与那国フィールドノート -107ページ目

穂惣巳祭

与那国ではそろそろ稲穂が頭を垂れる頃。

5月25日には穂惣巳祭(ふーむぬん)が行われた。

役員は、前日から供えるウサイ(御馳走)の準備。
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虫送りの船に積み込むバッタ。

ヒゲマダライナゴの幼虫だね。
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そしてジャンボタニシ。
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稲作最大の敵!


当日、10時より祈願が始まった。
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あれま。去年まではなかった小銭がいっぱい。
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何を願ったのだろう。

誰かが10円玉一つでも置いていけば、あっという間に集金装置に早変わり。


久部良公民館長が久部良小学校の児童に説明する。
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田んぼには害虫がいっぱいいる。

でも与那国島はとっても小さい島、あんたらに食べさす分はない。

御馳走を積んだ船を準備するから、どうか、これに乗って海のかなたにある大きく豊かなアンドゥヌチマに行って暮らしてください、

そう願うわけさ。


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田植え直後の干ばつを乗り越えて、今、水田では青々とした穂が風に揺れている。

しかし、この時フィリピン近海では台風2号が発生していた。


自然の前に人間は全くの無力。

だから・・・


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果報は寝て待て。

「コケッコッコー」の合図があるまで、静かに待つ。

久部良バリには落ちるなよ。


いよいよ船を流す。

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しかし、この時期としては珍しく、あいにくの北風。

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ああ・・・


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船はあっけなく座礁。


どうか・・・
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みんなの願いが届きますように!












ハジロクロハラアジサシ

新たなハジロクロハラアジサシの群れが渡ってきたみたいだ。

青々とした水田の上を飛び交う、白黒くっきりツートンカラーのアジサシだ。
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クロハラアジサシよりも警戒心が強い。

たまにこうして休んでいるいけれども、すぐに飛び立ってしまう。

ヨナグニサン幼虫 脱皮

3齢幼虫から4齢幼虫へ脱皮。
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5月19日、翌日の観察会の下見の時に見つけた。

午後5時16分。