アルゴリズムに基づいた人生設計〜セプタグラムソウルジャーニーコーチング

スピリアルな世界を目指すオーストラリアのクリスタルと占星術とオーラソーマの店、そしてセプタグラムソウルジャーニーコーチングのガイアハウスのマキです。

昨日『風の時代のプロモーション成功術』のオンラインクラスを開催しました。

土の時代との大きな違いは、誰にでも有効な宣伝方法などなくなるので、

他の人が成功している術が自分にはマイナスとなることを知っておくこと、それを避けて投稿などをすることの大切さです。

そして、そこに関係してくるのが『アルゴリズム』

そして、『アルゴリズム』といえばこの方！

最近のオンラインお茶会や練習会や宇宙会議室の座談会などでこの話ばかりしているのですが、

読書が好きな私が最近読んだ本の中で『なるほど！』と思わず何度も叫んだのは成田悠介さんの

『22世紀の民主主義：選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる』という本でした。

海外からすると異様に見えるほど政権交代が珍しい日本の政治ですが、それを変える為に『もっと若者たちが選挙に行って政治参加をすればいい！』

『その為に選挙方法を変えたり、選挙の宣伝を変えればいいのでは？』

というメディアのアイデアに対しては、

『そんなことでは全く日本は変わらない。』と断言している潔さが心地よいし、

その理由としても『もっと大事なことに目を向ける必要がある』という呼びかけをしているところに、『確かにこの人は本質の問題点を見つけている』と納得することができます。

古い体制の中で選挙のルールが作られていく以上、選挙の方法を変えようとしても何の意味もない。

問題はそこではない。

つまり、民主主義というゲームのルール自体をどう作り変えるか、が肝心の論点なのだ！

つまりそれは民主主義に対しての革命！

この本の中で成田さんが提唱しているのは『選挙方法を変える』のではなく『選挙で政治を行うというシステム自体を変える』ということです。

つまり選挙をなくす！

これはまさに、全ての物事に当てはめることができる、シンプルな真理かもしれません。

セプタグラムソウルジャーニーコーチング®️メソッドにおいても、コーチング講座の中で同じような問いかけを自分自身に繰り返しながら、

人生をより幸せなものにする為にどこを変えればいいのか？を徹底的に探っていきます。

多くの方は最初は

『今の政治を変える為に選挙方法を変えよう！』と考えるのと同じように、

『集客がうまくいかないから、その方法を変えてみよう！』と考えたり

『人生も収入も上昇していかないから、ツールを変えてみよう。仕事を変えてみよう』と考えてしまいます。

でも、そもそも『今、夢が叶っているとは言えない状態』にいる自分自身が、古い体制の中でその方法やツールを変えようとしてみたところで、根本的な問題を改善することはないわけです。

だから、色々ツールを変えてみたり、宣伝方法を変えてみるということに時間を費やしているうちに時が流れてしまいますが、人生は変わりません。

選挙方法を変えても、今の政治は変わらないのと同じように。

まず、成田さんの方法だけ変えるのではなく根本的な問題から目を背けない姿勢が、セプタグラムソウルジャーニーコーチングメソッドと共鳴するので、私的にはかなりワクワクしました♪

では、彼が提唱している根本的な改革とは何でしょう？

この本の中で、そもそも民主主義とは民意が反映さる政治ということですから、平たくいうと、みんなで決める政治ということですね。

でも、現実的に1億人以上の国民が毎回会議を開いて物事を決めていくことは現実的ではありませんから、皆の意見を代表してくれる人を選び、その人たちで会議をしてもらうというのが国会なわけです。

ところが実際には多くの人が『今の政治は民意が反映されていない』と感じているわけですから、このシステムでは民主主義が機能していないわけですよね？

選挙の時、政治家の公約やマニフェストを聞いて『自分の意見を代弁してくれる人だ！』と感じて投票したところで、

この政治家が全くあなたと同じ意見を持っているわけではありません。

また、一つのテーマに対して同じ意見を持っていたとしても、その代表者が必ずしも公約を守ってくれるとは限りません。

成田さんの本ではこういう現実を一つ一つ見た上で、

では、民主主義に一番適しているのが『アルゴリズムが政策を決めていく』という方法です。

アルゴリズムは直訳すると『問題を解決するための手順や計算方法』ということになりますが、これだとまだピンと来ませんよね？

わかりやすいのは、

ネットショッピング。

ネットで何かを調べたり、ネットショップで何かを買ったりすると、それに関連した情報や商品が皆さんの携帯上に上がってくることがありますよね？

実際、『ドキッ！』とすることはありませんか？

私の場合はワンコやニャンコの情報ばかり出てきますし、保護猫保護犬団体の動画や情報などが次々と上がってくるし、

ドックフードやキャットフードのおすすめもされます。

つまり、私が求めているものに効率よく辿りつく！という目的を解決する為に、ネット上に存在する『私が興味を示したもの』に関する全てのデーターを勝手に計算して、提示してくれるシステムです。

私はこうしてブログやインスタやツィッターなどをしていますが、例えばブログランキングの順位もアルゴリズムで決められているそうです。

自分のブログへの毎日のアクセス数はデーターで表示されますが、いつもよりアクセスが少ない記事がハッシュタグオーストラリアのカテゴリーで１位になることもあれば、いつもの倍のアクセスがある記事が、同じカテゴリーで３０位などということもあります。

アメブロも『ランキングの順位はアクセス数ではなくアメブロ独自のアルゴリズムで決定しています』と公表しています。

ですが、アメブロ独自のアルゴリズム、つまりランキングを決める計算方法を公表していません。

これはTwitterも、Facebookも、インスタも、YouTubeも同じです。

公表してしまうと意味がないからです。

アルゴリズムはあくまでも、ユーザーたちの民意に合わせて私たちが求めているものを効率よく表示するためのものなので、

提供する側が全員作為的にランキングを上げるためだけにアルゴリズムに合わせて投稿を始めるとそれはもはや民意ではなくなってしまいますからね。

私のクライアントさんにはインフルエンサーの方が数人いますが、ユーチューバーたちもYouTubeトップページの『おすすめ』に表示されるためのアルゴリズムをそれぞれ研究しながら、その計算方法に合わせて投稿内容、投稿頻度、長さなどを決定しているのだそうですよ。

私が開催してる『風の時代のためのプロモーションクラス』でも、このことを知っておかないと、宣伝とは逆効果の投稿をしてしまうことにもなりかねない、というお話をします。

例えばインスタグラムのフォロワーを増やしたいという目的を立ててしまうと、フォワーを増やす離れ業みたいなものが沢山あり、アクティブユーザーでなくても頭数を増やすためのフォロワーをゲットしてしまったりします。

SNSでのアルゴリズム上かなり明確なことは、『魅力的なアカウントをお勧めにあげる』ということです。

魅力的なアカウント＝フォロワー数ではなく、投稿に対するフォワーの反応数ですよね？

十人しかフォロワーがいなくても毎回一人が良いね！してくれている投稿は10％の反応率があるし、同じテーマで投稿を続けていれば、そのテーマをよく検索している人の画面に載る可能性があるわけです。

３０００人フォワーがいていいね！が三十件未満の人よりも、魅力的な投稿とみなされますからね？

無理やり増やした反応のないフォロワーから、セッションの予約が入ることはほとんどないので、自分が投稿している内容のキーワードで検索をしている相手一人に見てもらった方が、予約が入る確率はどんと上がりますね。

実際のアルゴリズムはこのように単純ではないらしく、『今、このキーワードで検索する人たちは3分くらいの動画をみる人が一番多い』など、何万もの角度から全ての最新データーを常に計算した上で、ユーザーが求めている動画をお勧めページに掲載するのでしょう。

ちょっと話が逸れてきたようですが、

私が言いたいのは、

セプタグラムソウルジャーニーコーチング講座、風のプロモーションクラスでお伝えしている『夢を叶えてる人生』へと改革するためのテクニックやアイデアが全て、このアルゴリズムに当てはまるということなのです。

お金でインスタのフォロワー数だけを買ったり相互フォローを期待して数だけを増やすための行為をしても、アクティブユーザーからの反応がなければアルゴリズム上では『魅力的ではないアカウント』という計算結果になってしまいますから、フォロワー数が増えても『集客』が増えないということになり、根本的な目的からはどんどん離れてしまうということです。

さて、話を元に戻しまして、

このシステムを政治に取り入れれば良いのでは？というのが『アルゴリズムが政策を決める』という革命的なアイデアを打ち出したわけです。

それはつまり「無意識データ民主主義」

政治家が政治を行うのではなく、アルゴリズムが政治を行う。

ネット上にはデーターが溢れています。

国民一人ひとりが何を考え、何を求め、どのような状況にいて、どれくらいの頻度でどのような言葉発信しているのかがそこにデーターとしてプールされているわけです。

そこには膨大な国民の思想や思考や趣向のデーターが存在しているわけですから、このデータを収集し、解析すれば、選挙なしで政策決定を大なうことができ、

アルゴリズムから計算された結果こそ民意ではないか？

という提案なのです。

私はこの本を読んだ時、

『面白い！』と思わず声を出して叫んでしまいました。

成田祐輔さん、ものすごい天才が現れてものです。