与那国フィールドノート -491ページ目

無事に育てよアヤミハビル

ヨナグニサンの幼虫が大きく育っています。

全身が真っ白な粉に覆われているのですが、緑の葉影にいても不思議と目立ちません。

頭部を半円を描くように動かし、キールンカンコノキを囓り取るように食べていきます。


地上にはたくさんの落とし物が。

成人男性の小指の爪くらいの大きさがあります。

絶滅危惧植物

最近は、絶滅危惧植物を撮影することに力を入れています。

・・・が、苦戦しています。


絶滅危惧状態だから当然。

というよりも、写真や図が示された資料が少なく、植物を専門に勉強したことがない僕には、なかなか目的の種を特定することができないのです。


植物研究者のみなさま。

与那国島に御来島の際には、ぜひ、アヤミハビル館専門員の村松に声をかけて下さいまし。



マルバミゾカクシ(キキョウ科) 沖縄県カテゴリー:絶滅危惧Ⅰ類(CR)


与那国島が分布の北限で、日本で唯一の産地です。

湿地や水田の畦などの湿り気の多い場所に生え、長さ1センチに満たない淡青紫色の小さな花を咲かせます。

這いつくばって探さないと見つからない。


海岸では

ここ数日、青空が広がっています。

海岸では石灰岩の上一面にイソマツが紅色の美しい花を咲かせています。

僅かに紅色を帯びた白色に近いものから、濃い紅色のものまで見られます。


花には小さなハチやアブの仲間が多く集まっていました。

チョウは少なく、アカタテハが1頭に・・・意外なタイワンヒメシジミが2頭。

花から飛び立ち、打ち上げられたサンゴのかけらの上に止まったところをパチリ。

台湾以南からの迷チョウです。

2003年には与那国島で発生し、「世界最小のチョウ」として新聞などで取り上げられたことで、チョウ好きだけでなく、一般の人達からも注目されました。


新鮮な個体なので、付近で発生しているのかと、食草のヒメノアズキを探しましたが見つかりませんでした。