与那国フィールドノート -409ページ目

豊年祭

昨日は久部良と比川の豊年祭でした。

一年間の願かけを解き、今年の豊作の感謝と来年の豊作を祈願する日、ウガンフトゥティ。


久部良集落では祈願の後、御願に設けられた舞台で小学生たちが棒踊りを披露しました。

アコウの大木が木陰をくれるものの、無風状態では、踊り手も観客も額に浮かぶ汗が乾くことはありません。

祖納の豊年祭では数々の奉納舞踊が披露されますが、歴史が浅く漁民の多い久部良集落には、伝統芸能とよべるものはありません。

一時期祖納に住んでいたことがある先輩が、身につけた棒踊りを子供たちに指導しています。

数年後には、可愛らしい棒が勇ましい棒に変わっていることを期待しています。


さて、稲は豊作でしたが、干ばつ傾向が強まってきた与那国島では、サトウキビが心配です。

先週の台風は雨なしの台風でした。

巻き上げた潮を洗い流さすことなく、足早に去っていきました。

まとまった雨が欲しい与那国島です。



ツマベニチョウ

今、与那国島ではとてもたくさんのツマベニチョウが見られます。

ハイビスカスが大好きで、ダイナッミックな飛び方で吸蜜にやってきます。


数が少ないときは容易に近づけず撮影に手こずりましたが、今ならいとも簡単に近づけます。

もっといい写真が撮れるよう、しばらく頑張ってみます。

エダナナフシの季節も終わり

先日、与那国島固有のオオガラエダナナフシは、9月でも観察することは可能か?

との問い合わせを受けました。

答えは、

かなり難しいと思います。

年一化の種で、2~3月頃に幼虫が孵化し、5~7月に成虫が現れます。

アヤミハビル館の遊歩道にも、ヤンバルアワブキやエゴノキに多く見られましたが、すでにほとんど見かけなくなっています。


昨日見つけたのは、もう一種のエダナナフシ、メスフトエダナナフシの♀でした。

こちらはやや遅い時期まで見られる傾向があるものの、やはり数が減り始めています。

遊歩道では2種とも生息していますが、メスフト~の方はオオハマボウ、サキシマフヨウ、イヌビワなどを食べており、食草による“棲み分け”が見られます。