与那国フィールドノート -442ページ目

早とちりしなあ・・・

昨日は休日でした。

強い南風が吹いていましたが、天気は良く、思う存分フィールドで出過ごすことができました。


職場のアヤミハビル館は休館日ではありませんので、夕方に立ち寄り、メールをチェック。

このブログもチェックすると、ニラバランのことについてコメントが。

これはムカゴソウではないかと・・・。


あっちゃ~。インターネットで検索すると、そのような気が。

西日が傾きつつありましたが、現場へもう一度確かめに行ってきました。

やはりパソコン画面で見たムカゴソウのようです・・・


これがニラバと思った葉。


そもそもこの植物、ナンゴクネジバナの撮影中、ふと存在に気づいたのです。

ランの仲間であることは予測できたのですが、はじめて見る植物です。

名前が判りません。


そんな時に頼りにしているのが、与那国島植物目録(新納義馬、新城和治1989)。

ヨナグニサン保護増殖検証事業報告書1989に含まれています。


目録にあるランの仲間を、ひとつずつ、図鑑やネットで調べてみました。

ムカゴソウの名はなかったのでスルー。

この写真は、ネットの画像のニラバランとそっくりでした。

日当たりの良い法面等に生える、との記述も、その通り。


こうして、ナンゴクネジバナの記事に、思いがけない脇役としてニラバランを登場させたのです。


しかし、改めて考えると、ちょっとワケがわからなくなってきました。

3枚目の状態がやがて1枚目の状態になると安易に考えたのですが、ひょっとして2つはまったく別の植物?

1枚目がムカゴソウで、3枚目の写真がニラバラン?


身から出たサビですが、どなたか救済を!






素朴なラン

海沿いを走る一周道路。

日当たりの良い場所を選んで車を降り、法面を探します。

あったあった、ナンゴクネジバナとニラバラン。

どちらも地上から真っ直ぐ伸び、全然別の植物ですが、内地のツクシのような感じです。

華やかさはないけれども、素朴な春のランです。

ナンゴクネジバナ

まだまだ楽しめそうです。

ニラバラン。これじゃあ見過ごされてしまうよな。


今朝

日本最西端の与那国島。時計が午前7時を指す少し前に、ようやく明るくなります。

今朝はたっぷりと露が降りて、島全体に霧がかかっています。

蒸し暑く、正午になっても宇良部岳山頂は、白く霧に包まれています。

稲にも露が降りて、アカガシラサギの羽毛にも水滴が乗っています。



ダイサギ。くちばしは黄色に、目元は青に染まり、すっかり夏の装いです。