与那国フィールドノート -150ページ目

カラスフィーバー

お久しぶりです。

ブログ更新をする間もなく、日々が過ぎてゆきました。


さて・・・ミヤマガラスが集落内にまで現れるようになって、島はちょっとした騒動?に。

携帯電話が何度も鳴ったり、会う人会う人に「おい、カラスが来ているが大丈夫かっ!」って聞かれます。
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与那国の人は、島にカラスがいないことを、ちょっと自慢にしています。

そこのところを理解しつつ…

「渡りガラスで、たまたま与那国まで来ただけだから大丈夫だよ。」

僕は騒動の沈静化に努めます。

それにしてもカラスって嫌われモンなんだねぇ。


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11月8日、桃原牧場付近の電線にとまるミヤマガラス。

全部で20羽、この日の夕刻には久部良集落内へ移動しました。

アトリ

アヤミハビル館近くの水田で、500羽以上は含まれていそうなアトリの大群に出会いました。

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山際の植物に留まっています。

やがて強風に耐えられなくなると、弧を描くように一斉に飛び立ち、また何とか近くの植物に降り立とうとします。


ジョウビキが頻繁に目につくようになって、クロツラヘラサギも2羽渡ってきました。

ついに冬になってしまったのだなぁ。


ミヤマガラス

10月30日。

慌ただしく1泊で石垣から戻ると、携帯が鳴りました。

牧場にカラスが群れているから見にこい、と。

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                                 地上で餌を探すミヤマガラス。


さっそく牧場に出向くと、予想通り8羽のミヤマガラスがいました。

地上を歩きまわり、乾いた牛糞を器用にひっくり返しては、下に潜んでいる虫を食べています。

大陸からの渡りガラスで、九州方面には数百羽の群れが渡来するそうです。

10日ほども続いた強い冬型の天候が、与那国島まで彼らを追いやったのでしょう。

そうは言っても、カラスのイメージはすこぶる悪い。
このまま居ついて、飼料を食い荒らしたり、子牛にイタズラするのではないか?」と尋ねてきます。

よく分ります、その気持ち。

なにせ与那国島には普段カラスがいないのですから。

ま、おそらく長居はしないだろうし、ハシブトガラスとは違うから、そのような心配は無用だと思いますよ。


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                          北の海。猛烈なシケはおさまりつつある。


今日になって、別の場所で16羽のカラスがいる、との情報が入りました。

ミヤマガラスの可能性が高いとは思いますが、島の方々が逐一情報をくれるというのは、本当にありがたいことです。