与那国フィールドノート -523ページ目

青いゴキブリ

ここ数日、与那国島は梅雨とは思えない晴天続きです。

宇良部岳山頂で昆虫を観察していると、ルリゴキブリが飛来しました。



まだ学名の付いていない未記載種で、石垣島や西表島に分布する種とは上翅にオレンジ色の紋があることで区別できます。

5~6月に林縁の葉上で時々見つかりますが、詳しい生態については分かっていません。

また、メスが今まで一頭も見つかってないことも不思議です。


ヨナグニサンの幼虫

ヨナグニサンの幼虫はほとんどが終齢になりました。
6月初旬までには繭を作り、蛹になると思われます。

ヒメアサギマダラ

ヒメアサギマダラのオスが、葉上に静止するメスに求愛しています。


マダラチョウ科のオスは腹端からヘアペンシルと呼ばれる器官を出し、そこから放出するフェロモンによってメスの交尾行動を促すことが知られていますが、今回はそのような行動を見ることができませんでした。


もともとは迷蝶として台湾から飛来した種ですが、与那国島では数年前から繁殖を繰り返しており、今では最もふつうに見られるマダラチョウ科の一種になっています。