与那国フィールドノート -122ページ目

ヒメユズリハ

ヒメユズリハの葉が、新旧おおかた入れ替わった。

しかし低温が続いたせいだろうか、新しい葉は縮れ気味で成長が思わしくない。
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譲り葉。

古い葉が新しい葉に座を譲る。

家筋の繁栄を象徴する縁起物として、本土ではユズリハの葉を正月飾りに用いる。

与那国にはそのような習慣はないようだが、「ウブドゥリ」と呼んでおり、材の色から赤と白があるという。

それぞれを、アガ(赤)ウブドゥリ、ツー(白)ウブドゥリと区別しているのである。

ツーの方が、まっすぐに伸び、材も強く虫がつきにくいので建築材に適すという。


そういえば、ヒメユズリハは雌雄異株である。

今なら花を見れば、その差は一目瞭然だ。


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雌花。


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雄花。


どちらも花弁がなく、蕊がむき出しなのが特徴。


ひょっとしたら、雌雄には花の形状だけでなく材質にも違いがあり、それをアガ、ツーと区別しているのではないだろうか。




食べれないカキ

黄色く熟したリュウキュウガキを見つけた。

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決して食べてはいけない。

有毒で、魚毒に用いた。

潮だまりなどに実をすりつぶしたものを流し、浮いてくる魚を採った。

与那国方言名:グカ、グカ。

ナナフシとダニ

ダニには昆虫につくものもいる。


ナナフシはよくダニを背負っている。

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オオガラエダナナフシの幼虫。


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成虫なら特に弱ったりすることはないように思うが、小さな幼虫のうちは成長が阻害されたりしないだろうか。