こんにちは。
今日は「自分を成長させる努力の価値」といった話を書いてみます。
今日は、大谷翔平選手とダルビッシュ選手が見られる大リーグの開幕戦でしたが、一方で、オウム真理教による地下鉄サリン事件から29年の日でもありました。多くの被害者が東京メトロ霞ケ関駅で出たことを思い出します。
実は、当時僕が千代田区の会社に通っていたため、この惨事に巻き込まれる可能性がありました。しかも、同性同名の方が「カタカナ」で病院への搬送者としてテレビで紹介されたんです。それをみた知人が、家内に連絡し、「ご主人、(その時点ではサリンとはわかっていませんでしたが)被害者として、ニュースに出ていたよ」と伝えたもんだから、大騒ぎです。
まぁ、僕の名前はありふれているんで、世の中には同性同名の方がいても不思議ではないんですが、まさかこんな場面で遭遇するとは。家族中大騒ぎになり、会社にも電話がかかってきました。スマホがない時代ですから、本人の安否確認はリアルではできません。
さて、僕は大丈夫ではありましたが、同性同名の方は、大丈夫だったのかなぁ、とあらためて気になりました。その方がご無事であることを祈りたいと思います。
ここで、お尋ねしますが、皆さんにとって「いい人」というのは、どんな人を指しますか?
こう聞かれると たいていの人は、「信用できる人」「信頼できる人」「一生懸命な人」などと答えることが多いと思います。しかし、これらはどれも曖昧で、その時々によって意味が違ってきます。その結果、「いい人」だと思っていた人が、そうでなかったことが判明すると、裏切られた気持ちになり、人を信じられなくなり悩んだりします。
このように信じたり悩んだりするのは、自分の中にある基準で、相手を見極めた結果でしかないので、相手を責めるのはおかしい気もします。
さて、他人からどう見られるかはさておき、自分の商品価値がどうなのかを気にすることは大切なことです。自分の商品価値をあげるために努力しているかどうか、そして、自分の商品価値を高める前に、まず自分の売りを明確化することが大切です。
自分の商品価値を高めるには、売りを明確に打ち出すこと、そのためには圧倒的な量をこなすことが大事で、努力そのものが自己目的化してしまうと売りを明確に打ち出し自分の商品価値を高めるという本来の目的から外れてしまうこれに注意が必要です。
努力至上主義に陥ってしまうと目的と手段を混同し手段の努力をすることがいつのまにか目的になってしまいます。今やっている自分の努力は目的を達成するためのものになっているのか常に確認が必要です。
質は量で磨かれる
質は量をこなすことによってこそレベルアップするものであり、ひとつだけをレベルアップするのは非常に困難です。自分のウリは圧倒的な量を実行することで磨きがかかり、やがて自分の代名詞になっていきます。自分が〇〇の誰それと呼ばれるようになった時、自分の商品価値は一気に高まります。
もしこれだけやったのに成果が出ないこんなに頑張っているのになのに、評価してもらえないんだろうと思うことがあったらそれはまだ圧倒的な量をこなすしたい、という領域にまで達していないということです・
今の仕事=自分の商品価値
自分の仕事の質が高くなると、売りに磨きがかかります。それは圧倒的な量をこなしているからです。自分の商品価値が高まることで、任される仕事や依頼される仕事の質も上がっていきます。今の自分の目の前にある仕事は自分の商品価値に見合った仕事だとそれだけではありません、仕事の質が上がれば自ずとように追われることがなくなります・
初めから質を狙って行くのは非常に難しいです。通常はまず量をこなして自分の売りを磨いてから自分の質を上げ商品価値が高まるので量に追われる。ことがなくなる質の向上は法的報酬の上限とセットになっているので質が上がることで量に追われなくなり、それまで質をこなしてくために使っていた時間を別のものに設けるようになります。
このように売りを明確化し、自分の商品価値が高まれば量に追われることなく仕事を取捨選択できるようになります。そのために、まず徹底して量をこなしていき、目の前にある任された仕事を一生懸命やりましょう。
自分の商品価値を高めるためには、ある程度の量をこなしてみ、自分の商品価値が高まっているという手応えをが全く感じられない場合には、仕事をどんどんを変えればいいのです。
仕事の相場観を抑えよう
自分の商品価値が高まり、自然と自分の仕事の相場が変わるということですが。独立して仕事をしていく。また、商品価値の高まり具合や相場感を押さえておくことも非常に重要です。
相場観とは自分の商品価値によって舞い込んでくる仕事の大体の報酬額すなわち世間は自分の仕事に対してどれくらいの金額をつけてくれるかという認識です。
一番避けなくてはいけないのは自分の商品価値の相場観をつかまないまま相手に金額を丸投げしてしまうということ 。
自分の今の商品価値を把握し、妥当な相場観を定めるには方法があります。
まず自分の今の商品価値は自分の感覚に聞いてみることです
①今まで懸命に量をこなしてきたという自信があるか
②この間、自分は手を抜かずにウリを明確かつ圧倒的に打ち出してきたか
③その売りに磨きをかけ仕事の質を上げてきたか
永久不変の強みは存在しない
自分の売りは常に変わるということ。一度売りになったことが継続的にうりになることはありません 。
ここを見誤ると一度ウリになったことに、しがみつき、その売りが通用しなくなったことにも気づかず古びた瓜を押し通そうとしてしまう
守っていくことと変化させていくことのバランス、これがきちんとできていないと無理はどんどん廃れていきます 。私の職種はこれだからという固定化された売りにとらわれないこともこれから働いていく上で重要な鍵の一つなのです 。
周囲の評価は商品価値の鏡
漠然とした不安はさっさと解消して、そのぶん自分の売りを見定め商品価値を高めるためのチャレンジにエネルギーを注いでいく。自分の精神衛生を整えた上でやってみようと思ったことはやってみる。
色んな事に触れる中で「自分の売りはこれだ」と思えるものが見つかったらその点においては誰にも負けないように一生懸命に圧倒的な量をこなす。
仕事をしていくにあたっては次の3点を常に自問自答するようにしてみてください
①自分は手を抜かずにやっているだろうか
②自分は圧倒的な量をこなしているだろうか
③自分の売りに関して誰にも負けないというくらい行動できているだろうか
独立志向のあるビジネスマンであればこうして手を抜かずに一つ一つの仕事に真剣に向き合うことがそのまま独立の足がかりになります 。
「よし、ここらでいっちょ自力で行ってみるか」という意思を持ったこと自体が今まで手を抜かずに圧倒的な量の仕事に取り組み自分の商品価値を高めてきたという自信の表れです
それでは、今日も笑顔あふれる素敵な一日をお過ごしください!
頑張り屋のみなさんを応援しています!