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久々?旅鳥の波やってくる。

愛鳥週間PRのためか?10日の朝に旅鳥の波がどっと押し寄せてきた。

まずは朝の巡回中、ツメナガセキレイやシマアカモズの数がどっと増たのに気づき、おや?と思った。

その後、短時間のうちに「上物」の鳥が続々と姿を見せた。

残念ながら島に滞在するバードウォッチャーの姿はなし。

じっくり見れば、ほかにも珍鳥が入っているのではないだろうか?


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冬の鳥のイメージが強いツグミが島内各所で散見された。

前日から明け方にかけて吹いた強い北東風が、鳥たちを島に招いたのだろうか。


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強風の中、枝先で羽を休めるオウチュウ。

付近に合計4羽がいた。


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む!この目の赤いカッコウは何だ!!

地上から飛び立ち、ひととき電線に留まったあと、姿をくらました。

これは南牧場にて。

夕方には、北牧場でもおそらく同じ種類と思われるカッコウを目撃。


林縁に沿う電線ではブッポウソウを目撃し、秋に多いエゾビタキも何度か見かけた。

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おなかの白いのが1羽いたが、これはコサメビタキだろうか。


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夏羽に変わりつつあるレンカク。

しばらくは滞在してくれる印象がある。よい写真が撮れるチャンスは巡ってくることを願う。


5月10日撮影。




愛鳥週間です。

5月8日、ケガをして保護していたキンバトを引き取ってほしいとの連絡がありました。

持ち込まれたの見れば、巣立ちしたヒナのようです。

目を怪我し羽が抜けているとの話でしたが、それはまだ幼いことの証です。

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善意でのこととは察しますが、多くの野鳥は十分に飛べないうちから巣立ち、親鳥と行動を共にして、飛ぶ距離をのばしていったり、自力で餌を採ることができるようになります。

その大切な期間を奪われてしまっては、野生で生きていくのは難しくなります。


そっとしておくか、ネコなどが心配なら近くの茂みなどに隠しておけば、親鳥が餌を運んできたり、安全な場所へ誘導した可能性が高いのです。


さてどうしたものか。

数日間パンなどを与え「保護」していたようです。

さすがに親鳥もあきらめてしまっているかもしれません。
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どうやら飛ぶ力はありそうだ。


・・・・!!
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曇天の空に吸い込まれるように消えてゆきました。

はたして自力で生きてゆく術を身につけていたでしょうか。

なんとも後味の悪い別れです。



ヒナを拾わないで!!キャンペーン http://www.wbsj.org/fukyu/hirowanaide/img/hina.pdf


雨の合間に

5月7日。

梅雨入りしたから雨です。

休み時間にも外へ出られません。

でもあきらめません。

ほんのわずかでも雨が上がれば、すばらしい生き物たちと出会えます。

このブログを書いているパソコンから半径10メートル以内で撮った生き物です。



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メスフトエダナナフシ。

オオハマボウの葉を食べています。

オオガラエダナナフシは成虫が現れ始めましたが、こちらはまだ終齢幼虫にもなっていませんね。


同じくオオハマボウの葉上では、ナカオレツユムシの終齢幼虫が何頭も見られました。
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成虫も一頭見つけました。

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偽瞳孔がマンガチックな表情を見せます。

先日のヤエヤマヘリグロツユムシしかり、いよいよ夏が来たのだなあと感じます。

・・・といってもまだ5月でしょ!

いやいや虫ばかりを見ていると、虫たちは人間の感覚よりもどんどん季節を先取りしているのが感じられるのです。

人さまが夏まっさかりと思っている頃には、すでに秋の虫たちが姿を現しています。


どこから種が運ばれてきたのでしょうか。
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一角でたくさんの花を咲かせているランタナでは、オキナワアズチグモが獲物を待ち構えていました。

ランタナの花には様々な色があり、シチヘンゲ(七変化)の別名があります。

それをいうなら、オキナワアズチグモもシチヘンゲグモ。

この個体はオレンジ~黄色の花の色に一体化していますが、白い花の上を探せば、そこには白いオキナワアズチグモがいるものです。


参考までにセリの花の上にいるオキナワアズチグモ。
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ね。                           2007.4.5


また雨が落ちてきました。

30分ほどの充実した息抜きタイムでした。