与那国フィールドノート -518ページ目

キオビエダシャク

今日も細かい雨がずっと降り続いています。


アヤミハビル館遊歩道の先にある与那国小学校の森では、イヌマキの木が丸坊主にされています。(6/6)


犯人は、イヌマキの害虫として知られるキオビエダシャク(シャクガ科)の幼虫です。

食物を失い、幹や枝にはたくさんの幼虫が這い回っていました。


シャクガの幼虫は尺取り虫。

1寸、2寸、三寸・・・・

まるで人が指を使って長さを測るような動作で前進します。








あちこちで繰り広げられる幼虫の尺取り競争。



成虫は金属光沢のある藍色に橙色の帯状の紋がある美しい蛾です。

昼行性で、春先に林縁を蝶のように飛ぶ姿を時々見かけたものの、この日はまったく見かけませんでした。

しばらくすると、成虫の乱舞が始まるのでしょうか。



アカギカメムシ

昨日の午後から降り始めた雨が今日も降り続いています。

ようやく梅雨らしい天気です。


アカメガシワの葉でアカギカメムシの終齢(?)幼虫の群れを見つけました。(6/6)

数千、数万頭にもなるでしょうか、沖縄島や石垣島などでは、まるで木になった果実のように集団の塊をつくるカメムシです。

ところが与那国島ではそのような光景を見たことがなく、姿を見ることも稀です。


まもなく羽化し、やがてこの場所で産卵、子育て(卵の世話をし守る。)をし、より大きな群れが観察できるようになると思います。

このチャンスを逃すことなく観察を続けていこうと思います。

イシガケチョウ

イシガケチョウは翅を静止面に密着させるようにして止まります。 このように逆さまになって葉裏に止まることもよくあります。

身を隠すためなのでしょうか。

しかし、名前の由来になっているように、イシガケチョウの翅は石崖や地面に静止した方が保護色としての効果を発揮しそうです。

何かほかの理由があるのかも知れません。