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雨のない日が続く。
あまりに乾燥が進むと、イワヒバは葉を内側に丸め、まるで枯れたような姿になって耐え忍ぶという。
まだそんな姿を観察したことがなかったので、急な斜面に岩肌を這い登り、確かめてきた。 園芸品展で売っている乾燥ミズゴケのようになっていた。
雨に打たれて水分が確保されると、数時間から数日のうちに枝を伸ばし、もとの青々とした姿に戻るという。
イワヒバでなくとも、そろそろまとまった雨がほしいところだ。
3月3日。 夏のような日差しが降り注ぐ。
雨風の少ない冬だったせいか、例年に増して長命草(ボタンボウフウ)の成長が著しいと聞く。
朝から青空が広がり、カラリとした南風が心地よい。
今度の与那国の冬は、雨の日も、冷え込む日も少なかった。
記録的な降雪が続いた本土の冬とは対照的だ。
ヨナグニイソノギクを見てきた。
この自生地は断崖の下にあり、あたりには与那国らしい光景が広がる。
岩の割目にはコウライシバがびっしりと生えていた。
潮風に非常に強いことが注目されている。
首里城の庭園に使われているシバは、与那国のコウライシバである。
ちなみに正殿にある1対の龍柱も、与那国産の石。