お久しぶりです(またかぃ)。

済みません、あれやこれや忙しくて…


まだ仕事が山積みではあるのですが、このままではまた放置状態になる恐れがあるので、頑張りますチューチューチュー


続きです。

「名詞+動詞」の過去形の説明を。


…と思ったのですがっ‼︎

次に進む前に大事な事を思い出しました(またかい)。


少し復習。

他動詞の過去形では。

基本的には不定形(動詞の原形)から -nā を除いた語幹を「文法上の主語」の性と数に合わせて語尾変化させます。


たとえば kHā(カーナー:食べる)の過去形は

kHā(カーヤー:男性名詞単数)

kHāē(カーエー:男性名詞複数)

kHāī(カーイー:女性名詞単数)

kHāīN(カーイーん:女性名詞複数)

※最後の「カーイーん」はこの後ろに動詞が付かない場合のみ。 tHīN 等が付く時は「カーイー」


しかし。

数あるウルドゥーの他動詞の中で「3つの他動詞のみ」過去形で例外の変化をします。


インシャーアッラー、今回と次回は①karnā の過去形についてのみ説明します。そしてその後に


②lēnā(レーナー: 得る、取る)

③dēnā(デーナー: 与える)

の過去形の説明をします、インシャーアッラー。


過去形の語尾変化

① karnā(カルナー:〇〇をする)

男性単数

karā  ki(ヤー)

※「キャー」ではなく「キヤー」


男性複数

karē  kiē(エー)


女性単数

karī  kī(キー)


女性複数(後ろに他の動詞が付かない場合)

karīN  kīN(ーん)


例えば。

「朝食を摂る」は「朝食をする」と表現します。

以前説明していたらお許しを。

朝食: nāshta(ナーシュタ:男性名詞)

朝食を摂る(朝食をする): nāshta karnā


「私は朝食を摂った」


karnā は他動詞なので、過去形の文を作るには

①「意味上の主語」であるmaiN に ne を付ける

→maiN ne(マィん・ネ)

②後置詞が付くことで「意味上の主語」の性や数は「無」となる

③目的語など後置詞が付いていない他の単語が「意味上の主語」になるので、nāshta が意味上の主語になり、karnā が ki(ヤー)になる

maiN ne nāshta ki

(マィん・ネ・ナーシュタヤー)


となります。


karnā は「する」なので、

「話をする」

「愛する」

「冗談をする」

など、「何をする」のかを付けます。そして過去形ではその「何(名詞)」の性と数に合わせて動詞の語尾が変化します。


インシャーアッラー、次回この「〇〇する」を使った過去形の文の例をできるだけ沢山出して語尾変化を説明していこうと思います。


あ、でももう一つだけ。

「何したの?」は目的語が kyā(キャー)です。

kyā は疑問詞で性も数もありません。

なので、変化の基本となる男性名詞単数の時と同じ変化をします。


つまり kiyā(キヤー)。

すると


「何したの?」は 

kyā kiyā?(キャー・キヤー?⤵︎)

となります。


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