与那国フィールドノート -280ページ目

ヒヨドリ 巣立ち雛

頭上でヒヨドリの巣立ち雛が騒ぎ立てる。

羽毛が生えそろっておらず、丸刈り頭のようだ。


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絶叫、絶叫、絶叫!

うるさーい。


ヨナグニサン2齢幼虫に。

7月14日。


スコールはあっという間に去り、瞬く間に青空が広がった。

目まぐるしく変わる空模様に振り回されっぱなし。

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2齢になったヨナグニサンの幼虫。

大柄なナナフシ

7月14日


与那国が誇る大柄なナナフシ。

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オオガラナナフシという。

そのまんまやん。


なんと!
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メスにはツノがある。


あだら!

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口から淡緑色の液体を吐いた。

指先に触れると鮮やかな緑色に変化し、無臭だがベタベタする。

天敵からの防御物質だろうか。


「あだら」とは?

与那国に長く住むと、何か嫌なものを見た時など、ふいに口をつくことがある感嘆詞である。
思わず口にすると、ダマトゥントゥ(大和人)の僕は気恥ずかしい。


さて、

与那国島にはもう一種のエダナナフシ、メスフトエダナナフシが分布する。

両者は同所的に生息しているものの、明確に食樹が異なることを経験的に知ってきた。
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そして最近になって、オオガラエダナナフシはショウベンノキも積極的に食べていることを知った。

高めの場所を丹念に見ていくと、なかなかの確率で見つかる。

しかし、メスフトエダナナフシが見つかることはない。

おそらく食べないのだろう。


これまで与那国島以外の琉球の島で、2種以上のエダナナフシが発見されているという話は聞かない。

しかし、与那国での例を考えると、よその島でも2種以上のエダナナフシが見つかる可能性は高い気がする。