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ヨナクニトキホコリ開花

12月16日。


与那国島固有種、ヨナクニトキホコリの開花状況を調査に行ってきました。

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薄暗く湿度の保たれた場所を好むヨナクニトキホコリ。

自生環境の悪化が心配でしたが、今年は台風の影響が少なく、少しずつ元の薄暗い環境が戻ってきました。

日に焼け黄変した葉は見られなくなり、侵入が見られたセンダングサも減ってきました。


今年初めの状況→http://ameblo.jp/attacus/day-20090109.html


雌雄同株もしくは異株のヨナクニトキホコリ。

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15mmほどの花梗が伸びた上の集散花序が雄花。

下の花梗の短い頭状花序が雌花。



発見!

時間が経過するにつれて、どんどん気温が下がっているようです。

小一時間の昼休み、どうしようか。

きっとリュウキュウアサギマダラは南向きの谷で集団になっているはず・・・。

しかし谷に下りるには寒すぎる・・・。

都大路(全国高校駅伝)も気になる・・・。


決めた。

ラジオで駅伝聴きながら探鳥ドライブに。


これが正解。


いたあ~!
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水田に浮かぶ白い物体。


ぐっすりお休みの様子。

もう少し接近できそうだ。
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そろりそろりと車を進めます。


うっ。
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若いのに気づかれた!
若いハクチョウは灰色がかっているのです。


しかし、どうやら逃げ出したりはしない感じ。

コハクチョウだろうか、オオハクチョウだろうか。

嘴の模様を確かめたいのですが、30分ほど待っても顔さえ上げない。


うう。


もう我慢できない。


おしっこがしたい。

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諦めてその場を去ろうとした時、ようやく成鳥の方が首を持ち上げてくれました。


もう1羽も。
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どうやらコハクチョウのようですね。


アヤミハビル館に戻ってしばらく経った午後3時過ぎには、観光バスの運転手から

「東崎方面でハクチョウを見たけど何ハクチョウ?」

と電話がありました。


どうやら移動したようです。

そして興味深いことに4羽いたそうです。

久部良ミットゥでの最初の情報では、未確認ですが、おそらく1羽だったと思われます。


3羽と1羽が別々に行動しているのかな。

この荒れ模様の天気ならすぐに島を発つことはないでしょう。

注意して観察してみたいと思います。


それにしても寒い。

午後1時の気温は13.7度だったそうな。

北の風11m。


冬のキノボリトカゲ。

午前9時現在、天候くもり、気温14.8度、北北東の風7m。

さむ~い!

昨日は沖縄本島国頭村の人たちとお話しする機会がありましたが、国頭より与那国の方がずっと寒い!とのこと。


ハクチョウには未だに出会えないし(もういない?)、漁港にカモメがやってくるでもない。

ただ寒いだけは本当につらい。


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12月15日、久しぶりにヨナグニキノボリトカゲJapalura polygonata donanに出会いました。

亜種名はdonan。
donanでの呼び名はダマチブ。

ダマ(山、森)の??わかりません。


冬眠するわけではありませんが、冬には滅多に見かけません。

餌になる昆虫も少なくなるので、どこかで静かに体力の消耗を防ぐためにじっとしているのでしょう。

この日は午後から日差しが出て珍しく姿を見せてくれました。

ああ太陽が恋しい。