与那国フィールドノート -204ページ目

サツマシジミ

3月初めから、特に宇良部岳でサツマシジミを見かけるようになりました。

与那国島ではこれまでめったに見ることのなかったチョウです。


もう一カ月近くも、断続的に新鮮な個体を見ています。

発生していることは間違いなさそうですが、もともと土着のチョウではないと思います。


オジロシジミ(ずいぶん見てないな。)とか、ベニモンアゲハとか、メスアカムラサキとか、気まぐれな感じで見られるチョウって結構います。

あまり注目されないけれど。
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3月30日、アヤミハビルを観察中にふっと眼にとまった個体。

なかなか敏感で、すぐに上へ上へと舞いあがり、やがて見えなくなってしまう。

慎重に近づきましたが、ここまでが精いっぱいでした。

3月30日 アヤミハビル調査


高~い。

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といっても5mほど。♂



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前翅の三角窓は♂のしるし。

鱗粉がないので、向こうの緑が透けています。


前日に羽化を確認していた♀
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夜のうちに♂が飛来して交尾が成立。



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茂みの中を飛んだのでしょうか。

ところどころ翅の裂けた♀がいました。


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ほとんど卵を産んでいないようです。

すでに交尾を終えたのか、未交尾なのか?

判別がつきません。

メスはたいてい交尾後に飛び立ちますが、繭を離れた場所で交尾をしているペアを見ることもあります。




ズグロシロジュウジカメムシ

アヤミハビルを探して、しゃがんだり、見上げたり。

高さ3mほどのオオハマボウの葉裏に、ズグロシロジュウジホシカメムシの集団を見つけました。
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頭黒、白十字、ホシカメムシ。


頭の赤いただのシロジュウジホシカメムシというのもいます。

同じくオオハマボウやサキシマフヨウなど、アオイ科植物の葉裏に集団を作ります。


越冬集団と言われることもありますが、すでに夏のような日が続いたこともあるし、今日も北風がやみ、ポカポカ陽気。

ちょっと説得力に欠けますね。