札幌も日に日に春の気配が強くなってきました。
2月も終わり。
2月28日、札幌の渓仁会グループの職場研修会でオーロラしました。
私にとりましては、職員のみなさんがみな神様に思えました。
実は・・・
2012年4月。
アラスカの北極圏で、
そこは人里から遠く離れた山小屋のような宿で2ヶ月近くもオーロラの取材に没頭していました。
入口のフェアバンクスからその場所にたどり着くまで、
とてつもなく遠いのですが、
夜になるとオーロラの真下に立てる特別な場所でした。
今でも思い出せるような激しく華麗なオーロラが始まった瞬間に、
ガツンと腹部に激痛が!
「よりによって、いま、この瞬間に来たか!!」
それから10日間ほど、水も飲めないほどに苦痛で、
その山小屋に寝込んでしまいました。
状態は改善せず、全身状態が厳しい状態で、
空港のトイレで鏡を見た瞬間に、
自分の体の中で極めて深刻な状態に至っていると判明。
とっさに日本の知り合いの医者などにアドバイスを求め、
直ちに帰国して、すぐに処置を、
そして何が起きているのかを速攻で検査してしてもらう手配をしました。
命からがら帰国し、
台風直撃で到着した空港の床で休みましたが、
千歳に到着して、そのまま病院に直行。
・・・
検査結果は最悪の想定通りで、
悪い夢なら冷めて欲しいと願ったことを昨日のように記憶しています。
全身状態からして、持って3ヶ月かな・・・
もちろんそのまま入院、
翌日から2日連続で手術を行いました。
・・・
詳しいことは機会があったらまたお話します。
とにかく、絶体絶命状態の私を、
先進的な手術で命を救っていただいた病院の職員向けでオーロラをさせていただきました。
13年経って、それはとてつもなく貴重な経験となりました。
感謝、感謝、ひたすらに感謝です。

