今日のお話

 ○ 長い治療の始まり
 ○ アレルギー治療の注射
 ○ 歯科治療が始まった小2の頃
 ○ 歯科医師の言葉の意味 

 ○ 少年の頃の君へ

  

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クルーNo.1003
 Taicyo です。
独立企業法人化を目指す、僕たちの挑戦を書いていこうと思う。
 
僕と同じ様な悩みを持っている人の参考になればと思ってるよ。

ではよろしくお願いします。

 

  ​長い治療の始まり

 小学校入学時の健康診断がきっかけで見つかった「色覚異常」と「虫歯」 そこから、意外なことにアレルギーに続く

 

僕はいつも鼻が詰まっていたから、いつも口呼吸になっていたんだ。

 

それが原因で口腔内が乾燥して虫歯になりやすくなっていて、加えて顎が変形して歯並びも最悪になってしまっていたんだ。

 

鼻が詰まっていた原因は単純に鼻汁だけでは無く、鼻腔内に腫瘍が出来ていて、アレルギー治療の第一段階は手術が必要って言われたんだ。

幼かった僕は何を聞いていてもチンプンカンプン。

 

両親が深刻な顔をしてたのは何と無く覚えているけど、イビキも父さんと同じくらい大きかったらしくてそれも鼻の奥のアデノイド(鼻茸という腫瘍)が原因だったんだ。

 

母さんは手術室に向かう僕を見送る時に目を真っ赤にして泣いてたけど、

 

子供心に母さんの心が痛んでいることはわかっていたし、手術が必要だとは分かっていたけれど不安な気持ちは大きかったね。

 

でも医師たちが僕を守ってくれることは疑っていなかったし、母さんがいつも僕をサポートしてくれるから頑張って手術に向かう事にしたんだ。

 

この手術で、鼻腔にできた腫瘍と腫れて大きくなっていた扁桃腺を摘出してもらったんだ。

 

 

 

 

この時は、この手術を乗り越えれば、健康で幸せな未来を歩んでいけると信じていたんだ...けどね

 

僕の治療は始まったばかり。

これからウンザリするほど病院に通うことになる。 

 

アデノイドや今回の記事の医学的なことは別に書いておくので気になる人は読んで見て下さい。 病気の説明はこちら↓

 ぼくの受けた治療の医学的説明について

  アレルギー治療の注射

 手術後は、内服治療と週1回のネブライザー(吸入器)による投薬

 

 鼻にアダプターを突っ込んで薬の蒸気を鼻腔に入れる治療に通ったんだけど

 

あまり効果が無くて、アレルギーの治療のために注射を打つことになる。

 

①クール 2回/週 1ヶ月間

②クール 1回/週 3ヶ月間

③クール 1回/月 治るまで

 

これは減感作療法って言う治療法で、アレルギーの原因となる物質の成分を皮下に注射して、体をならす免疫療法なんだ。

 

あまり痛くはなかったけど、最初は怖いし毎週病院に行くのは嫌だったな。

 

  歯科治療が始まった小2の頃

 この頃の僕はいろんな治療にうんざりして少しナーバスになってたと思う。

 

鼻炎はあまり良くならなかったけど、

次の治療は歯科矯正

 

長年の口呼吸で出っ歯になっただけじゃなくて、顎がしっかり成長しなかったから永久歯に生え揃ったら口の中に歯が収まらない。

 

先生が言うに上下の犬歯4本を全身麻酔で抜歯して、その後器具を装着して少しずつ顎を左右に広げて行く治療をする。??

 

口の中に小さなジャッキを入れて、毎日少しずつ広げる治療

 

 

 

僕は無意識に心の声が出てた。

 

「何で僕ばかりこんな目に遭うんだろう」

 

それを聞いた先生は僕にこう言ったんだ。

 

「君は恵まれてる。」って...?

 

その後つらつらとら説明されたけどあまり覚えてない。8歳の時の話だからね。

 

  歯科医師の言葉の意味

 子供の頃には理解できなかったけど先生の言った言葉の意味を今は理解している。

 

・我が家は普通の家庭で裕福ではない

・歯科矯正は保険外診療で全て実費

・大学病院までは車で2時間

・10年余りの長期の治療期間

 

①社会人としての僕への配慮

歯並びの良さは第一印象を左右し、信頼性や信用性に大きく影響する。

 

また、口元の美しさはコミュニケーション能力や人間関係の構築にも関係していて、当時の僕はいつも口が半開きでだらしなく見えていただろう。

 

そんなハンデキャップを除去して、スタートラインに並ばせてくれようとしたんだ。

 

② 自己肯定感を高めるための配慮

社会的な規範や通念において歯並びの良さは清潔感や健康の象徴とされている。

 

歯科矯正を受けることで社会的な評価や受け入れを得やすくなる。また、歯並びの悪さが原因で自信を失い、人前で笑顔でいられないことは他者とのコミュニケーションに大きく影響していただろう。

 

それを改善することで自己肯定感を高めてくれようとしたんだ。

 

③差別や偏見への配慮

歯並びの悪さが低所得者に対して偏見や差別を引き起こす可能性があることを僕は知っている。

 

社会的な偏見やステレオタイプによって、歯並びの悪さが経済的な立場や社会的地位と結びつけられることがあるんだ。

 

そんな差別から守ってくれようとした訳だ。

 

手術と歯科矯正で綺麗な歯並び手に入れた僕は、もう出っ歯でもなく口はキリリと閉じている。

 

大学病院には100回近く通院してたことになる。お金がいくらかかったかは具体的には知らない。

当時の僕は治療の後に食べる外食が楽しみだった。

 

  ​少年の頃の君ヘ

 君が他の人よりも多くの治療を必要としているのは、君の体の特性や状態によるものだ。

 

それは君が両親にとって特別な存在であることを意味している。

 

君がこれらの治療を受けることで、将来の健康や自信を築くことができるんだよ。

 

これまで治療のために痛さ・辛さを経験した君が、悲観に暮れることは自然な感情だけど君はこれらの治療に向き合っている

 

勇気を持っている。

 

君の努力と忍耐は将来の君にとって大きな報酬をもたらしてくれる。

 

 

君は他の人とは違う経験をしているかもしれないけど、それが君の強さで成長の機会でもある。

 

 

両親が高額な医療費を支払ってくれることは君にとって大きな幸福なんだよ。

 

彼らは君の健康と幸福を最優先に考えている証なんだ。この治療を受けることで君は将来の自信と成功を築くことができるんだ。

 

彼らの君を想う気持ちに感謝し、この機会を大切にして欲しい。

 

 

今は辛いかもしれないけどこれらの治療は君の人生において重要な一部なんだ。

 

 

君がこれらの困難を乗り越えることで自己成長や自己肯定感を高めることができるはずだし、強い心を育んでくれる。

 

君の人生はまだ長く、越えなければならない壁はいくつも存在するだろう。そして君が乗り越えた壁は今度は君を守る城壁になるんだ。

 

君は治療を受けることで、より良い未来を築くことができるから

 

人生に意味のないことなんて無いんだ

 

意味がわからないかい?

 

君が自らの行動で人生に意味を与えるからだよ

 

 

この頃の僕は、

これから自分の前にはだかる

 

いくつもの壁の存在を

 

まだ知る術も無かった...つづく

 

 

今回のお話はTaicyoが小学校1年生から始まった病気の治療のお話でした。

 

彼はアレルギーが原因で慢性鼻炎(アデノイド)を発症して10年間歯科矯正のため100キロほど離れた大学病院に通院しました。

 

今はどちらも小康状態だそうですが、アレルギー体質も父親からの遺伝だったそうです。

 

では、次回をお楽しみに

By SAKUCHIN

 

次のお話は、こちらから↓

🚩 自分を知りたい

 

過去記事のリンクはこちらから↓

🚩 働けないなら【社長】になろう

🚩 VOL.1 プロローグ

🚩 VOL.2 発症

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

 

 皆さんの幸せを願っています。

 

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