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ハーリードキュメント4

御願(ウガン)バーリー


スタート!!

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御願バーリーは、豊漁と航海安全を祈願する奉納ハーリー。

片道400mのコースを2往復し、競技性も高く、海人らは最重要視する。

各組は選りすぐりの船と漕ぎ手を海の神に捧ぐ。


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弱小チームであった中組は、10年前の御願バーリーで勝利を収めると、翌年から圧倒的な強さを誇るようになった。


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海はベタ凪ぎ、コースによる有利、不利はない。

ひたすらガー勝負、意地勝負!!


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最前部には、漕ぎ手と向かい合う格好で鉦打ちの子供が乗っている。

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ふたたび、歓声、ドラ、太鼓の音が遠ざかってゆく。




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2着以下を大きく引き離し、中組がゴール。

今年も海の神は中組の船に乗りこんだか。

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前評判の高かった南組は3着に終わった。

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新人、目立ちすぎ!!

きっと幼少のころより記憶し、思い描いていた勝利のポーズであるに違いない。

彼の今は亡き親父や、今でも眼光鋭いじいちゃんには、手厳しく指導されたものだ。



御願バーリー結果。


1着 中組

2着 北組

3着 南組


第2化の羽化が始まっています。

6月18日早朝。


アヤミハビルのオスが羽化していました。

森を吹き抜ける南風に煽られ、繭から離されてしまったようです。

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梅雨明けを告げるといわれるハーリーは過ぎました。

夏至までも、あと数日です。

少し強めの南風はカーチバイの始まりでしょうか。

カーチバイ(夏至南風)とは、梅雨が明けると2週間ほど吹く、強い南風のことです。





ハーリードキュメント3

6月15日、旧暦5月4日、ドゥガヌヒ。

ついに決戦の朝を迎えた。
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午前7時、夜を徹して守り抜いた船を運び出す北組。


こちら中組。
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担いで爬龍船を運ぶのは中組の伝統。



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漁港へ着くと、まずは湾内をゆっくりと一周し、船の感触を確かめる。


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中組のチームカラーは黄色。

北組は青、南は赤。


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本番で使う爬龍船は数日前から船屋に運び込み、乾かし、磨き上げ、入念に手入れしてきた。

ベテランともなれば、ひと漕ぎすれば、その仕上がり具合がわかるというもの。

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・・・いける。


その後、ひとまず船をあげ、漕ぎ手らは御嶽で最後の必勝祈願を行う。

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ふたたび会場へ戻ると、港内を一周し、漕ぎ手紹介のパレードが行われる。
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御願バーリーの開始は午前9時。


刻々とその時が近づいてくる。
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いよいよ緊張は頂点へ!!