ミケランジェロのダビデ像を
教育の一環として子供たちに見せた
小学校の、校長先生が、
それを問題視した保護者によって
解任された
という内容です。
このダビデ像
私がイタリアに旅行した時
アカデミア美術館に
見にいきましたよー
！！
実際に見るとかなり大きいんです。
５メーターくらいあるんじゃないかと。
そして、
とってもとっても美しい。
身体全体が、
醸し出す若々しいオーラが
とっても美しい像です。
「こんなに美しいものを、
この目で見れてよかったー！！」
と、思いましたけどね。
子供にポルノを見せてはいけない
子供の生育に悪影響を及ぼす
そしてそれは、
歴史的に芸術として尊ばれて
教育に取り入れられていたものまでも
問題視される
ポルノというものの定義を
どこに定めるかの問題だとは思いますが
こういう
性的な事に関して
非常に敏感なことって
アメリカでは、
今に始まったことではなくて
前から、あることなんです。
わかりやすいのが
「鬼滅の刃 遊郭編」
アメリカでは、
鬼滅の刃は
『Demon Slaiyer』
そして、遊郭は
「Entertainment District Arc
（エンターテイメント地区）」
と訳されて
アニメが放映されています。
Entertainment District Arc
とは、
『アミューズメントパーク』と同じくらいの
雰囲気です。
『遊郭』という言葉から
私たち日本人が得る印象は、
ネーミングからも、アニメの内容からも
いっさい感じることがないように
されているのですね。
これって
私としてはなんですけど、
「『遊郭』って何？」と、
子供たちが疑問に思うことによって
親御さんと、お子さんの間で
日本という国では
こういう歴史があったんだよとか
貧しさが生み出す悲劇であるとか
かつ、
世の中にはいろんな商売がある
ということを
議論する
良い機会になると、
私は思うんですけどねー
また、あの
『ドラゴンボール』も
アメリカで大人気ですが
亀仙人の、あの
『パフパフ』が、
一切合切！アニメから省かれてるんです
！！
あれは、
物語のすごくいいエッセンスになってるのに
亀仙人は、あんなエロいのに、
すごく強くてストイックに奥義を極めた
というのが
とてもいいコントラストになって
悟空の最初の師匠として
キャラクターに魅力を持たせているのだと
思うんですけどねー
私は！！
それに、
亀仙人って、エロいこと言うたびに
ブルマに「どかーん！」と
やられるじゃないですか
あれって、
こんなこと、言ったりやったりしたら
女の子に嫌われるっっていう
男児にとっての良い教訓になると
私は思うんですけどね
人に嫌なことをしてしまう時って
相手がどう感じるかという
イメージ力がない時が圧倒的に多い
なので、
セクシャルハラスメントというものが
どんなことで、
それやったら、
次にどんなことが起こるのか
そのイメージ力を育てる手助けをするために
ある程度の事前情報は必要だと、
私は思うのです。
ドラゴンボールの亀仙人のエロさ見て
とんでもない性問題が起こった
という事実があるんでしょうか？
私やクラスメイトの男子とかも
テレビでドラゴンボール見て、
パフパフも見てたけど
別に何にもなかったけれどねー
今や、ネットでいくらでも
情報が得られる社会
何の免疫もなく
事前の心構えもなしに
突然に
いきなりとんでもない量や内容の
性的な情報を得てしまう方が
免疫がない分、
何が起こるかわからないリスクがある
という気が
私はするんですよね。
それから、
私の中で、一つ線引きしていることがあって
いずれ人生の中で、確実に出会う事については
少しずつ、知識を得て
慣れていった方がいい
でも、逆については
そんなに知らんでいい
（興味があれば自分で知識を得にいけばいい）
と思っています。
いずれ人生の中で、確実に出会う事というのは
異性（愛するひと）の裸であり
その人と交わす行為もです。
いずれ通るんだから！！
いくら親だって
そこまでは付き合えないじゃん
！！
最後には本人同士に託す時点が
いずれくる。
それから、
愛する人との別れも。
悲しい事だけれども、
小さな子供だって、
大好きなおじいちゃんおばあちゃんから
別れを経験して
お別れって
こう言う事なんだということを、
経験していきます。
経験してたって
やっぱ、辛いもんは辛いですけれどね。
人生の節目、節目に
自分で自分にとって最善になるよう
どうしたらいいかを判断するという
その能力こそ、
ソフトな情報を得ながら
少しずつ育てていったらいいと、
私は思うんですけどね
ここハワイでは（本土もだけど）
ティーンエイジャーで未婚の母
という女性も非常に多くて
子育てて義務教育を最後まで終えられなかったり
それによって貧困に至ったりとか
育てることが非常に困難になった挙句
里子に出す
親にメンタルの問題が起き、虐待などに発展
とか、
社会問題にもなっています。
悲しいニュースを見るたびに
子供ができることによっての責任の発生とか
避妊とか、
そういう知識も
必要なのかな という気がしてしまいます。
子供が好きで、子供が欲しくて
っていう人も多いですけれどね。
そういう問題に対して、
最初から問題の元となる情報を
一切、目につかせないようにしたらいい
というのは、
全くもって
有効ではない気がするのです。
どう子供たちに説明するか、教育するか
ということに
もっと意識を割いたほうが
現実的だと
私は思っています。
逆に、
ほぼ出会う確率がない事については
疑似体験する必要もないと私は思う。
それは、
いき過ぎたリアルさの、
シューティングゲームに特に感じます。
昨今のゲームは、異常にリアルすぎて
（みんな普通にやってるんだけど）
テロリストを撃ち殺すゲームでは
撃ち殺した後の敵の足を持ち上げて
引きずることまでできて
これは感覚的に
人を殺すという疑似体験ができてしまう
それはとっても怖いことだな
と思いました。
人を殺すということの確率は
私たちの人生において
もぉんのすごい低い確率
自ら進んでその道に行くなら別ですが
それでも、
警察であったり、ミリタリーであったり
その可能性のある道を選んだ人が
専門的に訓練することです。
ほとんどの人が
人を殺すということを経験することがないよう
世の中はできています。
なので、
そこまでのリアルさが
ただのゲームに必要なのか
甚だ疑問です。
それが
これまた、
大きなアメリカの社会問題なのですが
銃乱射事件が非常に多いのは
（昨日もまた、非常に悲しい事件が起こってしまいました）
人の痛みがわからない
ということも
その原因の一つになっている
ような気もして
しまうんですよね。
犯罪心理学的にも
いろんな考察がされていて
そんな単純ではないとわかっていますけどね。
そんな感じで
私は、
問題というものの大半は
心も身体も
人の痛みに関してイメージ力が乏しい
（もし自分だったら？と考えられない）
から起こることであって
それは、
殺人やセクハラでなくても
いじめであったり、
不倫であったり
例え
小さな諍いであっても
いろんなことについて
共通したものがあるのではないかな
と思います。
思考の修正においても
もし、
自分がこの思考を誰かから受け取ったら？
どんな気持ちになるか？
と想像してみる事が
自分がどんな思考をやめようと思うか
自分がどんな思考をこれから送り出そうか
決めるための
非常に重要な材料となります。
自分に対しても、人に対しても
想像力を、大切にし
それを育てるということも
大切にしていきたいなと
思うのでありました
あんのプロフィール 
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