2010年1月号Harper’s Bazaar 誌よりスカーレット・ヨハンソンです。
セレブがこぞって現金援助などでハイチ救済に乗り出す中、スカレット・ヨハンソンはお得意のeBayのオークションというユニークな方法で支援を試みたそうです。
スカーレットは現在、12月28日からブロードウェイの舞台「A View From the Bridge」(プレビュー)に立っていますが、今回のオークションは、「本公演の初日となる24日の舞台観劇と、本人及び友人3人をスカヨハが参加する打ち上げパーティに招待する」というのが条件。スカヨハは、以前にも新作映画のプレミア招待や、テレビ番組で2度鼻をかんだ口紅付きでサイン入りのティッシューペーパーをオークションにかけ、それぞれ約2万ポンド(約300万円)と5300ドル(約48万円)で落札された実績の持ち主。
慈善団体オックスファム(貧困と不正を根絶するための支援団体)の大使を務めるスカヨハは、同組織を通じてハイチ地震の被害者を助けたいと考えており、22日の締め切りまであと2日間でどこまで値段がつり上がるかが注目されています。
実は昨年の末に赤十字のチャリティー活動をしたスカーレット・ヨハンソンは、現地のアフリカに行ってみるまでは、不安で仕方なかったとかたっていました。
自ら志願して貧しい女性たちの生活をサポートするためにルワンダを訪れたスカーレットは、「最初は、自分が目にするものを考えただけですごく不安でだったの。最初に訪れたのは病院だったんだけれど、足がガクガクする感じだった。実際に病に苦しむ彼女たちを見て、がく然としたわ」「でも行ってよかった。彼女たちを目の前にしたら、自分が何を感じているかなんてどうでもよくなったの。今自分はそこにいるってことだけが事実としてあって、自分をガードすることがばかばかしくなってわ。ただ目の前にある現実を受け止められるようになった」のだそう。
最初は、ハリウッドで一種の流行になっているチャリティー活動の一環としてお金を寄付するだけだったスカーレットでしたが、これをきっかけに本当のボランティア精神に目覚めたようです。