スティング・バンドでのブランフォード・マルサリスのソプラノは絶品! | 愛しのジャンポール

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友だちはスズメとカエルさんだけ


元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
12月10日(月)晴れくもり



みなさま
コンバンまークマ


昨日、ソプラノ・サックスを買おうか真剣に迷っていると書きましたが…




今日、ネットで注文してしまいましたっ。


セルマーSERIE II(44万番台)です。
25万8000円也。う~ガーン




今は期待より不安の方が大きいです。
試奏どころか現物も見ずに買うのですから。でも、仕方ありません。

だから少しでも良い楽器に当たるようにと情報をチェックしてシリアルなどにもこだわったのですが…
当然セルマーの40万番台が良い時期だといっても個体差があるので、本当に不安です。

しかし現行モデルのジュビリーより絶対良いはずだと、そう思うようにしています。
ジュビリーって管も薄くて軽いし、彫刻も貧弱で、改良というよりコストダウンとしか思えません。
そのくせ値上げしてるという… まぁ、実際に吹いたことがないので、ハッキリしたことは言えませんが。

私は今まで古い楽器には興味なくて、新しいモデルの方が改良されてるはずだから良い、という考えでした。
ところがジュビリーの登場で考えを覆されましたね。
古い楽器も見直さないと、と思うようになりました。

しかし、MARK6などのヴィンテージになると、やっぱり私には古すぎて嫌です。
サックスは真鍮なので、金属疲労を起こしますからね。



明日、銀行へ代金を振り込みに行きますのだ。
楽器が到着したらまた書きます。





今日はスティングの『ライヴ・イン・ベルリン』のDVDを買いました↓


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CDSTING “LIVE IN BERLIN”(DVD)


(スティングなんて、もう20年ぐらい聴いてませんでしたが…)


2010年のシンフォニシティ・ツアーのライブDVDです。
ロイヤル・フィルハーモニック・コンサート・オーケストラとの共演です。

過去のヒット曲をオーケストラにアレンジするのは、たいてい気持ち悪い仕上がりになるので嫌いなんです。
ヘタするとスーパーでかかってるBGMみたいなのになりますから。

けど昨日、たまたまYouTubeでこのライブの「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」を見たんです。
そしたら凄く良かったです!

しかも…

ブランフォード・マルサリスが出てるでは
ありませんかっ!




Sting - Englishman in New York - HD - ( LIVE IN BERLIN 2010 )



実はスティングが『ブルータートルの夢』でソロ・デビューした頃、私はスティングの超ミーハーだったんです。
高1の時でした。正直に白状すると、雑誌の切り抜きも集めてましたガーン

まぁ、そんな話は置いといて…
私が初めてサックスという楽器に憧れるきっかけとなったのが、この時のスティング・バンドの、
ブランフォード・マルサリスのソプラノだったんです。



それは、『ブルータートルの夢』の次にリリースされた、ライブ盤『ブリング・オン・ザ・ナイト』…


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CDSTING “BRING ON THE NIGHT”


これに収録されてる「バーボン・ストリートの月」でのブランフォードのソプラノにノックアウトされたのでした。
スタジオ・ヴァージョンでは木管セクションがやってたソリを、ここではソプラノ・ソロでやってるんです。
そのソプラノのむせび泣くような音色に物凄い衝撃を受けて、以来ずっとソプラノに憧れ続けてきたワケです。


Sting Moon over Bourbon Street

このソプラノを聴いて初めてサックスという楽器を意識しました。


実は小学生の頃、クラシック音楽が好きだったんです。もちろん難しいことは分からず、ただ好きだっただけです。
だからクラシックのイメージとは異なるサックスという楽器が大嫌いだったんです。あの曲がりくねった形も音色も。

しかしソプラノって独特なんですよね。同じサックスでもアルトやテナーとは音色もイメージも随分と違う。
それは管がストレートだという点が大きいと思います。

だから今回私が買うことになったソプラノですが、SERIE IIにして正解だったと思います。
ヤナギサワのカーヴドとどちらにしようか随分と迷ったけど、ストレート管の音はカーブドには出せませんから。



何だか今回もダラダラな文章ですみませんが、要するに私のサックスの原点は…
スティング・バンドのブランフォード・マルサリスということです。

普段のブランフォード・マルサリスがやってる音楽には興味ないんです。私ジャズ嫌いですから。
しかしこのようなポップスの歌伴、ヴォーカルの隙間を縫うような演奏がたまらなく好きなんです。
その決定的名演と言えるのが、「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」でしょう。



Sting - Englishman In New York


歌伴の醍醐味、それはオブリガートだと思います。
Cメロ(1:55あたり~)のサックスのラインなんて、何度聴いても泣けてきます。




因みにブランフォードはクラシカル・サクソフォン奏者としても有名です。
クラシックのアルバムもリリースしていて、それが凄く素晴らしいです。
またいつか紹介したいと思います。





うん、ソプラノ到着するのが楽しみです。
けどマウスピース持ってないから、鳴らすためにはマウスピースも買いに行かないとイケマセンのだ。


まー。






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