『メカニカル・レゾナンス・ライヴ』をリリース。これまた往年のバンドにありがちなパターンです。因みに薬物中毒のトミー・スキーオですが、再結成時に復活するも2006年には完全にクビになったようです。


まー。






■先月(11月)の収穫

CDチャラン・ポ・ランタン 『ミラージュ・コラージュ』(CD+DVD)
CDネイティブ・サン 『コースト・トウ・コースト~ライブ・イン・USA』
CDアルハンブラ 『A FAR CRY TO YOU ~明日への約束~』
CDアルハンブラ 『ジ・アーネスト・トリロジー』
CDアルハンブラ 『FROM IMPRESSIVE MEMORY -Die Walkure-』(DVD)
CDアルハンブラ 『明日への約束』
CDトニー・ウィリアムス・ライフタイム 『ターン・イット・オーヴァー』
CDアンディ・スニッツァー 『イン・ジ・アイ・オブ・ザ・ストーム』
CDアルハンブラ 『ファディスタ』
CDアルハンブラ 『ジークフリード』
CDJAFROSAX 『JAFROSAX2』
CDストラタ・インスティテュート=スティーヴ・コールマン/グレッグ・オズビー 『サイファー・シンタックス』
CDBARBARA TOMPSON 『BREATHLESS』
CD中島みゆき 『相聞』
CD太田カツ 『マイクロニスト 3』
CDチャールズ・マクファーソン 『チャールズ・マクファーソン』
CDグリフォン 『鷲頭、獅子胴の怪獣』
CDドリーム・シアター 『ホエン・ドリーム・アンド・デイ・ユナイト』
CDセントアー 『パワー・ワールド』
CD渡辺貞夫 『オレンジ・エクスプレス』





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