9月5日(金)
みなさま
ごまー
何て読むのでしょうか?
鎮ジ二。前後が漢字で真ん中だけがカタカナなのでしょうか?
いがわゆり蚊みたいでちょっとカッコイイですね。
ちんじに? ちんじじ? ちんじツー?
そして夥しい数のペットボトルが気になります。
お店の前なのに見苦しい。何のために置いてるのでしょうか?
さて、金曜日の夜はワクワクします。
休日前ということでCDを買いたくなります。
買いました。
夜でスズメいないのに、スズメの公園に寄って撮影↓
こんなことばかりしててよいのだろうか?
いや、よくはない。(←反語)
人気の少ない夜の公園でCDを広げて写真を撮るのは、とても恥ずかしいです。
もし警察が来たら何て言おうか悩みます。
サンボーンが2枚と、チャールス・ミンガス、アート・アンサンブル・オブ・シカゴの計4枚。
4枚ともワーナー・ミュージック・ジャパンの「JAZZ BEST コレクション 1000」シリーズのCD。
サンボーンのリーダー作は既に全て持ってるのですが、ライナーを読みたいが為に購入。
サンボーンのミーハーとしては、どんな些細な情報でも入手したいのです。
あとCD以外にもなんやらダメな大人が大喜びなものを買ってますね。
トミーテック鉄道コレクションの京阪大津線の鉄道むすめラッピング車です。
衝動買いしてしまいました。買った直後に少々後悔。
ところで、「鉄道むすめ」ってなんやねん!?
実を言うと、こういう美少女キャラ(?)とかは苦手です。
けど京阪の緑色とキャラクターのプリントがとても綺麗です◎
話変わります。
さきおととい、ソプラノのマウスピースを買いましてん。
このマウスピースです↓
なに喋ってるのか分かりませんが、この動画を見て欲しくなりました。
ヴァンドレンのジャズ用のマウスピース、V16です。
ネットで色々調べ、ウイン●ブロスの楽天市場では「音ヌケの良さ最強!」と書いてありましたが…
この動画を見る限りでは、あまり音ヌケ良さそうではないですね。高音でちょっと詰まってるし。
けど凄く興味があります。それに何よりヴァンドレンは安いので買い易い!
私は未だにソプラノのマウスピースが定着しておらず、それでこのV16を試したくなったのです。
心斎橋まで買いに行きましたが、大阪って何故こんなにも管楽器店が少ないのでしょうか?
ヤマハに行ったら置いてなくて、仕方なくいつもカンジ悪い接客の某楽器店で購入。
買う前に試奏させてもらいましたが…
やっぱり音ヌケがイマイチ。けど、吹いてるうちに慣れてくるかな、と。
その足で難波のスタジオへ行って、早速吹きまくりました。
リガチャーはヴァンドレンのオプティマムを使用。
V16は昔の名作マウスピースをもとに現代向けにした設計がなされています。
それでソプラノのV16は、セルマーのヴィンテージ・ソロイストをベースにしているとのことです。
(といっても私、ソロイストは吹いたことがないので全くイメージが湧きませんが…)
因みにアルトはヴィンテージNYメイヤー、テナーはオットーリンクのスラントをベースにしています。
アルトやテナーではV16は既に評判が良いですしね。
パッチを貼る前に撮影すべきでしたね。
バッフルの曲線が美しいですね。
このクオリティで安価を実現できるのは、リードで儲かっているからでしょう。
何もハイエンド・メーカーだから良いとは限らないのです。
音色はダークでやや息の音が混じったハスキーな印象です。
バッフルのティップ部分が少し高めになっている割には、音は暗く吹奏感もやや抵抗があります。
セルマーのスーパーセッションのような明るくてパリッとした音とは真逆なキャラクターです。
まさにジャズ向きで、フュージョンなどではちょっと使いにくそうですね。
因みに私が買ったオープニングはS7(約1.72mm)。
S8(約1.80mm)と迷いましたが、開きが大きくなると音も暗くなるのでこのぐらいがいいかなと。
今使ってるスーパーセッション「I」もヤナギサワ・メタル「9」も大体そのぐらいですし。
ただ開きだけで比較は出来ません。フェイシングの長さも大いに関係してきますからね。
音ヌケの影響か、音量はスーパーセッション「I」とヤナギサワ・メタル「9」に比べ小さく感じます。
ソプラノは高音が詰まり気味になって鳴らしにくいのですが、それも問題なさそうです。
けどスーパーセッションの方が、上から下まで全音域に於いて断然鳴らし易いですけどね。
シャンク側から覗いたようす↓
ソロイストはロールオーバー型バッフルでチェンバーはラウンド型ですが、このV16は馬蹄形です。
因みにスーパーセッションはストレート型バッフル、ラウンド型チェンバーです。
総合すれば、良いマウスピースだと思います。
音色に関しては好みの問題ですからね。
音ヌケの点もリードを選べば気にならなくなるレベルです。
あと、新しくマウスピースを買って悩まされるのが、リガチャーです。
このヴァンドレンのマウスピースはセルマーより太くて、合うリガチャーが限られているので…
家にあるリガチャーで合う物を探してみました↓
●ウッドストーンのアルト・デュコフ用
音色はオプティマムに近くて暗めで太いですが、音の輪郭がぼやけずレスポンスも悪くありません。
同ウッドストーンのソプラノ・メタル用と形が似てますが、合うかどうかは未確認で何とも言えません。
●セルマー純正の1本締めタイプ
ちょっときつい感じですが何とかはまります。(昔の2本締めタイプだと入らないと思います。)
音色は… ショボくて音ヌケもさらに悪くなりイタダケマセン。
最近のセルマーはコスト削減ばかりが感じられて駄目です。もっとしっかりしたものを作って下さい。
●ボナード(逆締めタイプ)
このリガチャーはちょっと長いので位置を前後に調整するとはみ出してしまいます。
音色と吹奏感はオプティマムより軽いけどセルマーほどショボくはないといった感じ。
結論としては、ヴァンドレンのマウスピースには当然ながらヴァンドレンのリガチャーが良いです。
何より先ずはサイズが合わないと余計なストレスを抱えますからね。
もしオプティマムは暗いと感じるなら、M|Oという軽めの設計のモデルもあるので試すとよいでしょう。
マウスピースのレポートは以上です。
全て私の主観によるものですので、鵜呑みになさらないで下さいね。
最後にちょこっとCDを紹介します。
最近買ったコチラを↓
デイヴィッド・サンボーン 『ささやくシルエット』
サンボーンの1982年の通算7作目。国内盤が長らく廃盤でしたが、最近ワーナーの「FUSION BEST COLLETION 1000」シリーズでめでたく再発。学生の頃にレコードで買って最近になって輸入盤CDで買い直してますが、また買ってしまいました。そう、ライナーを読みたいので…
原題は『AS WE SPEAK』なのに、邦題は『ささやくシルエット』です。ジャケットもAORみたいでなんともシャレオツです。中身のサウンドの方もアーバンで夜景を眺めながらワイングラスを傾けるには最適なBGMとなりそうです。録音もこれまでのNYから場所を変えロスアンゼルスで行われています。他のアルバムとは空気感が違うのもそのせいかも知れません。そう、サンボーンの諸作の中でも異質の1枚といえます。
先ず特筆すべき点は、全9曲中の4曲でソプラノ・サックスを吹いてます。ライブのレパートリーでお馴染みとなる「ラッシュ・アワー」もソプラノで収録。中でもマーカスがフレットレスを弾くボサノヴァ調のタイトル曲はソプラノが見事にはまっています。ところでソプラノではマウスピースは何を使っているのでしょうね?
やはりデュコフでしょうか?デュコフっぽい音してますけどね…
あとヴォーカル曲が2曲収録されており、まさにAORな雰囲気の曲です。歌っているのはギターでも参加しているマイケル・センベロ。そう、映画「フラッシュ・ダンス」の挿入歌「マニアック」のヒットでよく知られた人です。彼は元々セッション・ギタリストであり確かな腕の持ち主です。パット・マルティーノに師事したのち、セッションマンとして数多くの有名アーティストのバックで弾いてます。本作の「ラッシュ・アワー」での歯切れ良いカッティングは彼の演奏です。
マーカスのスラップも最高! 私は80年代までのマーカスが好きです。
前述どおりライナーを読みたくて本CDを買った訳ですが…松下佳男氏によるライナーにはこう書かれていました。「本作で変わったのは、レコーディングの場所だけではなく、サンボーンの愛器ともいえるセルマーのアルト・サックス(ゴールド・プレイト)から、当時エンドースを始めたヤマハに変えている。」
サンボーンは現在(少なくともここ20年ぐらい)はラッカー・フィニッシュのアメリカン・セルマーのマーク6、それもラッカー残存率の少ない個体を好んで使っています。なのでライナーの「愛器ともいえるセルマーのアルト・サックス(ゴールド・プレイト)」というくだりは初耳です。かつてサンボーンがゴールドプレート(金メッキ)を使っていたとは驚きです!
サンボーンのミーハーを公言している私ですが、まだまだお子ですね。
まー。
■先月(8月)の買い物
富樫雅彦 『スピリチュアル・モーメンツ』
ラリー・カールトン 『夢飛行』
レイ・バレット 『パーカッシヴ・ファンク』
エリック・クラプトン 『エリック・クラプトン・ソロ』
ハウリン・ウルフ 『ザ・ロンドン・ハウリン・ウルフ・セッションズ』
O.S.T. 『エマニエル夫人』
マディ・ウォーターズ 『アット・ニューポート』
デイヴ・グルーシン 『ナイト・ラインズ』
チック・コリア・エレクトリック・バンド 『ライト・イヤーズ』
デイヴィッド・サンボーン 『ささやくシルエット』
ハイラム・ブロック 『ギヴ・イット・ホワット・ユー・ガット』
岩崎宏美 『ゴールデン☆ベスト』
ポリス 『サヴァイヴィング・ザ・ポリス』(DVD)
マル・ウォルドロン・ウィズ・スティーヴ・レイシー 『ワン・アップマンシップ』
O.S.T. 『アメリカン・グラフィティ』
ハイラム・ブロック 『フロム・オール・サイズ』
チック・コリア・エレクトリック・バンド 『アイ・オブ・ザ・ビホルダー』
和田アキラ 『OUT & ABOUT』
大野雄二&ユー・アンド・エクスプロージョン・バンド 『愛は地球を救う』
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