与那国フィールドノート -198ページ目

バガドゥの悲劇

国指定天然記念物、キシノウエトカゲが車に轢かれていました。


繁殖期を迎え、晴れていれば頻繁に路上に出てきます。

与那国島では集落内から、耕作地、山地部を走る林道と広範囲に生息し、個体数も少なくありません。

ところが広く分布する先島の島々を眺めてみれば、ネズミ駆除のために導入されたイタチによって、壊滅的な打撃を受けたところも。

増えているのかどうなのか?動向がつかめないインドクジャクに捕食される可能性もありますが、この時期、やはり最大の脅威は輪禍にあうことです。


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尾からすりつぶされるように轢かれたようです。

口から肉が飛び出しています。


どうか余裕をもった運転を。


4月21日撮影。

ナナフシ先生と

4月19日、ナナフシ先生と20年ぶりくらいにフィールドをともにする。
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先生、年とったなぁ。


こうして時代は変わってゆくのです。

他人としては、あなたがちゃんと認められているか、それだけが心配。


それは移住者永遠のテーマです。


イシガケチョウの幼虫

4月13日。


イヌビワの若葉の上にイシガケチョウの若齢幼虫を見つけました。
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頭部に2対、背中に2本の角があり、タテハチョウ科の特徴であるナメクジ型。

こうして見ると、角は若芽の茶色いササクレ(植物学的には何という?)に擬態するのに役立っている気がします。


でも成長するにつれて、幼虫は堂々と葉の表に静止していることが多くなります。


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終齢幼虫になると、角はトゲトゲ、剛健です。


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こうなると、もはや身を守るための武器。

堂々と目立つ場所にいることから考えても、小鳥やキノボリトカゲなどの天敵は好んで食べないのかもしれません。


オマケ。

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同じくイヌビワの葉裏にいたフトオビササキリモドキの幼虫。

複眼まで緑にしなきゃ、見つけちゃうよ。