旧盆 ウークイ(送り日) | 与那国フィールドノート

旧盆 ウークイ(送り日)


まだ太陽の高い午後6時にスタート。



仏間には西日が差し込む。


今日は地元、久部良に集中することにした。

日没後に来いという家が続出。

この時間帯でもよいという家は飛び飛びで、軽トラに乗ってせわしなく巡る。



あたりが薄暗くなる頃、ようやく筋道を一軒一軒回れるようになってきた。


携帯電話が鳴った。青年会長から。

祖納に数軒、どうしても久部良青年会のエイサーに来て欲しいという家があるという。

沖縄からの移民が多い久部良集落。

エイサーの伝統は古く、ぜひ!という家も多い。

応えないわけにはいかないだろう。

2班のうち、僕らの班が出向き、3軒で踊った。



蝶の舞。



渾身の力を込めて


打つ。



久部良に戻ると、残りの軒数も先が見えていた。

あと少しだ。がんばれよ。



大好きなお父さんは昼は海人、夜は地謡。


疲れもピークだが門前で一礼することを忘れない。


いよいよ最後だ。


そこは13年前、僕が初めて踊った時の青年会長宅。

父の仏前で今やリーダー的存在の娘が舞う。



 若者たちの熱い熱い夜が終わった。

・・・いや、これからか!?


踊り手はみな一旦家に戻り、先祖を送り帰してから再び集う。


僕はシャワーを浴び、携帯電話を切って寝た。