与那国フィールドノート -507ページ目

カバイロハナムグリ

ヒラタクワガタがたくさん集まるショウロウクサギにカバイロハナムグリもやってきました。

ヒラタクワガタの雌が傷つけた枝から樹液を吸っているようです。

体の表面がビロード状で不思議な質感です。

ヨナグニシロテンハナムグリやチャイロカナブンのように多数が樹液や熟果に群がることはありません。

色々な種類の花や樹液、果実にポツリポツリとやってきます。

エサキタイコウチ

エサキタイコウチは肉食性の水生カメムシです。

水生植物が茂り、一見しただけでは水面が見えないような浅い湿地に生息しています。


こんな感じのところです。

見つかるかな~。網でザブザブやるならいざ知らず。

待ち伏せ型の捕食者である彼らは、水底の泥そっくりの保護色でじっと隠れています。


ところが・・・

        いたあ!
いとも簡単に見つけることができました。交尾中の成虫です。

個体数が少なく局地的に生息している種なのでとても運がいい。


東南アジアに分布するエサキタイコウチは、日本では1992年に与那国島で初めて記録されました。

それ以後も、他の琉球の島々では発見されておらず、与那国島が分布北限となっています。


エサキタイコウチは僕が与那国島にやってきて最も衝撃を受けた昆虫のひとつです。

なにせこんなに小さい。(左が♂、右が♀)
本土で慣れ親しんだタイコウチにそっくりですが、体長は半分にもみたないのです。(左が♂、右が♀)


当時はほとんど存在が知られておらず、親しい虫仲間も同じように衝撃を受けていたのが印象に残っています。

台風は去った。

台風4号の目標は与那国島ではなかったようです。

現在も風は強いのですが、被害は特にありません。


もう少し雨を降らして欲しかったかな。



アヤミハビル館入口で交通事故にあったサキシママダラ。7/12

頭部だけがひかれています。

ドライバーさん気をつけて下さいね。