与那国フィールドノート -10ページ目

絞め殺しの木

5月14日、与那国島は梅雨入りした。

しかし、まったくの空梅雨。

昨日は関東、甲信越地方が梅雨入りしたとのニュースを聞いた。

沖縄地方は一足早く梅雨明けしてしまったのであろうか。



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与那国はほとんどの道が舗装されてしまって、コーラルを敷き詰めただけの道はとても少なくなってしまった。

サンアイイソバゆかりの地である旧嶋仲村跡。

一帯は、屋敷跡や井戸、フクギ並木、現在でも祭祀が行われている聖地が、写真のような道を辿って巡れる。

こんなガジュマルの木陰に質素なベンチを置いたりしたら、最高のハイキングコースが作れそうだ。



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このガジュマルはリュウキュウコクタンにとりつき、成長してきた。



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絞め殺しの木、ガジュマル。

鳥の糞とともに樹上に落とされた未消化の種子が発芽、

しだいに地上に向けて根を下ろし、すっかり取りついた元の木を飲み込み、枯らしてしまう。


イシガキオビハナノミ

5~6月、梅雨時に多い虫。

薄暗い林縁のシダやクワズイモの葉上で普通に観察できます。
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体長10数ミリですが、ハナノミとしては大型。


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敏捷で、すぐ飛ぶ。

しかし遠くには行かないので、観察、撮影するチャンスは十分にある。


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交尾も観察できる


ルリゴキブリ

とある植物を探して森の奥深くを探索中、

葉上にルリゴキブリの姿を見つけた。
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雄は林縁の花に誘われたり、山頂に飛来するなど活発。

出現期は初夏、5月が最も多い。

まもなく5月も終わるが、今年になって姿を見たのは1回だけ。