ウィル・リーの赤いプレシジョン・ベースについて | 愛しのジャンポール

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友だちはスズメとカエルさんだけ


元BASSIST、現在ALTO SAX吹いてます♪

ヘンな音楽とかフツーの音楽とか、楽器、サクラ大戦、スズメ、カエルさんとか… 
ドーデモイイ日記ですがよろしくよろよろですのだ (・o・)

 
11月15日(木)くもり雨



みなさま
どうもまたまたお久しぶりですすみませんクマ



今日はオフでした。
久々にスズメにエサをあげに行くことが出来ました。


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↑エサ待ち中おにぎり


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↑エサ待ち中おにぎり


少し前にアメブロの画像表示が改善もとい改悪されてしまったので、サムネイルではなく元のサイズで載せました。
以前サムネイルはクリックしたら拡大表示されてたのですが、改悪後はきちんと拡大されなくなってしまったので。

上の画像をクリックすると、原寸どころか縮小されますからっ。

おいっ、アメーバよ、元に戻して下さい。



日が短くなり、もう仕事帰りではスズメに間に合わなくなりました。
だから1週間ぶりぐらいです。

スズメかわいいかわいいですのだ。





ところで、Tが発行してるフリーペーパー「intoxicate」の現時点での最新号である100号なんですが…


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ギル・エヴァンス生誕100年という特集記事があります。
そこにギル・オーケストラでのジェフ・バーリン大先生が写っている写真が掲載されています。


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以前に当ブログで紹介したギル・オーケストラの『東京コンサート1976』のケース裏の写真の別カットです。

CDの写真では小さくてよく判らなかったジェフ大先生の使用ベースが、これではっきり判りました。
かつてのトレードマークだった改造プレベですね。

拡大写真↓
$愛しのジャンポール

1976年のこの時点で既にピックアップはハム×2に改造されています。
コントロール部が隠れてて見えませんが、ピックガードも恐らくアノダイズドアルミのでっかいやつでしょうね。

ジェフ・バーリン・ファンは急いで最寄りのTへ「intoxicate」を貰いに行きましょう。





では、ここからが本題なんですが…


今日はジェフ・バーリンではなく、ウィル・リーのかつてのトレードマークだったプレベについてなんです。
そう、24丁目バンド時代にも使っていた赤いフェンダー・プレシジョン・ベースです。

現在はサドウスキーのジャズベ・タイプでおなじみですが、昔はプレベをメインに使ってました。
そのプレベについて知りたくて、けどネット画像やYouTubeを探してもなかなか見つかりません。

私も以前どこかでその赤プレベを写真で見たことあるのですが…
しかも、確かピックアップがJJ(フロントとリアにジャズベタイプの)レイアウトだったような気がするんです。

JJレイアウトの赤いプレベって、まさに私のナビゲーターのプレベと一緒なんです!

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しかし、その赤プレベの写真、何で見たのか全く覚えてなくて…
恐らくベース・マガジンだろうとは思うのですが、ベース・マガジンは去年大量に捨ててしまいましたからねぇガーン

とりあえず家に残してあるベース・マガジンをザーッと探してみました。
そしたらウィル・リーが表紙で赤いプレベを持ってる号がありました!



$愛しのジャンポール-BM1994-11_ed.jpg本ベース・マガジン 1994年11月号

因みに、なんと月刊化第1号です。


いや~偶然にも残しててヨカッタヨカッタ、と喜んで中の記事を見てみると…

記事には赤プレベは一切載ってませんでしたガーン


記事内の写真↓

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楽器を持っていません。今で言う「エアー」です。



ということで、赤プレベの写真はこの表紙のみ。

この表紙ではピックアップが判りづらいですが、どうやらフロントはジャズベ・タイプのようです。
リア・ピックアップは殆ど見えませんが、なんやらエスカッションのようなものが付いていますね。
きっと改造を重ねるうちにザグリが大きくなってしまって、それを隠すためのエスカッションでしょうね。

ボディーのあちこちに塗装剥がれが確認でき、結構年季の入った楽器だと判ります。
そして、フレットレスになってますね。

いつ頃にこれらの改造が施されたのでしょうね?
あぁぁ、このベースをはっきりと見たーい!!


記事を読んでみたら、Vol.40の“The Gallery”というページに
ウィルのベース・コレクションが載っていたそうで…


あ゙あ゙あ゙っっっ!!!捨ててしもたわっ叫び
今更ながら激しく後悔中。ちーん♪




24丁目バンド時代はノーマルなプレベだったと思うのですが…

いつピックアップの改造が施されたのでしょうか?
いつフレットレスにしたのでしょうか?

そもそもこの赤いプレベが24丁目バンドやそれ以前から愛用していたプレベと同一の物なのでしょうか?


どなたか、ウィル・リーのこの赤プレベの詳細をご存知の方、教えて下さい。
プロの改造楽器が大好きなので、どうしてもウィルのこの赤プレベについて知りたいのです。

どうか宜しくお願い致します。





ということで、久々に24丁目バンドを聴きたくなってきましたのだ。
しかし、実は1枚しか持ってなくて、しかもレコードなのでプレーヤーがなくて聴けませんのだ。


$愛しのジャンポール-マンハッタンの夢_ed.jpg

セカンド・アルバム『マンハッタンの夢』(1980年録音)です。
やっぱり楽器を持っていません。今で言う「エアー」です。

ハイラムもこの時既にHSHのピックアップ・レイアウトで塗装がボロボロのあのストラトだったのでしょうか?
物凄く気になります。





レコードの聴けない環境ならば仕方がないので、先日CDを買ってきました。
ファーストを買ってきました。



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CDThe 24th Street Band “The 24th Street Band”



24丁目バンドは1977年の初夏に、ハイラム・ブロック(g)、スティーヴ・ジョーダン(ds)、マーク・イーガン(b)、クリフォード・カーター(key)というニューヨークのスタジオ・ミュージシャン達によって結成。それからベースがマーク・イーガンからフランク・デイヴィスに交代し本格的に活動を始めます。

そして1978年11月にベースがフランクからウィル・リーに交代、12月にこのファースト・アルバムを録音しました。なんと初代ベーシストはマーク・イーガンで、ウィルは3代目だったんですね。

フュージョン・バンドといえば、インストでテクニカルで一般大衆には馴染みにくいという印象がありますが、24丁目バンドは基本的にヴォーカル入りです。スタジオワークを続けているとフラストレーションが溜まるそうで、それで自分達が音楽・楽器で楽しめるバンドを、というのが24丁目バンドでした。

1曲目の「ショッピン・ラウンド・アゲイン」からゴキゲンなファンキー・チューンで幕を開けます。ウィルのベース、かなり弾きまくってて痛快です。スラップのベコベコという野太い音色に時代を感じますね。明らかにプレべの音です。良き時代の良き音です。マーカス登場以降は猫も杓子もジャズベでドンシャリのセッティングですもんね。

メンバー全員が一流のテクニシャンながらテクをひけらかす派手な演奏はなく、しかし全ての楽器小僧も満足のいく実にかっこいい演奏です。同じスタジオ・ミュージシャン達によるバンドであるTOTOに比べると少し黒っぽくて渋すぎるかも知れませんが、ロック・ファンにも聴いて頂きたいバンドです。因みに私はTOTOの方が好きですけどね…


まー。











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