与那国フィールドノート -196ページ目

ヤエヤマヘリグロツユムシ成虫初見

5月4日。


終齢幼虫を見つけ、成虫になるのももうすぐだなぁ、そんなふうに思っていたら成虫がいました。

お決まりのストレッチポーズで、お決まりのオオバギの葉上。

ヤエヤマヘリグロツユムシです。
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春は過ぎた証の虫。


シマグワの葉上には、ダイトウ(ヒメ?)クダマキモドキの幼虫がいました。
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君もやがて成虫だなぁ。


タカツルラン開花

5月3日。


タカツルランの開花を今年も確認しました。

とはいえ、最初に見つけた2008年のように大々的に咲いていません。

別の場所で見つけている株も去年、枯れてしまいました。


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花が少ないだけでなく、植物自体に勢いが感じられなくなってきています。

来年以降はどうなるのでしょうか。


茎を覆う白い粉状の物質が目につきました。

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興味がうすいグループなのでよくわかりませんが、ヨコバイ、ハゴロモ、ウンカの類の幼虫がたかっているのでした。

種類によって特定の奇主植物があると思うのですが、タカツルランを奇主植物にする種は聞いたことがありません。


所用で石垣へ

2泊3日で石垣へ行ってきました。

つまらん用事があったのですが、空いた時間に野山で遊べば、気持も晴れるというもの。

しかし、滞在中はあいにくの雨模様で、ひと時も晴れずじまい。

時おり激しく降る雨の中、悶々としながら予約してしまったレンタカーで島を巡りました。


時期的にすこし早いかとも思いましたが、生息地では小雨になると数頭のアサヒナキマダラセセリを観察することができました。


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よくいわれる「生きた化石」が、戦後に帰化した北米原産のセンダングサから蜜を吸っています。

アサヒナキマダラセセリは氷期に中国大陸から陸伝いにやってきたとされ、石垣島と西表島の高標高地にのみ、取り残されたように生息しています。

う~む。・・・改めて思えば、乱れた光景だ!


この時期、もうひとつ魅力的な赤い生物と言えば、リュウキュウアカショウビンです。

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とても個体数が多く、鳴き声もいたるところから聞こえてきます。

いいなあ、うらやましいなあ石垣島。

与那国ではたまに鳴き声を聞くくらいです。

繁殖に適した樹洞などが少ない与那国島は、アカショウビンにとっては利用価値の低い島なのでしょう。


お知らせ

さて、世間はゴールデンウィークですが、5月の連休中、アヤミハビル館は開館しております。