!はい。続きです。
今回は
「三人称男性複数」
「三人称女性複数」
の未来形の解説です。
三人称男性複数の未来形。
説明が繰り返しになりますが、まず動詞の不定詞から nā を取り除いた語幹に(主語が複数なので) -ēN を付けます。
そして最後に(主語が男性複数なので) gē を付けます。
「明日2人の男児が来るでしょう」
明日: kal
男児(単数): bachcha(バッチャ)
→(複数): bachchē(バッチェー)
来る: ānā
ānā の語幹の ā に複数を示す -ēN を付けて āēN。
これに主語が男性名詞複数なので gē を付けます。
āēN + gē = āēN gē
まとめます。
「明日2人の男児が来るでしょう」
kal dō bachchē āēN gē.
(カル・ドー・バッチェー・アーエーん・ゲー)
主語が男性名詞複数、又は女性名詞を含む男性名詞との複数形ならば
「明日荷物(複数)が来るでしょう」
「明日保護者達(wālidēn:ワーリデーン)が来るでしょう」
等々も主語を変えるだけで動詞は同じです。
では三人称女性複数の未来形。
まず動詞の不定詞から nā を取り除いた語幹に(主語が複数なので) -ēN を付けます。
ここまでは三人称男性複数と同じです。
そして最後に主語が女性なので gī を付けます。
「明日猫(複数)が来るでしょう」
猫(単数): billī(ビッリー)
→(複数): billiyāN(ビッリヤーん)
来る: ānā
ānā の語幹の ā に複数を示す -ēN を付けて āēN。
これに主語が女性名詞なので gī を付けます。
āēN + gī = āēN gī
まとめます。
「明日猫(複数)が来るでしょう」
kal billiyāN āēN gī
(カル・ビッリヤーん・アーエーん・ギー)
主語が女性名詞複数ならば
「明日複数の椅子(kursiyāN)が来るでしょう」
「明日母親達(māēN)が来るでしょう」
「明日複数の本(kitābēN)が来るでしょう」
等々も主語を変えるだけで同じです。
うーん、説明はこんな感じかな?
あ、「母親達」。
mother/mommyを表す単語はいくつかあって。
説明端折ると、mā 以外の「母親」を表す単語の複数形は複数形の形が作れない(多分)ので、単語の後に lōg(ローグ:人々)を付けます。
例えば
māN → māN lōg
ammī → ammī lōg
mammī → mammī lōg
(経験値的に)聞いた事ないですが、もし wālida の複数が必要な場合は wālida lōg になると思います。
でも mā の複数形は māēN です。うん。
で、ね。話を戻して。
未来形ができると未来についての
「もし〇〇ならば□□でしょう(if)」
「〇〇する時□□するでしょう(when)」
の文の
「□□でしょう」
「□□するでしょう」
の部分が作文できるようになります。
以前は未来形まで説明しなかったできなかったので、「〇〇ならばこれこれしてください」「〇〇の時これこれしてください」と命令形をはめて説明しました。
「〇〇ならば」「〇〇の時」の説明の「まとめ」ページはこちら。
インシャーアッラー、次回はこの「〇〇ならば〜」「〇〇の時〜」の作文を少ししてみましょう。
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