与那国フィールドノート -183ページ目

ドゥムヌムヌン

稲の収穫が進んでいる。
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早起きすれば、落ち穂を探すヨナグニカラスバトに出会えるかもよ。


6月27日、最後のムヌン、ドゥムヌムヌンの祈願が行われた。
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収穫のすんだ稲に、ネズミなどの被害がないよう祈願する。


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大海のかなたのあるといわれるアンドゥヌチマへ向け、


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フムヌンに続き、害虫と御馳走を積んだ小船を流す。
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どうか、ちっぽけなドゥナンチマでなく、

もっと大きな豊かなアンドゥヌチマで暮らしてください。


そうつぶやくと、青年は船を海へ投下した。

アヤミハビルの死

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昨夕、林縁の地上で、翅をばたつかせているアヤミハビルのオスを見た。

翅は傷みに傷み、体の鱗粉は剥げに剥げ、ただ死を待つだけといった風情であった。
一夜明けて探せば、脇の側溝で息絶えていた。

すでに胴体部分はほとんどアリに食べられていた。

チャイロカナブン(与那国亜種)

海辺のアダン林。

暑さがにじむような風景だが、強い南風が吹いており、意外に汗ばんだりしない。
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アダンの果実が多く目につくのも、昨年は台風の影響をほとんど受けなかったせいだろう。


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これはまだ若い。

さらに赤みが増し、熟すと甘ったるい匂いを一帯に漂わす。


すると・・・
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実に多くのチャイロカナブンがやってくる。

ほかのハナムグリ類もやってくるが、ただ一種でこれほど群がるのはチャイロカナブンだけだ。

次にイシガキシロテンハナムグリが多く、タイワンシラホシハナムグリ、カバイロハナムグリが少し。

前2種は、そもそも後2種より圧倒的に発生数が多いものと思う。


芯部の甘みを求めて食い入るので、熟しきると、個々の果実はスナックパインのごとく、ぽろぽろ落下する。
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果実もろとも落下したのか、後から飛来したのか、落果にもチャイロカナブンは群がっていた。