ケーブルテレビの工事を終えたので、地デジが来ました。

 私の部屋のテレビは地デジ対応だったのですが、今まで室内アンテナで見ていました。

 八木アンテナの、高性能のではあったのですが……やはり、室内アンテナでは厳しくて。
 時々映像が乱れるし、見られないチャンネルも多くてね。

 そうなってくると、居間のテレビとビデオを買い替えたくなってきました。
 エコポイントもあるし……なんて言っていると、なんか国の思惑に乗せられている気がするなぁ。
 この時期に廃止なのは、金がないから?

無駄骨? 英国防省“UFO班”廃止 分析60年、脅威の証拠なし
 英国防省は4日までに、未確認飛行物体(UFO)の目撃証言の収集や分析を60年近く続けてきた“UFO班”を廃止した。同省は「(UFO調査に)防衛上の利益を見いだせず、防衛予算を使うのは不適切だ」と説明している。

 日本のテレビがUFO特集をやるとき、「英国国防省にはUFO専属の部署が……」と権威付けに使われていたんだけどなぁ(笑

 UFOというのは、未確認飛行物体であって「異星人の乗り物」とイコールではない。(どこかの国の秘密兵器という可能性もある)。
 だから、英国も担当部署を置いていただけ、と言えばそれまでなんですが。

 ある意味、夢のあるものがまたひとつ減ったな、って感じです。
 空想作品(日本の映画、アニメ)の中の歴史を年表順に並べて、架空の歴史年表を作ってみるという作品。
 昔……特に映画館で観た作品というものは、劇中の設定に疑問をがあっても、すぐには調べることはできなかった。
 だから(というわけでもないが)、結構適当な設定の作品も多くあり、それに思いっきり突っ込みを入れている。
 人類が文明を作る前に来たのに、寝すぎたために人類に負けた侵略者とか。ちょっとひどい。

 そして、時系列に並べることによって見えてくることもある。
 50年、60年代にはゴジラ以下、放射能で巨大化路線があり。
 70年代にかけて出てくる正義の味方の基地は、東京と富士山麓に集中していたり。

 これを面白いと思えるかどうかは、コケにされる作品をどれだけ読者が知ってるかにもよります。
 半ばオタクのような私でも、名前だけ知ってるけど本編を見たこともない作品がチラホラ。

 そんな知らない作品への突っ込みは、受けないギャグのようなものでね。
 ライオン丸とかジェッターマルスとか、知らんがな。

 まあ、この辺は空想科学読本の楽しみ方と変わりはないでしょう。


 それとは別に、この本独自の問題があります。
 それは、「空想歴史」というものの存在です。

 別々の作品を時系列で比較して、「空想歴史」上で退化したとか進化したとか言うのはどうかということ。
 一つにくくっているのは、「空想歴史」と言うものを作ろうとしている、この本と筆者の都合です。

 たとえば、「エヴァンゲリオン」が他のロボットよりも退化と言うのは、突っ込みとして成り立ってないですね。
 その作品には、その作品内での時系列があるわけですから。
 5つのムーが同時に存在したとかいうのも同様のことです。

 もちろん、「空想歴史」が整合性などとれるはずもない。でも、やってみると「3713年、人類はサルによって滅ぼされる」ことで見事に完結した、とあとがきで作者は自負しています。
 しかしこれは、整合性がとれるように作品をチョイスしたのではないか、とも思われます。

 「伝説巨神イデオン」では、人類滅亡どころか地球は割れて死にかけた星になっているんだけど。
 第3次世界大戦による滅亡から人類が復活するぐらいだから、地球もくっついた上で猿に人類は滅亡させられるのだろうか。

 無理に一つの歴史にまとめるのではなく、時系列で並べて分析するだけでよかったような。

内容(「BOOK」データベースより)
空想科学番組は、これまでさまざまな歴史的事件を描いてきた。「地球は46億年前、アース様によって創られた」「聖徳太子は法隆寺と同時にロボットを建造していた」「3713年、人類はサルによって滅ぼされる」…。これらの一見トンデモない事件を束ねてみると、意外にも大きな歴史の流れが浮かび上がってくる!話題のベストセラーが、ついに文庫化。
空想歴史読本 (空想科学文庫) 空想歴史読本 (空想科学文庫)
(2003/11)
円道 祥之

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 吸血鬼という名前から、いろんな物が想像できます。

 神秘的なイメージを持つその姿と言えば、ダンディなおじさまか、絶世の美女。
 多分、映画の影響でしょうが。

 でも、この作品では人類に寄生する生物です。
 もっとも、そのイメージが真新しいとか斬新だというわけではありません。

 この作品の魅力は、短編の中で登場人物が一人(?)ずつ描かれて、全体の流れでそれらが絡み合い……最初の方で投げたかと思った伏線が、最後に生かされる。

 とはいえ、地球を滅ぼしかねないエイリアンが、ただの咬ませ犬と言うのはどうかと思うけど。

 人間とは違う価値観を持つ生命体から見た、人間たちの描写だとか、そこに向けられる愛だとか。
 半ば腐りかけた肉体に入ってる妹と、美しい体に乗り換えるづける妹とか。そんな対比も面白い。

 ファンタジーではなく、SFとしての吸血鬼がうまく、美しく書かれている作品だと思います。

吸血鬼エフェメラ (ハヤカワ文庫JA) 吸血鬼エフェメラ (ハヤカワ文庫JA)
(1996/08)
大原 まり子

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 フィアナのために突っ走るキリコ。無傷で難なく目的を果たせるような、そんなヤワな作品ではない。
 血まみれになっても前に進む。そこがいい。

 ネクスタントのティタニアが良い味を出していると思います。
 過去の真相が暴かれていくたび、なんか切ない人だなと。
 そしてキリコのストーカーに……(ストーカーですね、あれは)。
 こういうキャラ、好きです。続編で出して欲しいなぁ。

 バッドエンドと言えばバッドエンドですが、リアルロボットというならこういうのもありではないかと思います。
 わざわざ泣ける演出のためだけに、死を持って来たわけではないでしょうし。

 それよりも、私が疑問に思うこと。
 この高橋良輔という監督、最初の目的から後半になるにつれて、テーマ以外のことを出してくるということがよくある。

いろはにほへと」という作品では、幕末という舞台を生かした剣劇と銃撃の入り交じった作品だった。
 坂本龍馬を守れなかった男、日本に災いをもたらす「首」を封じる永遠の刺客が、歴史の裏で動くというもの。
 でも「空飛ぶ五稜郭要塞」で、全てがぶちこわしになった気がする。

ガサラキ」という作品は、ボトムズと同じくリアルロボットが紛争に投入されるという作品だった。
 でも、政治の話を始めたり世界を裏で操る組織の話になったりと、詰め込みすぎた感があった。
 「カイとは何か、クガイとは何か」というのは番組紹介のCMだが、結局よく分からないまま終わった。

 このボトムズでもキリコが「異能者」という設定は、いらなかった気がする。
 あっても良いけど、強調しなくてもいいのではないかなと。
 確率的にあり得ないことが起きるということを大まじめにやればやるほど、うさんくさく思えてしまう。

 ボトムズ本編で異能者設定が出てしまった後の作品なので、それを強調したいのは分かるんだけど。なんだかなぁ。

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