スピリアルな世界を目指すオーストラリアのクリスタルと占星術とオーラソーマの店、そしてセプタグラムソウルジャーニーコーチングのガイアハウスのマキです。
先日からお話ししてるように13日に火星の逆行が終了し18日に水星の逆行が終了しました。
ここから先は22日に水瓶座の新月を迎え、その次の日23日に天王星が逆行終了し全天体順行期に入っていきます。
惑星には公転周期がありますので毎年このような時期に全天体順行期があり、
数百年に一度！というような珍しいことではありません。
ですが今回は期間が長いということと、その間に他の天体がそれを煽るような動きをするので要注意！
とうことで、
このタイミングで逆行や順行についての説明と全天体順行期の注意点についてメンションしていきたいと思います。
そもそも全天体順行の影響とはどういうものなのか？
この期間をどう捉えると良いのでしょうか？
私が占星術を始めた20年近く前と違い占星術の基礎知識を知っている方が増えていること、
SNSのおかげで情報がスプレッドしやすくなっていることの影響を受けて、
天体が逆行するごとにSNSが盛り上がるという奇妙な現象が起こっておりますが、
厳密にいうと、
天体の公転周期からの計算上すべての惑星が周期的に逆行しますので、
どれか一つくらいの天体が逆行している方が通常であり、
全天体が順行していることの方が珍しい！
と、捉えることができます。
何度も言っておりますが占星術師の合言葉は
宇宙の法則が書かれたエメラルドタブレットに書かれている言葉どおり
As above so below 『上の如く下も然り』
空で起こっていることが地球で起こる！ということです。
エメラルドタブレットについては5年前のブログ記事で触れたきりになっているかもしれません。こちら
近々もう少し詳しくこちらでお話ししようかと思います。
as above so belowという言葉は
宇宙が私たちに地球上で起こることを天体の動きを通して教えてくれているととることもできるし、
地球は空で起こっていることの影響から逃れることができないととることもできます。
どちらも正解です。
だから私たち占星術師は事前に天体の動きを先読みして、次に起こりそうな流れをチェックして準備しておくのです。
以前お話ししたように、
私は占星術師が毎日星の動きを見るのは、
気象予報士が天気図を見るようなものだと思っています。
天気予報も外れることもあるけど大体の流れはあっていますよね？
天気図を見ていると気圧の移動は予測できるから明日が雨だとわかるわけだけど、たまに予測通りには動かない時があるということ。
でも、天体の動きは予測どおりに動くので、天気予報よりは当たる確率が高いのです。
天体が予測していない時に突然逆行を始めるなどということはありません。
どの天体がいつからいつまで逆行するのか？天文学的にちゃんと計算ができます。
正確に何月何日から何月何日までが全天体順行！なのかがわかるのです。
占星術師が持っている数年先までの全天体の位置をしました本があるのですが、
例えば2025年の6月5日のところを開けると、この日どの天体が逆行しているか？すべての天体が黄道12宮のどの位置にいるのかがすぐにわかりますから。
この正確な予報を利用しない手はないですよね？
ただ、天気図は気圧の動きが予測できれば嵐になるか雨になるかという全体に共通の現象を予測すればいいだけですが、
星読みの場合は現象そのものではなく、それが一人一人の人生にどう影響するのか？が知りたいわけですからハードルが上がります。
天体の動きは正確に予測できても、それを受け取る人間の意識と行動はさまざまですからね。
それがどのような影響となってあなたに作用するかまでは予測できません。
突然の雷雨がやってくる事がわかっていても、傘を持って歩いているような人にとっては何の影響もありませんし、
濡れたら機能しなくなるPCを裸で持ち歩いているような人にとってはそれが一生に影響を与えるくらいのダメージになるかもしれませんから。
ということで、
事前に雷雨がいつやってくるのか？を知っている人は大きな問題を回避でますし、
そもそも次の課題が雷なのか？雨なのか？洪水なのか？ブッシュファイアーなのか？戦争なのか？というその内容がわかっていなければ準備のしようがありません。
暴風雨だったら傘は何の役にも立たないからね。
だからその内容を知っておくことも大事。
負の影響を受けずベターライフへの影響として受け取れるように事前に準備をしておきましょうね。
ということで、全天体順行期間の方が通常とは違う期間であることを把握し、
その期間の注意点をおさらいしておきましょう。
まず、天体逆行中といわれる期間は天体が逆走するわけではないということを思い出しましょう。
順行とか逆行というのは地球から天体を見る角度によって起こる見かけ上の現象です。
どの天体も実際は決して逆行などしない！というお話は以前詳しく書いておりますのでこちらからどうぞ。
簡単にいうと、地球から天体を見た時に黄道１２宮を左回りにまわるはずの天体の動きが、
ある地点からは右回りになっているように見える期間が逆行期間です。
地球より内側の惑星である水星や金星の場合はそれが、太陽、惑星、地球という順番で並んでいる時に起こります。
地球から見たら惑星と太陽が同じ方向にある時であり、
地球と惑星の間に太陽がない状態です。
もっとわかりやすく言えば太陽から見たら地球と惑星が同じ方向にいる期間、
さらにわかりやすく言えば地球と惑星が近い期間ということになります。
地球より外側の天体である火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の場合は逆に、
太陽、地球、惑星という順番で並んでいる時が逆行期間です。
ですから地球から見ると太陽と惑星は反対側にある状態です。
ですが地球より外側にある惑星の位置関係から、
この場合も同じく地球と惑星の間に太陽がない状態であり、地球と惑星が近い期間ということになります。
つまり、逆行中は惑星と地球の位置が強いためにその惑星の担当のテーマにおいて、その惑星の入るサインの学びから逃れる事ができない期間と言えます。
ですから、地球上に住む私たちの意識の中に『一旦止まる』とか『後戻りする』とか『振り買ってみる』などの影響を与えます。
その意識への影響により、周囲の状況にも影響を与えることになります。
ビジネスやコミュニケーションの神様である水星が逆行していると通信機器の故障が多くなったり、伝えたいことがうまく伝わらなかったりする。
夢に関係する海王星が逆行していれば自分の理想やイマジネーションについてもう一度振り返ってみることになる。
という感じ。
例えばこの二つが逆行していれば、コミュニケーションがうまくいかないから一旦止まって自分の理想が正しかったのかどうか考えてみる期間となります。
逆に、どちらも順行していれば理想に向かってスムーズにコミュニケーションが進むかもしれませんが、その為に細部までメンテナンスすることなく進む為暴走する恐れもあります。
でも、そこで土星は逆行していたならば、課題が明確になりますから、暴走する前に程よくスピードダウンができます。
そして、細部のメンテをしてからさらに上昇していくことができます。
ということは、
逆行の影響というのはつまり『ブレーキ』をかけることができる状態で、順行は『アクセル』を踏める状態なのです。
そして、
通常は殆どの天体が順行していても、ある天体が逆行しているので、
程よくアクセルとブレーキを使い分けながら、暴走しすぎないように調整しながら程よく人生ドライブをしている状態と言えるわけですね。
ところが、全天体順行中は、ブレーキが壊れている状態です。
どの惑星も地球から遠い位置にいる為に、メンテナンスしてくれる人も、注意してくれる人もいないか、
あるいは太陽を挟んで向こう側の土星がアドバイスや注意をしてくれていたとしても聞こえにくい状態になっている！という事なのです。
アクセルのみの車でドライブするようなものですからやり直しが効かない時期と捉えた方がいいかと思います。
折角の前進時期ですから、あくまで動きを大事にしていきたいですが、
これまでと同じつもりで調子に乗って アクセル全開で進み、
交差点が近づいたので、
程よいところでブレーキを踏もうとしたら
ブレーキが効かない！
他を巻き込んでの大惨事となってしまわないようにしっかりメンテナンスしておきましょう♪
こういう時は、自分の車、自分自身の性能、強みや才能や傾向をまずしっかり把握してから進むのがおすすめです。
どの程度アクセルを踏み込んだらどの程度進み、アクセルを離したらどの程度スローダウンする性質を持っているのか？
右にぶれやすいのか？
左にぶれやすいのか？
坂道には弱くそこに差し掛かる時に思いっきりアクセルを踏んだ方がいいタイプなのか？
そうではないのか？
などなど。
そして、アクセルを踏んでは外して様子を見てチェックしつつ、
暴走しない程度に運転することが大切ということですね。
ですが、
折角の順行期間ですからやはり注意しながらも進み続けていたいですね。
ということで、
全天体順行中こそそれぞれの強みを武器として使うことで恩恵を受け取ることができる期間ということになるのです。
だからこそ、やはり自分の強みを間違いなく知っておくだけでなく、それをどのようにいつ使うのか？がわかっていることが大切です。
そのノウハウを学べるのが『セプタグラムソウルジャーニーコーチング講座』ですね。（こちらから読んでね♪）
最後に、全天体が順行となる1月23日以降の流れをおさらいしたいと思います。
今回の場合の前天体順行期間は4月20日までということで、ほぼ３ヶ月の間全天体順行期間となるという点ではかなり長めであると言えると思います。
さらに、今年の全天体順行期が特別な理由は、この期間に起こる星の動きから。
今年は12年に一度の牡羊座イヤーであり、5月16日まで良い物も悪いものも自動的に拡大する質を持つ木星が牡羊座に滞在しています。
さらに、先日の水瓶座の新月図で説明したように、（こちら）
全体を無視し自己主張だけが強い質を持つ牡羊座のジュノーがその木星のすぐ横にいる期間とも重なります。
牡羊座の木星とジュノーのアスペクトはアクセル全開のスポーツカーのような状態です。
水瓶座の新月の影響を受ける１ヶ月とも重なる順行期、水瓶座図ではこの牡羊座の木星とジュノーが『人生の上昇を止め運気を下げてしまう行動』につながるエゴを示す獅子座のリリスに火と風を送っていました。
自分の中では正しいと思っていることで暴走してアドバイスを無視するような事があるとすぐに事故につながる可能性がありますね。
23日 牡牛座天王星逆行終了する日のアスペクトからは、夢を叶えるジャーニーのためにブレーキのない車に乗り込むにあたっての、
自分自身のあいまいな理想や爪の甘さに対してのメンテナンスの必要性が示唆されています。
ただし、そのようなことだけしっかり目を向けていれば、これまで学んできたことが使命や仕事として爆発的に拡大していく可能性がおおいにある３ヶ月！と言えると思います♪
さらにこの期間に火のエレメントがかなり元気です。
2月6日には獅子座の満月、3月21日には太陽の牡羊座入り、3月22日4月20日には牡羊座の新月などの動きがありますから、
いつもは行動力に乏しい人にとってはこの期間を利用して動いていく事が大切かと思います。
3月7日は土星が魚座に移動し、3月24日には冥王星が水瓶座に移動するなどの大きな天体の動きもありますから、
ここから先の風の時代に向けて、もう過去に戻ることは諦めていく人たちが増えていき、新しい仕事のあり方や経済のシステムや国際的なルールなどが次々と改革されていくと思うのです。
すると、新しい時代に生きようとする人たちにとって有利な流れになっていきますから、この前天体順行期間をその為の前進期間と捉えていきたいですね。
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