モロッコ メアンダー ティアラ ”The Morocco Meander tiara”
デザインは昨日ご紹介したギリシャの角ばった渦巻き模様デザインを模しています。
モロッコには伝統的なティアラの歴史はないため、妃のために作られました。
モロッコ王室ではこれまで王妃の名を公表することもなく（王子の母と呼ばれる、尊称はなし）、公務などで公の場に出ることもありませんでしたが、ラーラ・サルマは初めて名を公表され、王家初の一般女性との結婚となり、公にも出席する王妃となりました。
国王は一夫多妻の文化にもかかわらず生涯ラーラ・サルマのみを妻とすると宣言しました。（閉じ込めておくにはもったいなすぎる美貌ですよね。ラーラ・サルマ妃は2014年現在35歳。結婚当時は23歳でした。女神と見まごう美しさをお持ちの王妃は独身時代はコンピュータエンジニアとして働いていました。）
Wedding tiara of Princess Lalla Salma of Morocco
ムハンマド6世は王子のころから、毎月貧しい人々を宮殿に招待して食事をふるまい、公共の乗り物も使っていたそう。小さな村を単独で訪れて視察されたり、おひとりでで車を運転して街へおでかけになったり、王宮の一つを博物館として公開したいという案を提案されたり、モロッコとの政治的トラブルを抱えるグループのリーダーさえ、国王の前でひざをついて挨拶するなど人柄のよい方だそうです。
日本食がお好きで2006年より日本人シェフ大沢さんを専属料理人として雇っています。カナダやスペインで日本大使の公邸料理人を計７年近く務めたが大沢さんは、2005年11月のムハンマド国王の来日の際に、駐日モロッコ大使の依頼で迎賓館で国王に食事を作ったことがきっかけで、大使から「国王の料理人をしてほしい」と連絡を受けたそう。
2006年2月に身重の奥様とともにモロッコに渡り、行事や視察などで頻繁に国内移動する国王に同行し各地の王宮でランチとディナーに腕を振いました。地元料理以外は和洋中など何でも作るそうで、国王は「素材の味が生きたシンプルな料理が好み」だそう。2010年までは確実に契約中なのですが、現在は不明。
また国王は仁多米を気に入り、駐アメリカ合衆国モロッコ領事館を通じて購入しているそうです。
容姿端麗で聡明、そして控えめながらアラブ圏の女性のための活動をするラーラサルマ妃はダイヤモンドだけではなく、ターコイズでさえも極上の宝石にしてしまいます。
always so classy !
Princess Lalla Salma (right) sits with Queen Rania of Jordan at the Sacred Musics Festival in Fez in June 2007
Queen Rania waving to the crowd with Princess Laila Salma of Morocco during the Sacred Musics Festival in Fez, Morocco, on June 1, 2007.
美しい遺伝子って相殺されることが多い気もしますが、
王太子様、お母様似ですね。
（2013年5月8日、モーレイ・アル・ハッサン王太子様は10歳になりました）
Lalla Salma and King Mohammed of Morocco with their son Crown Prince Moulay Hassan, who turned 10 on May 8, 2013
長女ラーラ・ハディージャ王女様（もうすぐ7歳）もお母様似のようです。
Prince Moulay el-Hassan & Princess Lalla Khadija (Children of Mohammed VI and Princess Lalla Salma of Morocco)
よかった。
ラーラ・サルマ妃→●
【モロッコ王室】ラーラ・サルマ妃と生まれたばかりのラーラ・ハディージャ王女を抱くムハンマド6世→●
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【モロッコ王室】モーレイ・アル・ハッサン王太子→●