穂惣巳祭
与那国ではそろそろ稲穂が頭を垂れる頃。
ヒゲマダライナゴの幼虫だね。
そしてジャンボタニシ。
稲作最大の敵!
何を願ったのだろう。
誰かが10円玉一つでも置いていけば、あっという間に集金装置に早変わり。
田んぼには害虫がいっぱいいる。
でも与那国島はとっても小さい島、あんたらに食べさす分はない。
御馳走を積んだ船を準備するから、どうか、これに乗って海のかなたにある大きく豊かなアンドゥヌチマに行って暮らしてください、
そう願うわけさ。
田植え直後の干ばつを乗り越えて、今、水田では青々とした穂が風に揺れている。
しかし、この時フィリピン近海では台風2号が発生していた。
自然の前に人間は全くの無力。
だから・・・
「コケッコッコー」の合図があるまで、静かに待つ。
久部良バリには落ちるなよ。
いよいよ船を流す。
しかし、この時期としては珍しく、あいにくの北風。
ああ・・・
船はあっけなく座礁。













