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道ばたの日だまりでヤマトシジミを見つけた。
一年を通してもっとも普通に見られるチョウだ。
幼虫が、民家の庭、公園、アスファルトの割れ目など、どこにでも見られるカタバミを食べるから、大都会の真ん中に生息していることもある。
小さな目立たないチョウだが、よく観察してみると、季節によって翅の色や斑紋のようすが違う。
春めいた日が続ようになったが、今日見かけたヤマトシジミはまだ冬の装いだ。
もう少しすれば、地色が白っぽく、斑紋がくっきりと現れたチョウが産まれてくる。
色とりどりの花が咲く、春の海岸。
南牧場ではハマダイゲキを見つけた。
石灰岩の上に高さ30~80㎝に育ち、先端に黄色い花を多たくさんつける。遠くからでもよく目立ち美しい。
トウダイグサ科の植物で、ヨナグニサンが食べるアカギと同じだが、ずいぶんと趣が違う。
トウダイグサ科は300属7000もの種が含まれ、世界の熱帯から寒帯に広く分布する。砂漠地帯ではサボテンに見まちがう種類もあるという。
海岸の断崖面でヨナクニイソノギクが咲き始めている。淡紫色で直径3センチほどだ。
以前は断崖の肩状部にも見られたが、ほとんど見られなくなってきている。
強い潮風、紫外線、吹き上げる海水など厳しい条件下に育つ植物が、今では野生化したヤギの食害や観賞用の採集など、新たな危機にさらされている。
島内では花壇や鉢植えにされたイソノギクを見かけることがあるが、野生株の採取は絶対に慎まなければならない。