SAKUCHINです。
心に傷を負い、トラウマに囚われて部屋から出られなくなってしまったあなたへ
鳥かごに囚われてしまったあなたが、もう一度青空を自由に羽ばたいている未来を信じてこのシリーズを書いています。
発達障害・境界知能・イジメ・不登校・PTSD・引きこもり・抑うつ、辛い現実を乗り越え飛び立てます様に
では、よろしくお願いします。
その機能を逆手にとり、なりたい自分や将来の夢を具体化する事で、それを実現する為の情報を脳が集める様になります。
絶対に幸せになれる
夢は実現する
という自己効力感をもち、夢や目標を紙に書いて目にすることが大切であることを話しました。
前回の記事はこちらから↓
今日は『なぜあなたが自分を嫌うのか』そして『なぜ自分自身を受け入れることが辛く苦しいのか』について話してみます。
トラウマを抱えるあなたにとって自己受容は、とても辛い事でこのお話自体があなたにとってとても辛い内容になるかもしれませんが、これを超えなければ前には進む事はできません。
まだ前に進む勇気を持てそうにないのなら、今回のお話は読まないで下さい。
今日の結論
『いいじゃねぇか!』
もし、あなた自身あるいはあなたの大切な人が心に大きな傷を負ってしまっているのなら、このお話が回復への一歩になることを願っています。
否認から受容へ
人は、どんな形でも「将来に対する夢」「なりたい自分」といった目的を持ち、自分の人生に意味と価値を与えて生きています。
この目的に向かって動くという、個人の内発的傾向に注目して働きかけを行います。
もし、あなたが過去の出来事や外部の環境のみに縛られて今を生きているのであれば、過去に心の傷を負ったあなたは、今も未来もその傷に縛られてしまうことになります。
しかし、過去のトラウマは絶対的な存在ではなく、あなたが意識的・無意識的に保持しているものであり、その目的を自覚することで変更し得る可能性が生まれるはずです。
心の病気は、一例として
①否認 → ②他責 → ③自責 → ④受容→ ⑤肯定 と経過していきます。
『全てを拒絶し何も考えられない』そんな否認状態が、休養する事で思考できる状態に回復します。
最初に考えるのは『憎いあいつ』あるいは『職場や環境』に対する憤りです。
自分を追い込んだのは『あいつだ』という様な怒りの感情が芽生えます。
怒りの感情によって、アドレナリンやコルチゾールなどのストレスホルモンが分泌され、体は『闘争と逃走』の状態を準備しますが、どんなに相手を憎んだとしても、相手も会社も変わりません。
次に向かうのが自分への感情です。
『私はなんてダメなんだろう』と自分を責めてしまいます。
この自責思考の段階で長い間、心を囚われてしまう事が多いと感じています。
でもそこから『いいじゃねぇか』と思える『受容』の段階へと進むことができれば、見違えるように回復していきます。
そして、そう思うのはあなた自身なのですから、あなたが決めればすぐに変化させることができるのです。
これからどうしたいのか
「これからどうしたいのか」という問いは、あなたが現在の状況を受け入れつつも、あなた自身の目標や意図に基づいて行動することを促すものです。
人は自己の目標や意図に基づいて行動し、問題や困難に対処することで成長や発展を遂げると考えたからです。
この問いは、個人に対して自己責任を持ち、自己の可能性を信じることを促すものでもあり、個人は自己の選択や行動によって自己の人生を創造し、成長や幸福を追求することができる思います。
個人の自己実現や幸福を追求するために、この問いに向き合って欲しいのです。
問題は、過去(トラウマ等)にあるのではなく、
これからどうするのか
であり、変化する事です。
それは、あなた自身の意思が決める事で、今すぐにでも可能な事です。
幸福になるためには、他人の意見や批判に左右されず、自己の内なる声や価値観に従って行動することが重要です。
他人の評価や比較に固執すること、他人への憎しみや嫉妬にエネルギーを費やすことも「幸福になる覚悟」においてはどうでもいいことです。
代わりに、自己の目標や価値に基づいて自己成長を追求し、他人との比較や競争に囚われずに自己の幸福を追求することが大切です。
この覚悟は、自己の幸福や成長を妨げる要素に囚われず、自己の内なる声や目標に従って行動することを意味します。
個人心理学における「過去の事などどうでもいい」という思考とは、過去の出来事や過去のトラウマに囚われず、現在と未来に焦点を当てることを意味しています。
あなたが、過去の出来事や過去の苦い経験に執着している限り、幸せになれないことには理由があります。
それは、あなた自身が「不幸な私」でいる為に、過去のトラウマ(悪いあの人)を必要としているからです。言い換えれば、自分で自分が嫌いな理由を求めているのです。
過去の出来事や過去のトラウマに囚われずに、現在と未来に焦点を当てて自己の成長や幸福を追求することが、個人心理学における重要な要素なのです。
夢を諦めないで
かつて、嫌いな芸人ランキング9年連続1位、抱かれたくない男ランキング不動の1位と名をはせた江頭2:50(えがしら2時50分)さん
2022年度代々木アニメーション学院の入学式にサプライズで祝辞を述べられ、夢について話されていました。
簡単に手に入らないから夢なんです。
それに打ち勝って掴むのが夢なんです。
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真剣にやるのは
若い君たちにとって
恥ずかしい事かもしれません。
馬鹿にしてくる奴もいます。
でも99人が馬鹿にしても
1人が応援してくれたら
それで
いいじゃねぇか!
夢や目標をもち、毎日できる何かに時間を忘れて没頭する事ができれば、今日一日が幸せだったと思います。
想いを言葉にする
脳は、言葉に反応してホルモンを分泌します。
もしあなに今日一日の中で何か良い成果があったなら
言葉に出して褒めてあげてください。
すると幸せホルモンが分泌されるんですよ。
自分で自分を褒めてあげると、嘘の様な話ですがドーパミンが分泌されてパフォーマンスが向上します。
簡単な方法として
自己肯定感を高める為に日記を書いて見ましょう。
今日あった楽しかった事を書いて見て下さい。
嫌な事があってもそれは書かず
成功体験・楽しかったこと・美味しかったもの
ほんの少しで良いですから文字にして言葉にして読んでください。
あまり大きい声で読むと家族に心配されるかもしれませんが、ぜひやって見て下さい。
アファメーション
成りたい自分を思い描き、言葉にすること
それをアファメーション(affurmation)と言います。
人は成功体験を積み重ねることで自己肯定感を高めていくことができますが、アファメーションでは、自分自身を肯定する言葉を口にすることで成功を引き寄せるのです。日本の『言霊』に近いものですね。
もし、あなたが未来の自分を想像したとき
狭いワンルームマンションに暮らしていて
安い給料で、仕事に追われる毎日をイメージしたとしましょう。
おそらく、その通りの人生を歩む事になります。
人は、良くも悪くもイメージ通りの人生を歩むのです。
より良い人生を歩む為に、夢をもち幸せな自分イメージしながら、毎日実現可能な些細な成功に自分を褒めてあげて欲しいのです。
- 朝起きる事ができた
- カーテンを開けられた
- 窓を開けて空を見られた
- コンビニに行けた
- お風呂に入れた
些細な日常の全てが、鳥かごの中にいるあなたにとっては成功体験なのです。
でも、一人で悩まないで
多くの人たちが自分一人で解決しようとした結果
(我慢して抱え込むことも含め)
トラウマを抱えて生きる苦しみから逃れられなくなっているのが現実です。
もしあなたが心に傷を負った直後であるならすぐに誰かに助けを求めてほしい。
まだ鳥かごの扉は開いています。
しかし、やがて鍵がかかりあなたは鳥かごに囚われてしまいます。
ただし、今現在虐待(身体的・心理的・性的・ネグレクト等)を受けている場合は直ちに専門家の助けが必要です。
フォローよろしくお願いします。
でも、これだけは信じて欲しい。
あなたの価値はあなた自身が決めるのです。
人生の意味はあなたが与えるのです。
明確な答えは無いとしても、態度・行動・言動・表現・癖・野心・習慣・人格など、あらゆる行動があなたの人生に意味を与え、意味と合致していきます。
大丈夫。必ずまた大空を羽ばたける様になるから自分を信じて。
ストレス障害のケアは、安心と安全を確保してから行うのが基本です。これはあなたを籠の中の鳥にしないために、とても大切なことになります。
もし、あなたのそばで心に傷を刻まれてしまった人がいるのなら、福祉や医療につなげてあげて下さい。
もし、あなたの心に傷をつけた人が側にいる人なら、必ず誰かに助けを求めて逃げ出して下さい。
では、今日はこの辺で
もし、あなた自身あるいはあなたの大切な人が心に大きな傷を負ってしまっているのなら、このお話が回復への一歩になることを願っています。