オーロラを全国にお届けする AURORA DANCE 中垣哲也のブログ

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オーロラ メッセンジャとしての活動、オーロラに関わることなど
他で書けないことも、写真もいっぱい、ここで公開します。

中垣と行くオーロラツアー

クルアニロッジ滞在1日目(カナダ・ユーコン準州)

 

今まで10年近く、コロナで行けない年もありましたが、

アルパインツアーのオーロラに関わってきましたが、

いずれもオーロラのチャンスは4夜でした。

 

今回から私のこだわりで1夜追加滞在で5夜のチャンス。

結果をしっかり残すために滞在日数を増やしてもらいました。

チャンスがボリューム25%増量なのです。

 

何としても大物に逢いたいものです。

 

 

 

 

好天に恵まれ幸先の良い滑り出しです。

まずはクルアニ湖の御神渡りにご挨拶。

 

 

初日に相応しくピアニッシモなオーロラ

ここからスタートするのがドラマとして面白い展開になってくれるかと。

二日目も晴れそうです。

 

 

 

 

 

3月といえばオーロラを取材するのに好都合です。

 

4月になると白夜傾向が強くなり、

夜が暗くならなくなってしまうのです。

 

そうかと言って、2月までは極夜傾向で昼が短すぎて辛いこともあり、

 

それで3月しかないということになります。

 

もちろん秋は別として、寒い時期に行くとすればの話です。

 

 

 

 

カナダのホワイトホースは、

北米大陸の北西の果に近い、人口の極端に少ない地域です。

 

 

最初に「中垣哲也と行くクルアニロッジの旅」を一週間、

 

その後は独自の取材を4週間敢行します。

 

報告しますので、ご期待ください。

3月2日、

カナダへ向けて出発の日です。

 

1か月も寒い世界で滞在します。

 

最初の一週間は「中垣と行くクルアニロッジツアー」です。

 

また報告します。

 

札幌も日に日に春の気配が強くなってきました。

2月も終わり。

 

2月28日、札幌の渓仁会グループの職場研修会でオーロラしました。

 

私にとりましては、職員のみなさんがみな神様に思えました。

 

実は・・・

 

2012年4月。

 

アラスカの北極圏で、

そこは人里から遠く離れた山小屋のような宿で2ヶ月近くもオーロラの取材に没頭していました。

 

入口のフェアバンクスからその場所にたどり着くまで、

とてつもなく遠いのですが、

夜になるとオーロラの真下に立てる特別な場所でした。

 

今でも思い出せるような激しく華麗なオーロラが始まった瞬間に、

ガツンと腹部に激痛が!

 

「よりによって、いま、この瞬間に来たか!!」

 

それから10日間ほど、水も飲めないほどに苦痛で、

その山小屋に寝込んでしまいました。

 

状態は改善せず、全身状態が厳しい状態で、

空港のトイレで鏡を見た瞬間に、

自分の体の中で極めて深刻な状態に至っていると判明。

 

とっさに日本の知り合いの医者などにアドバイスを求め、

直ちに帰国して、すぐに処置を、

そして何が起きているのかを速攻で検査してしてもらう手配をしました。

 

命からがら帰国し、

台風直撃で到着した空港の床で休みましたが、

千歳に到着して、そのまま病院に直行。

 

・・・

 

検査結果は最悪の想定通りで、

悪い夢なら冷めて欲しいと願ったことを昨日のように記憶しています。

 

全身状態からして、持って3ヶ月かな・・・

 

もちろんそのまま入院、

翌日から2日連続で手術を行いました。

 

・・・

 

詳しいことは機会があったらまたお話します。

 

 

とにかく、絶体絶命状態の私を、

先進的な手術で命を救っていただいた病院の職員向けでオーロラをさせていただきました。

 

 

13年経って、それはとてつもなく貴重な経験となりました。

 

感謝、感謝、ひたすらに感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年の2024年の開催はざっとコロナ前の7〜8割の開催まで戻ってきましたが、

私の実感としてはコロナで世の中がすっかり変わってしまった印象を持っています。

意識と言いますか、人が集まりにくい地合いが定着してしまったように感じられます。

これは困ったもの・・・

ですが、私としましてはそうも言っていられないわけです。

 

 

 

2025年の序盤は道内各地で公演予定があります。

私の地元の町内会企画は盛大にやりますよ(笑)

 

またソニーストアでは愛機の性能を披露します。

 

さらには初開催の苫小牧もあり楽しみです。

 

詳細は

 

 

さて、今年は新年早々から磁気嵐が起きまして、

またしても北海道で観測される事態に!

 

磁気嵐の規模としましては一瞬ですが大規模に至りました。

北海道の右の方(道東)でたくさん観測されたようです。

札幌の私は出番なし。

 

とにかく今年も太陽活動は絶好調ですね。

 

極大期は磁気嵐など大物を狙う目的で、中垣の取材プランは

 

3月2日〜4月4日 カナダ・ユーコン準州

 

4月19日〜5月1日 NZ

 

8月19日〜10月4日 カナダ・ユーコン準州

 

 

 

 

撮影に挑戦されたい方

 

 

 

 

 

6週間の最後に(一応)磁気嵐になり、大物を取材できました。

 

 

 

ユーコンで6週間のお取材、

最後にXフレア連発で2日滞在を延ばしたために、

札幌に深夜に着いて、数時間で荷物を車に積み込み、

さらにどうしても行いたかったミュージシャンによるピアノの演奏(MIDI録り)も強行しました。

映像に使用するクラシック系の音楽です。

これから私のパソコン内でじっくりと仕上げて、

徐々に公演で使用します。

 

さてあと数時間で今年の全国公演ツアー

AURORA WONDERLAND2024ツアーの初日がスタートします!

 

 

初回はフェリーで仙台港に上陸しまして、少し北上、

東松島市で開催します。

 

宮城県近郊の方、お待ちしています。

 

いつものことです。

 

長期の取材を終えて、やっと帰国のタイミングで、

大きな磁気嵐が起きる可能性のニュース。

 

このタイミング(帰国後に大きく発達しそう)という、

意地悪なタイミングと言うことです。

 

今回も起きました!

 

規模はX9という、

10年に一回ほどの大規模フレア、

 

私は30万円ほども費やし、帰国を2日延長しました。

 

勝負に出た感じです。

 

ところが、

太陽から2日くらいでプラズマ爆弾が到達するか?

と思われましたが、通常の太陽風と同程度のスピード?

 

すなわち、勢い(威力)が期待外れである可能性が匂って来たわけです。

 

 

 

 

お!始まったかな??

と思われるタイミングでのオーロラです。

 

この程度は、特別期待したほどとはほど遠い活動度です。

 

さて、フレアから4日?も経って、

いま磁気嵐が始まったようで、

6週間の取材を終えてヘトヘト&大きく期待外れで、

力が抜けていますが、気合いを入れて、これから300kmも走って現場で待ち受けます。

 

それにしても、

帰国後、札幌に戻って、翌日に全国公演ツアーに出発です。

 

大丈夫?

間に合うの??

 

あ〜〜。

 

とにかく晴天目指して、寒空の下に出発します。

 

 

 

 

 

5週間頑張ってきましたが、

残り、正味あと一週間強となりました。

 

さー、磁気嵐や爆発をしっかり狙いますが、

できるだけおいしい映像を収穫します。

 

 

このような場所でテントを張ることもあります。

究極のキャンプ、ですね。

 

 

天頂から光のシャワーが!

 

 

気持ちいい〜〜。

 

 

 

さー、どうなるのか!?

 

 

 

 

毎晩オーロラ劇場は様子がまったく違ってきますが、

朝まで眠れないことがほとんどです。

明け方に突然ドラマが展開することもあります。

 

 

 

太陽活動は小さな谷間に入り、

フレアが少なくなっていますので、

オーロラの活動も釣られて穏やかな感じ。

 

さらに天候も曇りがちで、

なかなかクリアな夜空を仰げる時間が少ない感じです。

 

ですが、まあ気楽に、地道に取材を進めていて、

オーロラに逢えた夜には、

それなりに素敵なシーンが収穫できています。

 

 

9月24日未明

 

 

 

 

取材も4週間を過ぎて、

残りあと2週間!

やっと取材完了、帰国を意識するようになってきました。

 

とにかく、すでに収穫は大漁ですので、

今年は余裕すら感じています。

 

10月中旬からは全国へお届けしますので、

ぜひお近くの会場で体験してみてください。

 

 

 

 

今回の取材には最強と言うべき武器をもっとも多用しています。

 

レンズのことですが、

SIGMA 15mm Fisheye F1.4です。

世界にこれだけ、唯一無二の夜空を切り撮るための最新鋭機です。

 

カメラボディは SONY α7SⅢ

高感度に圧倒的に強く、ダイナミックレンジがすばらしい!

 

この組み合わせは、

オーロラ撮影には最強のコンビだと思います。

今の私の取材の半分はこのセットです。

(4台のカメラに5本のレンズをスタンバイ)

 

 

繊細なオーロラの発色も見事にとらえています。

 

磁気嵐にはオーロラはとにかく大きい!

なので、どうしても魚眼レンズが大活躍します。

 

 

 

 

 

 

オーロラの赤い色はとにかく魅力的で、

このような光景の際には撮影的にはスイッチが入ります。

 

そうは言っても、

このような光景には驚かなくなってしまいました。

 

磁気嵐になれば普通に見られる宇宙劇場です。

 

最近ですが、磁気嵐は10日に1回程度?発生しているように思えます。

 

いま太陽活動は若干谷間に、小休止なフェーズに入ったかな?

Yukon, CANADA

 

 

磁気嵐の夜には、こんな悔しいこともしばしば。

 

あーーー、、、、生殺し。

 

 

 

明け方まで粘っているとラッキーなことがよくあります。

 

以上、すべて最強オーロラ撮影セットによるものです。