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本日の担当は、クルーNO.2023

SAKUCHINです

心に傷を負い、トラウマに囚われて部屋から出られなくなってしまったあなたへ


鳥かごに囚われてしまったあなたが、もう一度青空を自由に羽ばたいている未来を信じてこのシリーズを書いています。


イジメ・不登校・PTSD・引きこもり、辛い現実を乗り越えられます様に

では、よろしくお願いします。  

 
image前回のまとめ

大阪市の副市長(助役)を務められ、現在は弁護士として少年犯罪や公演に取り組まれている大平光代さんには、極道の妻という経歴がありました。

 

中学1年生の転校がきっかけで、勉強ができて陽気な彼女は、妬みの対象として壮絶なイジメにあい、2年生で割腹自殺を図ります。


『普通に学校生活を送って欲しい』両親の言葉に後押しされて復学したのも束の間、彼女へのイジメは形を変えただけで、家でも学校でも自分の居場所を失います。

 

自暴自棄となり、非行に明け暮れて僅か16歳で背中一面に刺青を入れたヤクザの姉さん(極道の妻)になったのでした。

 

そんな彼女のターニングポイントは22歳の時

父の友人で、幼い頃から可愛いがってくれていたおじちゃんに諭されたのです。


ただ人生をやり直すたと決めた時、どうしても復讐心を消す事ができなかったそうですが、彼女自身がイジメの加害者よりも幸せになる事が一番の復讐であると教えられて、立ち直りを決意したのだそうです。

 

前回の記事はこちらから↓ 

 

今日は、

親である『あなたがすべき覚悟』と『親が求める普通』とはどう言うことなのかと言ことについて話そうと思います。

 

 

今日の結論は

『猫は上手に泳げない』

  

もし、あなた自身あるいはあなたの大切な人が心に大きな傷を負ってしまっているのなら、このお話が回復への一歩になることを願っています。

  猫を川に放り込む

 

私の愛犬ムギは、徳島出身の柴犬です。

まだまだ幼くやんちゃでよく噛みつきます。本人は遊んでいるつもりでも私は華奢なのでムギの元気についていけませんでした。

 

柴犬は従順な性格を持ち、家族や飼い主に対して愛情深く忠実と言われています。警戒心が強い一方で、勇敢で縄張り意識が強い犬種のはずなのに、誰にでも愛想を振り撒き、飼い主の私に噛み付くという困った子ですが、そんなツンデレな所も好きなのです。

 

遺伝子的にはオオカミにもっとも近い犬種で日本人と共に長い年月、狩猟犬として生活してきたので泳ぎも上手なはずなのに、お風呂のたびにクーンクーンと情けない声で鳴きます。

 

犬にもそれぞれに性格がある様です。

 

 

猫も愛玩動物として好まれるペットですが、 猫の性格にも個体差があり、一般的には独立心が強く、自己主張がはっきりしています。

 

猫は狩りをするための本能を持っているため、好奇心旺盛で遊び好きな一面もありますが、猫は繊細な動物であり、環境の変化やストレスに敏感に反応することもあるとされています。

 

犬とは異なり猫の多くは、水を嫌います。そのため、水に濡れることや泳ぐことを好まない傾向があります。

猫は本来、毛づくろいを通じて体を清潔に保つ習性があるため、水浴びは好まないし、泳ぐこと自体が嫌いなのです。

 

動物保護法(動物の愛護及び管理に関する法律)が制定されたのは、昭和48年(1973)の事ですが、今でも動物虐待で猫を川に放り投げたり、飼えなくなったペットを箱に入れて川に流してしまう人がいます。

 

あなたは、そんな酷いことは許されないときっとお思いになっている事でしょう。

 

  親の気持ち

 

30年にも及ぶ長い間、我が国の経済的な発展は停滞し、人口減少に歯止めがかからず、少子高齢化は日に日に加速してる様に感じています。

 

そんな社会の中で我が子に幸せになってほしいと親は思います。

 



色んな仕事、色んな職場はあるけれど親会社、子会社、孫会社と下に行けば行くほど、労働環境も賃金も全ての条件は悪くなる傾向は否めません。

 

だから、少しでも良い学校、職場を求めて一生懸命勉強してほしいと願います。

 

良い成績を取れないでのであれば、せめて普通に卒業してほしいと思うのです。

 

普通?

 

普通っていったい何なのでしょうか?

  ​壊れたものが支配する場所

 

学校に通う子どもたちの中に、想像できないほどの劣悪な家庭・毒親のもとにいる子どもたちがいます。

 

虐待を受け、食事すらまともにできず、

毎日怯えて暮らす日々。

例え裕福であっても、家族団らんなど無い無関心な親や、

全てを強要する過干渉。

 

あるいは、アンモラルな生活が日常で

人としての優しさの意味すら理解できない子どもたちが存在している。

 

そんな子どもたちの心は壊れていて

教室を地獄にしてやろうと考えるのです。

 

イジメの対象は誰でも良いのです。

混沌を求めているだけなのですから

 

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日本人の特性としてイジメは集団化していきます。

イジメを強要されるのです。

 

子どもたちは、イジメが犯罪で悪いことであることなど

とっくに理解していて、それでもイジメに加担して行くのです。

 

当然心は壊れて行きます。

 

加害者・被害者・傍観者

 

そしてもう一人の存在は、その場所にいることに耐えられなくなってしまった優しい子ども

 

不登校になる子ども達

 

助けてあげる力も勇気も無く、されどイジメに加担する事もできない(したくない)

 

学校に残り、勉強して良い成績をとり、良い学校に進む子ども達は心が壊れた大人になる。良心を理性で覆い隠してきた大人が支配する世界


 

これが

『普通』

という事です。

 

現代の学校は、見た目は昔と変わらないのに全く違う世界なのです。

 

もはや学校は流れる川で

不登校になった子どもは、そんな地獄から這い上がってきたずぶ濡れの子猫なのです。

 

泳ぐ事が苦手な子猫をふただひ川に放り込む言葉は

 

『せめて普通に卒業して欲しい』

 

学校に行きたくないという気持ちが、自立神経を乱して病気(症状)を作ります。

そして、症状に対処する治療をしても治る事はありません。

 

猫は上手に泳げないことなど知っているのに

川に戻れと言っていませんか?

  親がすべきこと

 

個人心理学の観点から、不登校になった子どもに親がすべきことやできることについて考察します。

 
1. 子どもの意志を尊重する
個人心理学では、個人は自己決定権を持ち、自分の選択に責任を持つべきだと考えられています。不登校になった子どもの意志や感情を尊重し、その背景や理由を理解するのです。
 
2. 対話を通じて理解を深める
親は子どもと対話し、子どもが不登校になった理由や悩みを理解する努力をすることが大切です。子どもに対して自分の気持ちや思いをオープンに伝えることで、信頼関係を築くのです。
 
3. 協力関係を築く
親と子どもは協力関係を築きながら解決策を見つけることが重要です。子どもが学校に行くことに抵抗がある場合、親と一緒にその理由や解決策を考えることで、子どもの自己肯定感や学習意欲を高めることができます。
 
4. 応援とサポートをする
不登校になった子どもを責めたり罰するのではなく、子どもをサポートし、必要な支援を提供することが大切です。親は子どもを応援し、子どもが自信を持って学校に戻れるようにサポートすることが重要です。
 
5. 専門家の支援を受ける
不登校の背景や原因が複雑な場合、専門家の支援を受けることも考慮して下さい。心理カウンセラーや教育機関と連携し、子どもと親が適切なサポートを受けられるようにすることが大切です。
 
親が不登校になった子どもを理解し、支援することが大切であり、それは学校に行くことを強要する事ではありません。個人心理学の観点から、子どもとの関係を築きながら問題解決に取り組んで下さい。
 
『なぜこうなってしまったのかわからない』多くの親はそう言います。
そして、なぜ学校に行けないのかは本人にしかわかりませんし、本人もわからないケースも多いです。
 
 
親として一番大切なのは、状況を受け入れて子どもに共感することです。
親がすべきことは『覚悟』すること。子どもがどんな選択をしたとしても、それを受け入れる覚悟がなければ、子供の幸せが遠のいてしまうと思います。

  あなたがすべきこと

 

次に、個人心理学の観点から、不登校になったあなた自身がが保持すべき自己肯定感について話します。

 

個人心理学では、自己肯定感は個人の心理的な健康に重要な要素であり、自分自身を受容し、自分の価値を認めることが重要だと考えられています。不登校になったあなたがが保持すべきことは、自己肯定感を強く保持することです。

 

1. 自分を受容する

不登校になったあなたは、自分自身を受容し、過去の行動や選択を肯定的に受け入れることが重要です。過去の失敗や困難な状況に対しても、自分を責めるのではなく、自分を受容する姿勢を持つことが自己肯定感を高めてください。

 

2. 自己価値を認める

あなたは、自己価値を認めることが大切です。自分に自信を持ち、自分の強みや長所を認識し、自分自身を大切にすることで、自己肯定感を高めることができます。

 

3. 目標設定と成長意欲

そして将来のなりたい自分の姿を想像してください。そしてそれを目指すために目標設定や成長意欲を持って欲しいのです。自分に向けた目標を設定し、向上心を持つことで、自己肯定感を高めることができます。

 

4. 社会的な関係性を大切にする

個人の自己肯定感は社会的な関係性や他者とのつながりからも影響を受けると考えられています。よって、他者とのコミュニケーションや協力を通じて自己肯定感を高めることにも心がけてみてください。

 

以上の考え方を持つことで、あなたは自己肯定感を高め、自己成長や問題解決に向けて前向きに取り組むことができるはずです。自己肯定感を育むことは、あなたの心理的な健康を促進する重要な要素となります。

 

あなたには、

あなたにしかない価値がある

普通じゃなくて

良いのです。


そしてもう一つ

あなたにも幸せな大人になるために

覚悟が必要です。


それは、自分を大切にすると決めること。

大切にしたいと思うのではなく、自分自身の意思で自分を大切にすると決めることです。



 

でも、一人で悩まないで 

多くの人たちが自分一人で解決しようとした結果

(我慢して抱え込むことも含め)

トラウマを抱えて生きる苦しみから逃れられなくなっているのが現実です。

 

 

もしあなたが心に傷を負った直後であるならすぐに誰かに助けを求めてほしい。

 

まだ鳥かごの扉は開いています。

しかし、やがて鍵がかかりあなたは鳥かごに囚われてしまいます。 

 

image

ただし、今現在虐待(身体的・心理的・性的・ネグレクト等を受けている場合は直ちに専門家の助けが必要です。

性犯罪被害相談電話 #8103(ハートさん)

支援情報検索サイト

  

 

    

子どもの心を強くする絵本 

 

 

 

適応障害・抑うつで3年間引きこもり中の
Marumomomoちゃんと
内気なSAKUCHINが絵本を作りました。

 

 

 


 

よければ読んで見てください。
kindle アンリミテッドの読み放題

子どもの心を強くするための絵本です。
読みきかせには、ぜひ紙の絵本を

marumomomoより
 

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でも、これだけは信じて欲しい。

あなたの価値はあなた自身が決めるのです。

人生の意味はあなたが与えるのです。

 

明確な答えは無いとしても態度・行動・言動・表現・癖・野心・習慣・人格など、あらゆる行動があなたの人生に意味を与え、意味と合致していきます。

大丈夫。必ずまた大空を羽ばたける様になるから自分を信じて。

 

現代の教室は、見た目は何年も前と変わらないかもしれないけど、親世代の学校とはまるで違う世界であるということ話しました。


そしてその世界で『普通』であるという事は、心を殺して生きていくことなのです。

 

優しい子どもは、イジメられることもイジメに加担させられることも、傍観することにも耐えられないのです。


心が悲鳴をあげ、やがて体調不良として心が病を作るのです。

 

異世界で自分の価値観の軸(ビリーフシステム)を失うことなく強く生きるためには、幼少期からの教育が最も大切です。強い心を育むには長い年月必要だという事なのです。

 

では、今日はこの辺で

 

もし、あなた自身あるいはあなたの大切な人が心に大きな傷を負ってしまっているのなら、このお話が回復への一歩になることを願っています。

 

最後まで読んでいただき

 ありがとうございます。

 

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