Atsap's Diary -7ページ目

Atsap's Diary

雑文しか書いていません。主に海外留学を目指して勉強してるので、それについて書いてます。

ヨーロッパ思想入門 (岩波ジュニア新書)/岩田 靖夫
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みなさん、お久しぶりです。

いやぁ~、ここ最近レポートやらバイト盛りだくさんで全然ブログに手をつけていませんでした(^_^;)

皆さんのブログを読んでいるだけで満足な状態になっていました。

しかし、今日は何冊かレビューを書こうと思います。

読んだ本は何冊かあるのですが、まだ自分の中で上手く消化できていないので次回以降にします。



今回のこの一冊は高校生の時に興味を持って買った1冊です。

久しぶりに読み返していたのですが、改めて古代ギリシアの偉大さに驚くばかりです。


ヨーロッパ思想とはどのようなものか?

簡単に知りたい人は最初の3ページでざっくりですが分かります(笑)

ヨーロッパ思想はギリシア思想とヘブライ信仰の二つが礎です。

ギリシア思想とは人間の自由と平等の自覚、そして理性主義です。

ヘブライ信仰は自己の似姿である唯一の超越的な神の存在です。

これだけでも「へぇ~」と思えてしまいます。


でも、上記の事は始めの3ページの内容です。

この本は全3部で、

1部・ギリシア思想

2部・ヘブライ信仰

3部・ヨーロッパ哲学のあゆみ



個人的には一番3部が読んでいて楽しかったです。

キルケゴール、ロック、ロールズ、ニーチェ、ハイデガーなどの思想が分かりやすく紹介されています。

この本を読んで哲学に興味を持ったという点で非常にありがたい本ですきらきら!!

しかし、高校の時にハイデガーの「存在と時間」を読んだがために頭が崩壊。

日本語の本が英語で書かれた小説などよりよっぽど難しく感じました。

恐るべしハイデガー……

いつか自分がハイデガーを読み解けるくらい知的になったらぜひ挑みたいですね!!


個人的にはロールズの「正義論」もぜひ手を出してみたいですね。


しかし、自分のような大雑把な性格の人間に「思想」というものが理解できる日は来るのだろうか……苦笑




自分のお気に入りのブロガーである、笑い男さんや古泉一樹さんのような方なら自分も様々な思想に触れられただろうに……人生上手くいかないものです(笑)


世界テロリズムマップ (平凡社新書)/杉山 文彦
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今日3本目のレビューです。

夜行バスに乗り遅れないためにも、このレビューは比較的少なく終わらせる予定です。


「テロ」、「テロリズム」というのは元は18世紀末、フランスのジャコバン派が推し進めた恐怖政治がルーツです。

まぁ最終的にはロベスピエールが断頭台に立ちましたけどね。


そして、20世紀以降のテロには3種類あると書いてあるます。

1、民族主義過激派のテロ

2、冷戦時代のイデオロギー対立によるテロ

3、宗教に根ざしたテロ

の3種類です。


自分が参加する国際会議で最も重点を置いて話し合われるのはおそらく9.11に代表されるような宗教に根ざしたテロでしょう。


この本では世界各国のテロリストについて書かれています。

もちろん、トップバッターはビンラディンでしたが。

様々なケーススタディの教材として役立ちそうですキャッ☆



しかし、ケーススタディをしただけで止まってはいけない。

テロをなくすにはどうすればいいのか?

という大きな課題を最終的に自分たちは話し合わなければいけません。

明日のミーティングでの課題本には、GDPが高い国ほどテロの標的にされやすい、と書いてあります。

アメリカをはじめとした西欧諸国がそれ以外の国にどう対応すべきなのか?

市場主義経済が世界的に広がるなかで、宗教国家はどのようなアクションを起こさなければならないのか?


これは自分がこの国際会議の際に提出したエッセイに書いたことですが、

恐怖に根差した政治活動を行ってもそれは世界を根本的に変えることは不可能です。



でも、地政学的に見て力のない国はテロなどのショッキングな活動を行って世界から注目を集める必要があります。




う~ん、難しいガーン



ふと、モーガン・フリーマンがマンデラ大統領を演じる「インビクタス」を思い出しました。


許すことから始めなければならない。


アパルトヘイト政策によって苦しめられたマンデラがこんなことを言うのには驚きました!

しかし、許すという行為は困難だが、魂を自由にする。



人間は今まであらゆるものと戦ってきました。もちろん人間同士でも。

自然と戦い、工業化を成功させ、神という概念は科学によって破られた。

何が何を倒すのか?

「インビクタス」のように人々の善意が人種差別を倒すように、我々の平和に対する思いが「テロ」を倒せるような時代を迎えるためにも会議でいいディスカッションができるようにしたいです。



難しい、でも考える価値はある。



そういうものって大事ですよね。




そろそろ準備して行ってきますきらきら!!

読んでくださってありがとうございますm(_ _)m


インビクタス / 負けざる者たち Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)/モーガン・フリーマン,マット・デイモン,レレティ・クマロ
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風の歌を聴け (講談社文庫)/村上 春樹
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最近自分のお気に入りのブロガーである笑い男さん(度々取り上げてすみません)の村上春樹論を読んでから自分の中での村上春樹像をリストラクチャー(再構築)する必要があるんじゃないかな?と思い読み返してみた。


村上春樹の記念すべきデビュー作。


主人公は29歳、1979年にとうとうこの作品を書く決意をする。

主人公が21歳の時の夏休みを描いた作品である。


個人的には村上春樹は「ノルウェイの森」に代表されるような“喪失感”だったり“孤独”を描きだす作家である。

でも、僕自身の意見を言わせてもらえば、「海辺のカフカ」ぐらいから文体が多少アクティブになっていると思う。

そう思うのも、村上春樹自身ジャズバーを畳んでからは日々の運動を欠かさず行うようになった。

そして、その影響が「海辺のカフカ」にはよく表れている。

主人公の田村カフカ君がジムに行ってトレーニングするというフィジカルな描写が個人的には目立った。



しかし、この「風の歌を聴け」ではそんなフィジカルな感じは見受けられない。

毎日ジャズバーを閉めた後にコツコツと書いた作品だからだ。そのため、結構場面が飛ぶ。

自分はこの短いカットとテンポよく読める感じが好きなので暇なときにたまに読み返す。



この話は究極的に単純化すると、夏休みに帰省した大学生が地元で酒ばっかり飲んでいて、女の子と出会い交流する。

こうやって一文にするとなんともつまらなそうな話(笑)

でも、高校生の頃は大学生になったらバーに入り浸って酒ばっかり飲んで夏休みが終わるのも悪くないな、とか思ってたなぁ~。


個人的には登場人物たちの“脱力感”が好き。

活字から目を離して現実を見ると嫌気がさす時がある、そんなとき村上春樹の作品の中に身を浸すことで少し楽になれる。

案外自分にとって村上春樹は、いや、この「風の歌を聴け」は癒しなのかもしれない。

女子が癒されるからといって脱力感満載なリラックマのストラップやらぬいぐるみを眺めるのと大差ない気がする。


作風がどうだから、題材がどうだから、というのではなく結局自分にとって小説の価値基準なんて、面白いか?つまらないか?でしかない。

難しいことなど知ったことではない。


現実はそうそう変えられない。しかし、読む本はすぐ変えられる。

忙しさに振り回されて嫌になった時、酒を飲みながら村上作品を読むとものすごく面白い。

村上作品の中にある“脱力感”なり“喪失感”なりのトンネルをくぐることで現実生活に癒しを与えられる。



まぁ、もちろん村上春樹の文章力がすごいのは言うまでもないことだけど。

笑い男さんの村上春樹論では村上春樹のパラレルワールド的手法について書かれてあったけど、ここにはそれがない。

村上春樹が社会にディタッチメントしていた時の作品というのは本当に面白いと思う。

今の自分の状況でディタッチメントは不可能だから(笑)



何でみんなは村上作品を読むのかな?


なんとなくそれが気になった。


最後にこれだけ言います、

村上春樹は酒を飲みながらゆっくり読むと面白いです。



あ、これって書評じゃないよな……

社会学入門―人間と社会の未来 (岩波新書)/見田 宗介
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いやぁ~、今日は暑いですねむっ汗


今日の夜は例の国際会議のミーティングのために大阪まで行ってきます。

高速バスって中々慣れないですね(^_^;)


さて、夜行バスの前にレビューを。

今日は見田宗介さんの「社会学入門―人間と社会の未来を考える」です。


この本は別に有斐閣から出ている「社会学」のように体系だった本ではありません。

どちらかというと見田さんのエッセイです。

元は大学での講義が元になっているので、語り口もやわらかくて分かりやすいです。


社会学とは「越境する知」であるとよく言われます。

経済学、法学、政治学、文学、心理学、人類学、歴史学などの複数の分野を横断しながら紡ぎだしていきます。

勘違いしてならないのは、「越境する知」とは結果であって、目的ではありません

現代のような複雑な世界を理解するには様々な学問分野を横断しなければ見えてこないものが多々あります。

たとえば、インターネットの拡大による情報化社会を見る時も1つの学問分野に固執していては有力な観点は見つからないでしょう。

理解するためにはインターネットの仕組みを知る必要がありますし、コミュニティの形態の変化にも注目しなければならない。そして、経済的な観点から見たときは“情報”が高速で動くために世界のマーケットがより流動的になる。

拙い例ですみませんm(_ _)m


しかし、社会学で扱うようなテーマを理解するためには学問の横断が必要であることは理解できてもらえてと思います。


そんな、社会学を見田さんは補講を入れた全7講で展開してくれています。


個人的にはポスト高度成長期のところが面白かったですね。

オイル・ショック、そして戦後初の実質経済成長率のマイナス。

その社会の構造変化に適応して、文学にも「終末論」と「やさしさ」というものが広まっていきます。

そこで村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」が取り上げられていました。

もし村上春樹論のようなものを分厚い学術書ではなく、ネットで見たい!という方がおりましたら前日にも紹介しました笑い男さんの村上春樹論 を見るといいと思いますルンルン

「終末論」的な話のために、この作品は結構批判されたみたいですが、自分は村上春樹の作品の中ではかなり好きです!


まぁバブルがはじけてから生まれて、その後、日本は世界2位の経済大国だなんだとか抽象的レベルでは理解できても、具体的には理解できない自分たちのような世代にはこの作品は好きな人多いんじゃないかな?


物語なんだし、そこまで現実が干渉する必要あるのか?

村上春樹なんて全然リアリズム畑の人ではないんだし、、、

物語だろうが、スポーツだろうが、何にしても人には“逃げる場所”があっていいはずです。

自分にとって漠然とした不安に苛まされていた時期に自分を助けてくれたのは、大好きなモームやディケンズでもなければ、マッチョなヘミングウェイでもなく、オースターでもなかった。

村上春樹だったのです!

なので……


おっとっと、これでは社会学ではなくて村上春樹の話になってしますね(笑)

村上春樹のことはまた別のところで。


「時間」の細分化に対する変化も面白かったですね。

経済成長を遂げるにつれ、だんだんと時間が細かくなってくる。

時間単位だったのが、分単位に、そして最後には秒単位に。


でも本当にそれっていいことなのか?

もちろん、時間を細分化するために経済成長したのではなく、これはあくまでも結果。

タイムマネジメント、という言葉が流行っているくらい時間をどう扱うかが重要視されていますね。

でも、個人的にはもっと自由気ままに時間は消費していいんじゃないかな?とか思ったり。


こんなんじゃ優秀なビジネスパーソンには絶対なれませんね(笑)



あとは、D・H・ロレンスの「アポカリプト」の話は面白かったですね。

かつてはバビロンの崩壊を願っていたキリスト教徒ですが、今では同時多発テロで見られるように、今ではイスラム教徒がキリスト教徒が作り上げた世界の崩壊を願っている。

まさに、「反転」が起きているのです。

このような話は自分が国際会議で扱うテーマが「テロリズム」のせいもあってか、とても興味深いでした。



こう読み直してみるとなんて脈絡のない文章なんだ!!

読んでくださった方々、ありがとうございますきらきら!!


社会学 (New Liberal Arts Selection)/長谷川 公一
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さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫)/高橋 源一郎
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みなさん、お久しぶりです!

レビューする本はたくさんあるのですが、書く暇が中々取れませんえー

習慣化できてません……



最近充実しています!!

昨日はゼミの担当教授の勧めで早稲田大学の「人間の安全保障シンポジウム」に参加してきました。

いやぁ~、緒方貞子さんを生で見た時は本当に興奮しましたね!

英語によるシンポジウムだったので話を聞くのにかなり集中しました。改めて英語の必要性を実感。


シンポジウム後に緒方さんと質問を交えて少し話せたり、世界経済フォーラムの副会長であるマーク・マロック・ブラウンさんとは1対1でお話できたりと大変貴重な体験ができました!

そして、自分の無知さもよくわかりました。

日々精進ですね。




それでは今日のレビューにいきましょう。

今手元にあるのがこれしかないのでとりあえず。

これは自分の尊敬するレビュアーである笑い男 さんのブログで見て、興味を持ったものです。



読み始めてまず思ったのは、

「ん??これって小説なのか??」


いや、断片的な詩をつなぎ合わせたものだろ。

というか、プロットはないのかこれは?


役所が主人公・さようなら、ギャングたち←これ名前ですよ、に娘の死を知らせる文書を送ってくるのですが、この主人公の住む世界観に関する説明は一切なし。


なんなんだこの作品は!?


小説の構造としてどうなんだこれ?

と常に思いながら読みすすめますが、実際読んでいるとすごいしっくりくる。


文章がいいのか?

内容がいいのか?

で考えると明らかに前者。


小説というものに対する価値観、可能性を広げてくれます。



ただ、これを読んだからといって何か教訓めいたことを抽出することは不可能でしょう。


読む、そして楽しむ。そんな作品です。

読み終わった後は不思議な浮遊感を味わいました。


言葉って不思議だな~きらきら!!


特に第一部の一番最初の文章が自分の中でずっと反響しています。



笑い男さんのレビューはぜひ読んでみてください。世界が広がります。