与那国フィールドノート -242ページ目

所変われば鳥変わる

11月22日早朝。

オニアジサシとともにいたユリカモメ。

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ユリカモメといえば、冬鳥として、本土ではもっともポピュラーなカモメである。

けれども、与那国はもとより、琉球では稀な鳥である。


僕が与那国島で観察するのは2度目である。

僕が鳥の観察を始めたのは与那国である。


昨年初めて観察した時のこと。

見慣れぬ姿の鳥の出現に色めき立ち、震える指で図鑑のページをめくった。

あっさり目の前の鳥と、寸分違わぬ姿をした鳥の写真を見つけた。

その名はユリカモメとあった。


・・・・・・

何だか目の前の鳥が急に色あせて見えてきた。

ごめんねユリカモメ。



与那国の不思議

与那国には何と!

カラスがいないのである。


よく耳にする話のネタに、与那国にはカラスとヤクザはいない・・・とういうのがある。


しかし、それがいた。
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久部良漁港の公園にカラスがいた!


与那国以外の八重山諸島に分布するオサハシブトガラスよりもずっと小さい。

沖縄では稀な冬鳥だというハシボソガラスかと思うのだが、ミヤマガラスというのも記録があるようだ。


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ふだん身近にいなくて、しかも似通った種があって、さらにその内どれか一種だけが目の前に現れる。

識別能力の養われていない者にとっては非常に苦しい状況である。


たまたま通りかかった知人によると、海人は4羽いると言っているらしい。

その人は昨日からこの場所で1羽見ているだけのようだが。


11月22日撮影。

大きなアジサシの正体は

天気は相変わらず。

ところが今朝は最高の出会いがあり、気持ちは晴れ晴れ。


おや?君は昨日気になったアジサシ君ではないかい!?
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やっぱりそうさ~!
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うっ!


威風堂々。

思わず息をのむデカさである。

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その名にふさわしい風貌のオニアジサシ。

日本で記録のあるアジサシとしては最大である。