お久しぶりです。
ここ一か月程アレコレと私のキャパを超えるいろんな用事が舞い込んできてバタバタしていましたが、また再開します。
でも…
済みません‼︎
全く計画性のない進み方をしていて
自動詞の過去形の説明の前に…
今まで頻繁に使ってきた
hūN: 一人称単数(maiN)
(hō: 二人称複数 tum)
hai: その他の単数
haiN:その他の複数
の過去形の説明をまずするべき、と気付きました(←気付くの遅い)。
過去形の前回の説明で「主語の性と数で動詞の語尾が変わるだけ(なので結構簡単)」と説明しましたが。
hūN/(hō)/hai/haiN の過去形も簡単です。
主語が男性単数なら tHā(ター)
主語が男性複数なら tHē(テー)
主語が女性単数なら tHī(ティー)
主語が女性複数なら tHīN(ティーん)
これだけ。
現在形の時は単数か複数かだけでなく何人称なのかも重要でしたが、
過去形の場合は
男性(名詞)か女性(名詞)か
単数か複数か
の違いのみです。
勿論いつものように āp(アープ:あなた)の場合は1人でも複数扱いです。
例:
【主語が男性単数】
彼は病気だった
病気の: bīmār(ビーマール)
woh bīmār tHā(ヴォ・ビーマール・ター)
ここには一軒の(一つの)家があった
yahāN ēk gHar tHā
(ヤハーん・エーク・ガル・ター)
僕は怒っていた(不機嫌だった)
maiN nārāz tHā(マィん・ナーラーズ・ター)
【主語が男性複数】
我々はその時学生(※)だった
ham us waqt tālib-e-ilm tHē
(ハム・ウス・ワクト・ターリべ=イルム・テー)
※最近は英語の student( isTyūDenT: イスてゅーでンと)を使う傾向があります
彼らは飽き飽きしていた
飽き飽きしている: bēzār
woh lōg bēzār tHē
(ヴォ・ローグ・ベーザール・テー)
彼は私達のお客様でした
woh hamārē mehmān tHē
(ヴォ・ハマーレー・メヘマーン・テー)
※敬意を示す場合は1人でも複数形にするので、「お客様(単数/複数同形ですが)」も「私達の」も単数ではなく複数形にしました
あなた(男性)はどこにいましたか?
āp kahāN tHē?⤵︎
(アープ・カハーん・テー?⤵︎)
※繰り返しになりますが、「あなた」は複数形です
【主語が女性単数】
私(女性)は用事が済んだ(用事がなかった)
用事が済んだ(状態)、暇な: fārigh(※)
maiN fārigh tHī
(マィん・ファーリグ・ティー)
※ファーリグは「暇を持て余している」ではなく「用事が済んでいる、用事がなく余裕がある」というニュアンスです
※「解雇・除籍する/される」にも fārigh を使いますが、その時は hai/haiN ではなく 動詞 karnā(する) を使い「fārigh する/される」とします
私には1人の娘がいた
mērī ēk bēTī tHī
(メーリー・エーク・ベーてぃー・てぃー)
私は車を一台(一台の車を)持っていた
mērē pās ēk gāRī tHī
(メーレー・パース・エーク・ガーりー・ティー)
※以前説明しましたが、所有の表現では「誰某は〇〇を持っている」の「誰某」ではなく「〇〇」が文法上の主語なので、ここでも「1人の娘」「一台の車」が文法上の主語になります
「所有の表現」はこちらを参照ください
*物の所有(この記事の後半部分です).
*人や身体の部分の所有
【主語が女性複数】
ここに椅子(複数)があった
yahāN kursiyāN tHīN
(ヤハーん・クルスィヤーん・ティーん)
彼女達は喜んだ
喜んでいる: khush
woh lōg khush tHīN
(ヴォ・ローグ・フシュ・ティーん)
※「彼ら」も「彼女達」も woh lōg ですが、このようにtHē /tHīN のどちらで終わるかで「彼ら」なのか「彼女達」なのか分かります
あなた(女性)はここにいらした
āp yahāN tHīN
(アープ・ヤハーん・ティーん)
※繰り返しますが「あなた」は複数形です。上記同様 tHē/tHīN のどちらで終わるかで男性が女性かが分かります。
ウルドゥーとイラストのLINEスタンプ作りました