与那国フィールドノート -400ページ目

立神岩

立神岩は与那国島有数の景勝地。

荒波立つ海中にそびえる姿は神々しく、まさに立神岩の名にふさわしい。

しかし、神と名のつくものを見下ろしてばかりいてよいものか。

断崖を降りて朝を迎えることとした。


東の空が白む頃、静かに佇む立神岩。


午前6時20分頃。

日本で最も遅い日の出。

水平線上にはあいにくの雲。


朝日に照らされ岩肌をあらわにした立神岩。


立神岩をふくめ、相対する陸地一帯を「うぶぃてぃでぃ」と島人は呼ぶ。


さあ、今日も一日頑張ろう!


ヨナグニサン卵 孵化

今朝、ヨナグニサンの卵の孵化が始まりました。

積み上げて産み付けられていた卵も大丈夫なようです。

雲は多いのですが、向こうに見える今日の青空は澄んでいます。

久しぶりです。


次々と孵化してくる幼虫。

卵から脱出後、しばらく休息してから殻を食べ始めます。

完食する場合もあれば、残したり、どうも食べない個体もあるようです。


今朝はアヤミハビル館で飼育しているヨナグニサンも、オスが一頭羽化しています。

旧盆 ウークイ(送り日)


まだ太陽の高い午後6時にスタート。



仏間には西日が差し込む。


今日は地元、久部良に集中することにした。

日没後に来いという家が続出。

この時間帯でもよいという家は飛び飛びで、軽トラに乗ってせわしなく巡る。



あたりが薄暗くなる頃、ようやく筋道を一軒一軒回れるようになってきた。


携帯電話が鳴った。青年会長から。

祖納に数軒、どうしても久部良青年会のエイサーに来て欲しいという家があるという。

沖縄からの移民が多い久部良集落。

エイサーの伝統は古く、ぜひ!という家も多い。

応えないわけにはいかないだろう。

2班のうち、僕らの班が出向き、3軒で踊った。



蝶の舞。



渾身の力を込めて


打つ。



久部良に戻ると、残りの軒数も先が見えていた。

あと少しだ。がんばれよ。



大好きなお父さんは昼は海人、夜は地謡。


疲れもピークだが門前で一礼することを忘れない。


いよいよ最後だ。


そこは13年前、僕が初めて踊った時の青年会長宅。

父の仏前で今やリーダー的存在の娘が舞う。



 若者たちの熱い熱い夜が終わった。

・・・いや、これからか!?


踊り手はみな一旦家に戻り、先祖を送り帰してから再び集う。


僕はシャワーを浴び、携帯電話を切って寝た。