2011年5月28日から公開されるジュリアン・ムーア主演のサスペンス映画「クロエ」でアマンダ・セイフライドが魔性の女「クロエ」を熱演。
「マンマ・ミーア!」で注目された若手女優アマンダが初のヌードシーンにも挑戦したセイフライドが作品について語りました。
大学教授の夫と息子の3人で幸せな人生を歩んできたキャサリン(ムーア)がある日、夫の携帯電話に教え子との浮気を思わせるメールを見つける。疑心暗鬼にかられたキャサリンは、偶然知り合った若く美しい娼婦クロエに夫を誘惑させ、どんな行動を取るかを報告させようとする……。
クロエのキャラクターについて、「ビジネスに関してとても賢い子なの。彼女は経験豊富だけどまだ若いし、心が傷ついている。ずっと自活してきたけれど、1度も愛した経験はないし、誰かと前向きな人間関係をもったこともない。彼女には驚くほどの弱さがある。そこが美しいわ。でも演じるのはとても難しかった」と分析。洗練されたクロエのイメージに合うよう、衣装をはじめ、メイクや髪形もこだわったそう。
大ベテランのジュリアン・ムーアとの共演は「とても緊張していた。一緒に撮影した性的なシーンはとても難しかったわ。セックスシーンはふたりとも初めてだったし、ふたりでクスクス笑っていたわ。幸運にも、想像以上にうまくいったけれどね」と、女性同士の官能的なシーンについても明かしています。
クロエの悪女ぶりがフォーカスされることについては「クロエには邪悪なところはないわ。ただ妄想癖のある、傷ついた女性なの。私は映画の最後にクロエは、どちらかと言えば、聖人になると思うわ」と、自身の役柄に思い入れ深く語っています。