2012年6月、Huffington Postが伝えたところによると、ノルウェーでは、王室版"春の大掃除"が行なわれ、同国のメッテ=マリット王太子妃(38歳)が自身のクローゼットの中を整理し、服や靴を売りに出したそう。すべての売り上げは若者の教育や環境問題を扱うノルウェーのチャリティー組織Miljoagenteneに寄付されるとのこと。
Miljoagenteneのウェブサイトで『私たちの洋服の多くは廃棄されるのではなく、再利用されるのです。シンプルかつ楽しいやり方で地球を守るというわけです』と、王太子妃は語っています。プラダのパンプスやMiu Miuのハンドバッグ、イザベル・マランのドレス、グッチのフローラル模様のハイヒールやマルニのグレーのブレザーが売り出され、王太子妃は再びオークションに出品すると約束。売り上げのすべてを寄付するそうです。
Prince Haakon and Princess Mette Marit Norway
大麻吸引歴あり、連れ子ありで王太子妃になったという異色の経歴を持つ、ノルウェー王太子妃メッテ=マリット妃。2011年7月、ノルウェーの首都オスロとその近郊ウトヤ島でのテロ事件で、義理の兄であるトロン・ベルンステン氏も犠牲になりました。警察官であるベルンステン氏は、事件の発生した7月22日はちょうど休暇中であり、家族と共に偶然ウトヤ島のキャンプに参加。10歳になる自分の息子を銃撃から庇おうとし銃の犠牲となりました。
犯人は最初、イスラム過激派に属する者ではないかと推測されましたが、逮捕されたのは、極右思想の持ち主である32歳のノルウェー人、アンネシュ・ブレイビク。彼は特にイスラム諸国からやって来た移民の排斥や多文化共生の否定を主張しており、Facebookの自分のページでは『保守的なキリスト教信者』の欄にチェックを入れていたり、政治的煽動のためにインターネット上で1516ページにも及ぶ自分自身の超保守的な主張を公開していました。
ノルウェー王 太子ホーコンの妃メッテ=マーリットとエリザベス女王
Queen Elizabeth II and Crown Princess Mette-Marit of Norway.
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