与那国フィールドノート -106ページ目

遊歩道にて

昼休みの小一時間、最も暑いさかり。

流れる雲の間から差し込む日差しは強烈。

それでも物好きはひとり遊歩道を散歩する。


与那国フィールドノート


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アカスジベッコウトンボにハマイヌビワの無花果。

アピール度満点の赤色に目を奪われた。


汗をぬぐった木陰。

黒マントの蛾も一息ついていた。

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クワズイモの葉上に静止していたクロツバメ。


ホルトノキが開花。
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今夏初のチャイロカナブンが来ていたが、レンズを向けた途端飛び立ってしまった。


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オオバギの果実、はじける。


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キールンカンコノキに作られていたヨナグニサンの繭。


すっかり葉を食いつくされていたフカノキ。
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幼虫たちの姿が見えなくなると、すぐさまてっぺんから若葉を展開し始めた。


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唯一、別のフカノキで見つけた終齢幼虫。






ヨナグニサン観察会


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毎週金曜日恒例の与那国小学校3年生とのヨナグニサン観察。

成虫の交尾を観察して、卵を観察して…、1カ月あまり。

早くも繭を作り始めました。

観察できたのは繭6個体に、終齢幼虫3個体。

来週までには、すべての終齢幼虫が繭を作り終えていることでしょう。

沖縄地方梅雨明け

6月5日のハーリー以降、好天が続いている。

そして沖縄気象台は9日、沖縄地方の梅雨明けを発表した。

観測史上最も早く、昨年の6月19日よりも10日早いという。

だが、特に驚くこともない。


ハーリー鉦の音には、梅雨を払う力があるといわれる。

昨年のハーリー、旧暦5月4日は新暦6月15日であった。

今年よりも10日遅かった。


つまり、何の事はない。

今年も例年通り、ハーリー鉦が梅雨を追いやっただけのことである。


ハーリーが去り、ようやく日常を取り戻して、夕刻に遊歩道を散策した。

明日の小学生との観察会の下見を兼ねて。

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美しい昼行性のガ、オキナワルリチラシの♀。


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オオガラエダナナフシ。


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ヨナグニサンの終齢幼虫。


これらの虫たちは、断続的に吹く強い南西風に煽られ、地上に落下したのだと思う。

梅雨明け前後から吹き始める夏至南風(カーチバイ)と呼ばれる季節風に。


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ヨナグニサンの幼虫はすべて終齢で、一部は繭になっていた。

アヤミハビル館で飼育している個体も繭になり始めている。


第1化の羽化は一カ月ほども遅れたが、その幼虫たちの成長が予想以上に早い。

遅れた分、第2世代の幼虫期の気温は高くなっている。

それが成長を早めている原因であろうか。


今月末には、終齢幼虫に関わる計画がふたつある。

果たしてその頃、終齢幼虫は残っているであろうか?

や・ば・い・・・