与那国フィールドノート -519ページ目

ヨツスジトラカミキリ

オキナワキョウチクトウの花にトラカミキリがやってきました。

よく似た2種が混ざっているので注意しなければなりません。

前胸背板の紋が途切れずに帯状になっているので、これはヨツスジトラカミキリですね。

もう一種のイリオモテトラカミキリ(5/21のブログ)は、この帯が途切れて3つの紋に分かれています。

個体数はヨツスジトラカミキリの方が多いようです。

チョウセンカマキリ

昨日、午後5時前から雨雲が立ちこめてきて、久しぶりの雨が降りました。

しかし、辺りが暗くなった頃にはやんでしまい、僅かに地面を濡らしただけに終わってしまいました。

目が合ったのはチョウセンカマキリの幼虫です。

以前紹介したオキナワオオカマキリとよく似た大型のカマキリで、よりガッシリした力強い体型をしています。

確実な区別点は、

ちょっとゴメンね・・・

チョウセンカマキリには前脚の間にオレンジ色の紋があることです。

この紋がオキナワオオカマキリにはありません。


成虫が見られるのはオキナワオオカマキリよりも遅く、10~12月に見られます。


ヒメウラナミシジミ

それにしても雨が降らない与那国島。

うすーく白い雲がかかっているようで青空はないけれど、紫外線は容赦なく突き抜けて肌に刺さる。

暑い。


このところ、アヤミハビル館の遊歩道でヒメウラナミシジミが多くなりました。

林縁の梢の高いところを飛んでいたり、低いところにいても落ち着きなく花を移動するので、以外と撮影するのが難しいチョウです。



土着しているのは西表島と石垣島とされていますが、与那国島ではどうなのでしょう。

1年中見ることができますが、ふだんはそれほど多い種ではなく、かといってまったく見られない時期があるのか、詳しく調べられていない曖昧な印象のチョウなのです。


小さなチョウゆえ、ファインダーをのぞきながらじりじりと近づき、ようやく気づいたことがひとつ。

この個体は有尾型です。


通常日本で見つかるヒメウラナミシジミは無尾型なのですが、まれに有尾型が混ざることがあります。

そして面白いことは、外国産はすべて有尾型であるということ。

土着している無尾型の個体群に、外国から飛来した有尾型の個体群が混ざっているということでしょうか。